歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

5月17日(金)のつぶやき

2013年05月18日 01時00分46秒 | twitterまとめ

ブログを更新しました。 『表も裏も』 amba.to/12DbpW9

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鍋島直茂は早くから龍造寺隆信・政家父子に匹敵する権限を与えられたけど知行は低く抑えられて、隆信生前は自前の家臣団は碌に持てていない。その代わり新たに龍造寺傘下に入った者でこれはと思われる人材を自家薬籠中のものにしていっているように見える。中野清明や大木統清とか。

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@take_nakanishi 直茂は竜造寺家で一番の大身だと思い込んでいました。そうなると沖田畷後もそれほど知行は多くなかったのでしょうか?、知行が多くないのならば、それで竜造寺家を指導出来たのが不思議です。それとも一時的に竜造寺本家の直轄地を押さえていたのでしょうか。


大洗の明治期の古地図を見ていたら、涸沼川の大貫運河より下流に船着き場が描かれているのに気づきました。これが大貫運河の開通によって寂れたのか、大貫運河開通後も荷揚げに使われていたのが気になります。そうなると大貫運河と磯前神社に加えて、大洗の経済拠点が更にもう一つあったのかな?。


@tukaohtsu 龍造寺隆信が生前三男の後藤家信に書き送った遺言的な書状には「私が突然死んでもみなで政家を守り立てて私の生前と同じように事を進めること。鍋島信昌(直茂)は私と同じ考えの者であるから、何事もこれと相談するように」とありました。おそらくは他の息子や一門の(続く)

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@tukaohtsu (承前)主だったものにも同様の書状を与えていたものでしょう。沖田畷合戦当時、直茂は筑後の経営に当たっていました。敗戦後直茂は柳川城に帰還します。佐賀ではこの未曾有の危機に、隆信の母慶ギンが政家の後見となり、義子でもある直茂を佐賀に召還して国政に(続く)

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@tukaohtsu (承前)当たらせようとします。直茂は筑後の情勢不穏を理由に難色を示しますが結局説得されて佐賀城に入ります。ところが今度は江上家種(隆信次男)率いる城原衆から「直茂は御家乗っ取りを目論んでいる」との中傷があり直茂は謹慎して蓮池城に移ってしまいます。(続く)

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@tukaohtsu (承前)この事態に政家は「一門の者が何を言おうが私は直茂の意向に従う」との起請文を出し「御家裁判」すなわち龍造寺領国支配の全権を委任します。龍造寺宗家家督の政家が直茂と一蓮托生の覚悟を示したことが、直茂の指揮権掌握を一門・家臣団に一応納得させることに(続く)

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@tukaohtsu (承前)なったものでしょう。次に直茂の知行高の件ですが、九州征伐後秀吉から安堵された知行は龍造寺家中最大のものとなっていました。隆信の死後から九州征伐時までの間に、どのような経緯で直茂の知行が増大していったのか、これは調べてみなきゃならないことですね。

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@take_nakanishi 詳しい説明ありがとうございます。確か島津家との和睦の時に、筑後は島津に割譲したと聞いた事があるような気がするので、それにも関わらず家中最大の知行があったと言う事は、やはり竜造寺本家の直轄地を掌握したのでしょうか。


@take_nakanishi そもそも秀吉臣従時に、本家の知行地があったのかどうかが気になります。直茂だけではなく、他の一族よりも蔵入が少なかったのでしょうか。それとも港や関所の税を直茂が独占していたのかなとも思ってしまいます。


オーガストの公式サイトで、やっと『大図書館』の会長のシステム画面がダウンロード開始ですね。今度出るファンディスクでは、会長の追加シナリオを期待しています。



5月第2週の声優ラジオ感想 その1

2013年05月17日 00時08分53秒 | 声優ラジオ関連

『夜中メイクが気になったから』:第47回
 ●パーソナリティー:たかはし智秋さん(欠席)・上坂すみれ軍団長・寺川愛美さん
 今回はチアキング先生がお休みと言う事で、どんな内容になるかと思ったら、突如謎の男性が登場します(汗)。結局最後まで名が語られる事はありませんでしたが、この人
誰なんでしょうね。個人的には『Lady Go』で時々喋っている男性の声に似てるような気もしますが、私はそれほど耳が良い訳ではないので判りません。
 ただこの男性のおかげで、思ってたよりも今週のやり取りは面白かったですね。寺川さんを「ゆとり」と弄ったりするなど、オネエ言葉を使いながらも上手く番組を回してくれたと思います。そのような中でも軍団長と寺川さんは相変わらず仲良くケンカしていましたね。特に軍団長がアーティストデビューするに従い、先輩となる赤坂さんについて聞かれた時、「同世代として誇りに思います」発言には大笑いさえて頂きました。ただ、この謎の男性でさえ二人の制御に苦労していたのを聞くと、チアキング先生の偉大さを実感した回でした。

