「アラスカ日記」で思うこと。

夜泣きはなくなった　けんちゃんですが

早朝に　吠えます。

５時頃に…　少し明るくなるまで待って

　散歩に行っています。

さすがに　今頃になると歩いている人はあまりいません。

 

先週末くらいから　朝の散歩道で

金モクセイの香が漂ってきます。

 

我が家の柿の実も　大きくなり始めました。

秋を感じています。

 

少し前　地方紙のくらしのページにある読者投稿の

「こだま」という欄に

「アラスカ日記」と　題して

事故で若くして亡くなった息子さんへの思いを

綴った投稿が載っていました。

 

内容と書かれた方のお名前を見て　夫が亡くなった後

一度だけ電話でお話しした方だとわかりました。

わが夫と　その方のご主人とが仕事での知り合いだったので

お電話いただいたものでした。

その時　

「私の息子も亡くなったんですよ…」と

聞いたことを覚えています。

 

投稿文に

息子さんが亡くなる前年旅したアラスカを夫婦で　

今年たどる旅をしたこと

息子さんの旅行中の日記を

「アラスカ日記」として製本したこと

などが書いてありました。

ご夫婦で旅したアラスカでは

息子さんが残した写真がどこで撮られたのか、

誰と出会いどんな所で寝泊まりしたのか…

彼に近づいてみたいという思いで巡った　と

書いてありました。

 

「これからの　１０年　２０年をどう生きるべきか

ゆっくり考えて歩みたいと思う」　と

最後に書いてありました。

 

亡くなった人の後をたどってみる…

私も　そんなことしようとを思うこともあります。

夫がなくなって来年で１０年。

あの頃　１０年後に　私はどうしているだろう…と

思っていましたが

あっという間に過ぎて行きました。

これから　また　１０年後　どうなっているのかな？