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犬猫と日向ぼっこ

ミックス犬と二匹の猫と一緒に送る毎日の記録と庭の草花の栽培日記。また、旅行先での記録などを綴る。

新じゃが

2006-06-10 15:18:48 | 思い出
今日の新聞(日曜版)に新じゃがと新たまねぎの照り煮というのが出ていた。

写真が美味しそうだったので作ってみようと、少し早いとは思ったが

我が家のジャガイモを掘って見た。

まあまあの大きさになっていた。理由は分からないが皮の表面が少し汚い。

夫が元気だった頃、この時期は梅やラッキョウ たまねぎ ジャガイモと

田舎の畑に休日にはとりに行った。貴重な休みの日を家でゆっくり

したかったがしかたがなかった。

私の実家でも子供の頃からジャガイモは作っていて、この時期は新じゃがで

母がコロッケを作ってくれていた。貯蔵に適さない小ぶりのもので。

私も結婚してこの時期には作っているが、なかなか母の味は出ない。

コロッケも大口消費者(夫)がいなくなって、作りがいが無くなったので

最近は惣菜コーナーで買ったので済ませている。

今日は新聞の「照り煮」にするが、ジャガイモを全て掘った時には

コロッケにしてみよう。やはり家で作ったジャガイモの塊が多少残った

コロッケが素人っぽい味で美味しいから。

このところ 自分の生き方に悩む事があった。自分の判断が正しいかどうか

夫がいた頃は「どう?」と聞くことが出来たが、全て、私のエンジンが

鈍くなった頭で決めようとする時、今までは平気でしていたことでも

ちょっと戸惑う事がある。少し弱気になってしまった。

そんな時は友達に長電話をして、あれこれ聞いてもらい

元気を出している。

「ずっと気にかけているからね」と言ってくれた夫に心配をかけないよう

晴れのち曇りの私の心と日傘や雨傘を使って付き合っていこうと思っている。











蛍の季節

2006-06-08 16:10:07 | 思い出
やっと雨が降り出した。確か先週の予報では週明けから

雨が降るように言っていたのに。これで入梅になるのだろうか。

最近、新聞に蛍の名所とか、蛍の見れる温泉宿とかが載っている。

子供の頃、家の前には農業用水を通す水路があった。

そして、我が家の塀いっぱいに蔦が絡んでいた。そういう状況だったので

夏になると蛍が家の前を飛んでいた。

あの頃、夏の夜は縁台を家の前の道に持ち出し、近所の大人も

子供も集まってしゃべったり、花火をしたりしてすごしていた。

当時は車が通る事もなく、せいぜい自転車がたまに通る程度だった。

まだテレビが家に来る前のこと。

近所のおばさんに、むぎわらで作った蛍かごをもらい蛍を入れて

夜、枕元において寝たりしていた。

今 考えるととても風流な事をしていたのだ!