『501st JFW.OA~第五○一統合戦闘航空団公式放送~』:第53回
 ●パーソナリティー:福圓美里さん&森永理科さん
 今回から501のキャラと、501以外のキャラ以外の組み合わせとなりましたが、ミニドラマでの芳佳がフェルナンディアに対しての扱いが酷かったのが印象的でした。個人的にはリネットばかり腹黒を強調されていますが、今回を聞く限り芳佳の方がよっぽど腹黒と感じてしまいました(^^;)。
 ラジオ本編での感想としては、正直森永さんのラジオトークは初めて聞いたのですが、もっと芸術家肌の人かと思っていたら、想像以上にテンションが高かったのに驚きました。また福圓さんと森永さんが占いや風水の話題で盛り上がっていたのには、普通な声優さんの番組っぽいとも思ってしまいました。そのような中でも相変わらず世界観からブレないエイラとサーニャは最高でした。個人的にはもう少しこの二人の出番が増えてほしいです。

その他に聴いた番組
『SCRUM Radio ~らむらじ~』:第42回
 ●パーソナリティー:小暮英麻さま&荻原秀樹さん
『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第248回
 ●パーソナリティー:川瀬浩平氏&伊平崇耶氏
『とあるラジオの超電磁砲S』:第08回
 ●パーソナリティー:伊藤かな恵さん&豊崎愛生さん


5月15日(水)のつぶやき

2013年05月16日 01時00分54秒 | twitterまとめ

新撰組に関しての新説との事で、本日発売の東京新聞朝刊を読みましたが、全体的には否定的なのかな?。ただ反対意見として史料の読み間違いが多い事で有名な菊池明が居るのに苦笑い。まあ菊池明からすれば、自分の生命線である新撰組利権が、新説によって崩されるのが嫌なんだろうな。


丸山荘さんが、11月のあんこう祭の前日がもう予約完売のニュースを聞いてビックリ。いつの間にやら肴屋さん以上の人気店になっているような...。



5月14日(火)のつぶやき

2013年05月15日 01時00分51秒 | twitterまとめ

ブログを更新しました。 『どの時点を維新の完結とすべきか』 amba.to/11B4lhh

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お疲れ様です。ブログもツイッターもする間もなかったとは、本当に修羅場だったのですね。 @itaru_ohyama ゲラ戻し完了。


次回の大河、鳥羽伏見の開戦前をどこまで描いてくれるかな。個人的に鳥羽伏見の戦いは、開戦直前まで徳川慶喜が薩長を凌駕していた政略の優位を、薩長連合軍が戦術的勝利で逆転したとの認識をしているので慶喜の政治的手腕に注目しています。



4月第5週、及び5月第1週の声優ラジオ感想

2013年05月14日 22時59分54秒 | 声優ラジオ関連

『夜中メイクが気になったから』:第48回
 ●パーソナリティー:たかはし智秋さん・上坂すみれ軍団長・寺川愛美さん
 今回の冒頭の寸劇は、お互いの名前にかけた「ラブリーバイオレット」と言うユニットを軍団長と寺川さんが組んだものの、姉妹のように仲が良いとの触れ込みとは裏腹に、仲が悪い二人と言う、まるで現実の二人を彷彿させる寸劇でした(^^;)。でもある意味誰にでも丁寧な軍団長が、ぞんざいに扱える寺川さんは貴重な存在で、ひょっとしたら逆説的に誰よりも仲の良いのではと思ったしまう今日この頃(^^;)。ちなみにそんな二人の仲の更なる親密を期したのか(?)、チアキング先生は次回から二週間休みで、次回からはラブリーバイオレットの二人の配信になりそうです。果たして、どうなります事やら...(^^;)。

『中二病でも恋がしたい!~闇の炎に抱かれて聴け~』:第31回
 ●パーソナリティー:内田真礼さん・赤崎千夏さん・浅倉杏美さん・上坂すみれ軍団長
 最後にニコ生配信となった今回ですが、軍団長のどのような部分が中二病かとの話になった際、赤坂さんが「眉毛が出ている所」が発言して、抗議した軍団長が赤坂さんをポカポカする様が微笑ましかったです。仲良いですね、この二人(^^;)。また内田さんのクイズ解答は相変わらず神がかっていました(^^;)。

『A&G NEXT GENERATION Lady Go!! (月曜日回)』:第83回
 ●パーソナリティー:上坂すみれ軍団長 
 鶯谷のイベントが終わってからの生配信と言う事で、珍しくシンプルな衣装の軍団長が印象的な回でした。ところでラジオ本編の感想ではなくなってしまいますが、軍団長のイベントに二日とも参加させて頂きました。そのイベントでの軍団長が想像以上にパワフルだったのが印象的でした。本番組で約二年前に実施された体力測定を見た時は、文系なので体力はあまり無いのかなと思いましたが、本イベントでは踊りながら歌ってくれたので、そのパワフルさに驚きました。そのあれだけ激しいイベントが終わった後で、本番組の収録をして、更に別番組にゲスト出演するなど、この日は軍団長のパワフルさに驚かされた日でもありました。名古屋・大坂まで行くのは無理ですが、東京の夏のイベントには参加したいと思います。

その他に聴いた番組
『SCRUM Radio ~らむらじ~』:第41回
 ●パーソナリティー:小暮英麻さま&荻原秀樹さん
『とあるラジオの超電磁砲S』:第07回
 ●パーソナリティー:佐藤利奈さん&新井里美さん
『Studio T Paradice』:第350回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・浅井晴美さん・坂田有希さん・西垣俊作氏
『WHITE ALBUM2 同好会ラジオ』:第36回
 ●パーソナリティー:米澤円さん&生天目仁美さん 
『ゆず生ラジオ 3rdシーズン』:第11回
 ●パーソナリティー:ろど氏・Famishin氏・煎路氏
『今井麻美のSinger Song Gamer』:第210回
 ●パーソナリティー:今井麻美さん


5月13日(月)のつぶやき

2013年05月14日 00時59分58秒 | twitterまとめ

bit.ly/13e6cD8 もちろん目当ては、秋山殿の戦車講座(注:自衛隊の紹介DVDです)。てっきり1コーナーだけかと思ったら、副音声が全編秋山殿でした。何ですか、この『ガルパン』ファンディスクは(^^;)。何気に朝鮮戦争や中東戦争の話もあって面白いです。



5月12日(日)のつぶやき

2013年05月13日 01時00分24秒 | twitterまとめ

大河ドラマ視聴完了。面白くなってきましたね。今まで大河で土佐藩と言えば坂本龍馬ばかり目立っていましたが、坂本がモブ扱いで板垣退助が目立っている展開に満足しています。


いよいよ次回は鳥羽伏見ですか。幕府歩兵が出て来た以上、「火力が優れているから薩長連合軍が勝利した」と言う俗説ではない展開を期待しています。ただ不満なのは薩摩ばかりクローズアップされて、長州は山田顕義も福田侠平も出て来ないのが不安です。それにしても弥助どんは相変わらずイケメンですな

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『ガルパン』OVA第五話のダイジェストをやっと見ましたが、やはりこの二人が今まで友達でなかったのが不思議です。趣味嗜好を考えれば親友同士でもおかしくないのに。それにしてもエルヴィンさんがこれだけ喋るのって、今まで本編中の台詞量よりも、今回のOVAの方が多くなりそうな気がします


今夜の大河ドラマ「八重の桜」。大政奉還から王政復古政変。内容的には不満。会津は無垢で純真、薩摩は腹黒くて狡猾。そんな会津なら、なぜ5年も京都を支配して恐れられたか説明つかない。大政奉還直後、会津が小松・西郷・大久保を襲撃しようとしていたことは会津藩文書にも書かれているのに。