夫の生まれたところも家の前に大きな川があって、蛍が沢山いたらしい。

「らしい」というのも、結婚後時々帰っていたが、蛍の季節は

限られているので、勤めのこともあり蛍を見に帰ることは出来なかった。

夫の父がなくなった時、通夜に来てくださった人が

蛍がきれいだったといっていた。

夫も、夫の父も一日違いで6月に亡くなった。

もう直ぐ二人の命日が来る。

今日の雨で蛍は無理だけど、我が家の咲き始めた紫陽花

が元気を出して夫を迎えてくれると思う。

夫の好きな花だったので大切に育てている。





あさりちゃん

2006-06-06 16:23:26 | 思い出
昨日、娘が職場で アサリ貝をもらってきた。

当の本人は、アサリに砂が入っていたことがあったので

それ以来食べなくなった。せっかくもらった食材、

昨夜のうちに塩水に漬かしておいた。だが、塩が少なかったのか

今朝見たら、変化なし。塩を吐いていなかった。

直ぐ塩をたして、どーして食べようかと悩む(悩む事でもないが)。

夫がいる時だったら 酒蒸しそして貝汁という献立に決まっていたが

一人でそれらを作って食べるのも気乗りがしないので、とりあえず

茹でて、みだけとって、甘辛く煮ることにした。

ここで、いつものように 昔を思い出す。

子供の頃、よく、貝堀に連れて行ってもらっていた。

当時はわが町にコンビナートが出来る前で、河口では、潮が引いた時

沢山 貝が採れた。

うっすらとしか覚えていないので、多分 3~4才くらいの時のことだと

思うのだが、母と貝堀りに行き、夢中になっていて、気がついた時には中洲で

取り残されていたという事があった。

親切な人に船で岸まで連れて行ってもらった。

もう、50年以上昔の出来事だが 子供心にドキドキしたのだろう

その時の情景は覚えている。

小学校に上がる頃にはコンビナートが出来、貝掘りも出来なくなった。

私はナイフで貝をあけて、みを出すという業は出来ないので

スプーンで取り出したが、おばあちゃんは上手に古いナイフを

使って取り出していた。それも、素早く。

そばでそれを飽きずに見ていた。

これを書いて(書くというのも変だけど)いたら、子供が小さかった時

よく見た漫画「あさりちゃん」を思い出した。

連想ゲームのように、一人あれこれ思い出す。



浴衣祭り

2006-06-04 17:25:29 | 思い出
浴衣のまつり「とうかさん」が始まっている。

2~3日前に広島市役所の観光課の職員が、とうかさんの期間は

浴衣を来て仕事をしていると、ニュースで伝えていた。

最近 浴衣なんてあまり着る事がないから、皆さん朝から

着付けに大変だったのじゃないかなと、思いながら映像を見た。

若い男性職員が着付けの先生に教えてもらっていた。

今日 娘とちょっとお出かけしたのだけど、帰りの電車で

とうかさんに行くらしい若い人が、浴衣を着て電車を待っていた。

子供の頃(小学校低学年)、夜寝る時 夏は浴衣を着ていた。

当時は パジャマと言うものはなかった。

冬はと言うと、ネルという素材の布で、やはり寝巻き(着物風)

を着ていた。

小学校高学年になると、もうパジャマと言うものも出回ってきていた。

私が幼かった頃は、まだ 戦争の影響が残っていて服も既製品というのが

少なく、近所の洋裁の出来る人に時々縫ってもらっていた。

Tシャツのような便利なものはなかった。

夏には、暑くても寝冷えをしたら大変と、クーラーも扇風機もないのに

きちんと浴衣を着て、おまけに蚊帳に入って寝ていた。

今ほど暑くなかったのかなあと、思ったりする。








お邪魔虫

2006-05-29 17:23:36 | 思い出
夕方、本日2回目のわんこの散歩に行く。彼らはたぶん川に

行きたいのだろうが、早朝と違って夕方は川べりも

散歩の人が多いし、途中も車が多いので私としては近場で済ませたい。

すきあらば、川に行くほうの道に私を引っ張ろうとする二匹を

無視して、山のほうに行った。山の登り口を少しあがったところ

まで行って帰るコース。

渋々従う二匹。この間まで山への道の端は草が繁っていたのに

きれいに刈ってあった。

いつも引っ張るももが、止まって下を見ているので私も目をやると

大きなムカデが道を横断していた。足は沢山あるのに、動きは遅い。

長さは15㎝位あった。前に住んでいた家も(イタチが出た家)

山の下だったので、梅雨に入ってじめじめした日の夜に、よくムカデが出た。

それも、今日見たムカデと同じくらい大きいものが。

はじめてみた時は、あまりの大きさに恐ろしくなった。

しかし、10年近くそこにいたので対応の仕方も色々研究し、

刺されて腫れたと言う事は、幸い親子ともなかった。

そのかわり、6月~9月ごろまのでは殆ど毎晩

寝る前に家の周りを懐中電灯を持って点検して歩いた。

家に入ってくる前に捕まえようと。

ムカデの侵入を阻止する薬や嫌うものなど、あれこれ試したが

結局、この方法に落ち着いた。もし、夜中に家の中で見つけると

捕まえるまで寝られないので、毎日の行事としてやっていた。

一匹いると必ずもう一匹いると言われていたので(つがいで行動する

という説があるらしい)家の中で見つけると面倒な事になる。

この家にいるときはトイレのスリッパもムカデが目立つ

オレンジ色にしていた。色んなところで気をつけていた。

15cmくらいのムカデを見たら都会の人はきっと

悲鳴をあげるだろう。田舎生活が団塊の世代にブームだけど

こういう虫たちとの共同生活もあるんですよ。