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茨城県:大洗町の歴史めぐり その1

2013年05月12日 17時50分18秒 | 登城記・史跡訪問

大洗と河川流通について
 今回は『ガルパン』を離れて、純粋に大洗町の歴史めぐりをしたいと思います。現在の大洗の主要産業は漁業と観光業ですが、江戸時代は漁業と共に河川流通で繁栄した町でした。江戸時代の奥州諸藩が江戸に米や特産品を送る際は、太平洋上を海岸沿いに南下しながら那珂湊で川船に積み替えて、涸沼川を進み途中陸送して巴川まで運び、そこから北浦を経て利根川に入って江戸に至ると言うのが一般的なルートでした(江戸時代当時は房総半島周りのルートは技術的に使えませんでした)。
 この当時の奥州から江戸に至る物流ルート沿いに位置する大洗の町は、河川流通の拠点としても栄えました。特筆すべきは『ガルパン』最終話の優勝パレードを通った県道106号線は、元々運河だったのを埋め立てて作られた道でした。この大貫運河は涸沼川から分岐されて掘られており、奥州から運ばれた物資を大洗で卸すのにも、大洗の名産物を江戸に荷揚げするのにも最適な河岸でした。大洗を聖地巡礼した方ならば判ると思いますが、町内の道でこの県道106号だけやけに道幅が広いのは、かつては運河だった名残です。今でこそこの県道106号の周辺は住宅地になっていますが、江戸時代はこの運河周辺が大洗の中では磯前神社周辺と並んで栄えていました。もっとも現在の大洗の町自身が江戸時代は大貫・磯浜・祝町に分かれており、大貫は大貫運河を中心に商業で栄え、磯浜は磯前神社への参拝客相手で栄えた町と表現するのが正しいかもしれません。


 現県道106号


 同じ県道106号線、右奥に現存している運河との合流点が見えます。


 現存している大貫運河。奥に涸沼川が見えます。

 
 涸沼川の現況。

 今でも旧大貫運河の県道106号線沿いに若干の米屋や寿司屋がありますが、江戸時代に運河から荷揚げ荷卸しして商売していた頃からの老舗の可能性が高いです。よそ者からするとこの県道106号線が、大洗の商店街の終点との印象がありますが、この県道106号線の南に「上宿」「中宿」「下宿」と言う地名が在るのを考えると、当時はこの運河(106号線)の南側に、大貫の宿場町が形成されていたと考えられます。ある意味運河の北側が商業街で、南側が宿場町と分かれていたのかもしれません。




 バス停の標識から、かつてここが宿場町だったのを偲ぶ事が出来ます。

大洗の台場(砲台跡) 
 幾ら河川流通で栄えたと言っても、大洗の特徴は太平洋に面している事。この為に幕末には幕府から命じられて、異国船を砲撃する砲台(台場)が、大洗の中に二つ(磯浜海防陣屋と祝町向洲台場)築かれます。この内、磯浜海防陣屋は『ガルパン』四話で一年生チームが木登りして戦況を見ていた小山と言えば判るでしょうか。元々は日下ヶ塚古墳と呼ばれる前方後円墳の上に築かれており、そのような意味では第四話で一年生チームが登っていたのは小山では無く、古墳と呼ぶべきでしょうか。
 大洗沖に出現する異国船を砲撃する為に築かれただけあって、見晴らしは良いです。しかしこの砲台が異国船相手に砲撃をする事は無く、皮肉にも水戸藩内の内戦である天狗党の乱にて実戦を経験する事になります。

 
 海防陣屋跡。


 海防陣屋跡からは大洗沖が一望出来ます。


 ここは陣屋跡なのか、古墳跡のどっちなのでしょう。


 日下ヶ塚古墳の碑。

大洗と天狗党の乱
 水戸藩の内訌については、大洗の歴史とは直接関係ないので割愛させて頂きます。幕末に多くの藩で起きた尊王派と保守派の権力闘争が、特に激しくなったものと考えて頂ければ結構です。
 元治元年(1864年)の水戸藩の藩政は保守派である諸生派が握っていました。一方の尊皇派である天狗党は、幕府の対外姿勢に不満を持ち、藤田小四郎を盟主として筑波山にて挙兵します。この反幕姿勢を取る天狗党に対して、藩の存続を危ぶんだ諸生派が天狗党への弾圧を開始したので、水戸藩内は内戦状態になりました。自藩の内戦状態を知った江戸在府の水戸藩主徳川慶篤は、水戸藩支藩の宍戸藩(現笠間市、大野さんの出身地)主である松平頼徳に、水戸藩内の鎮静を依頼して出兵させます。こうして頼徳は宍戸藩兵を率いて水戸を目指しましたが、その中には天狗党の武田耕雲斎も含まれていました。
 水戸城下に八月十日に到着した頼徳勢でしたが、諸生派との交渉に失敗すると一旦那珂湊に後退するものの、既にこの時点で諸生派の軍勢と交戦し、なし崩し的に反諸生派となってしまいます。頼徳は更に那珂湊から後退し大洗に入り、前述の海防陣屋を拠点とします。大洗内では祝町の願入寺が諸生派の拠点になっていましたが、頼徳勢は十二日に願入寺を攻撃して諸生派を追い払った為、大洗は一時的に頼徳勢に占拠されます。
 翌十三日、那珂湊の諸生派と大洗の頼徳勢の間で砲撃戦が行われます。頼徳勢は祝町向洲台場から那珂湊の諸生派を砲撃した為、遂に諸生派も水戸に後退したので、頼徳勢は那珂湊の占拠にも成功します。頼徳は拠点を那珂湊に移して、再度水戸に侵攻を開始するものの、水戸城下の戦いでは諸生党の守りを破る事は出来ずに、結局再び那珂湊に後退します。尚、諸生派と交戦する頼徳の元には次第に天狗党や湖来勢等が集まった為、実質頼徳は天狗党との認識をされるようになります。
 九月までは頼徳勢と諸生派との戦線は膠着状態だったものの、九月中旬になると正式に幕府が天狗党討伐の為に出兵させた、幕府陸軍と諸藩兵による追討軍が大洗にも到着します。十九日には頼徳勢が大貫運河を越えて、大貫町の浅間神社に陣する幕府軍を攻撃するなど攻勢に出る場面もありましたが、基本的には大貫運河を挟んで両軍が睨み合う戦況が続きました。しかし二十二日に幕府軍の総攻撃が行われると、遂に頼徳勢の防衛ラインも破られ、、大貫運河の突破を許す事になります。大貫運河を突破した幕府軍は、更に海防陣屋にも迫った為、頼徳勢は海防陣屋を放棄、西福寺(肴屋旅館さん北東、月の井酒造さんの裏手)まで戦線を後退させます。しかしこれ以上戦線を保持するのは無理と判断した頼徳勢は、磯浜町と祝町に火を放ち那珂湊に後退したので、この日をもって大洗の天狗党の乱は終わりを告げました。




 天狗党の乱で、幕府軍の本営となった西光院。

 こうして大洗の天狗党の乱は終わりましたが、その後の天狗党に着いて簡単に説明させて頂きます。頼徳は最終的に幕府に謝罪降伏するものの、幕府から切腹を命じられて、宍戸藩もとり潰しとなってしまいます。一方の天狗党は常陸から離れて、尊皇派に理解があると言われる京の一橋慶喜(水戸藩主慶篤の弟、後の最後の将軍徳川慶喜)に陳情しようと、京を目指して行軍を始めました。しかし目指した慶喜自身が天狗党討伐の兵を率いて来た事を知ると、進路を北に取り絶望の逃避行の末に越前敦賀で降伏します。ここで武田や藤田を始め多くの者が処刑されると言う悲劇を生みます。
 余談ですが、諸生派により徹底的に粛清された天狗党と言えども生き残りは居て、天狗党の乱から四年後の戊辰戦争では、武田の孫が明治新政府から諸生派を討伐する許可を得て水戸に進駐。今度は逆に諸生派関係者の粛清を行います。これを知った水戸を離れていた諸生派は、戦況も何も関係なく水戸を目指し、水戸城下で再び諸生派と天狗党は激突するものの、もはやこれは「戦争」ではなく、「殺し合い」に過ぎませんでした。こうして明治維新・戊辰戦争の大事な時期に身内同士の殺し合いに狂奔した水戸藩は、明治新政府に優位な人材を送る事が出来ず、かつては尊王思想の総本山だった水戸藩は時代の流れに取り残されてしまったのです。

 このような身内・近隣同士の殺し合いとなった天狗党の乱については、特に水戸の方はあまり話したがらないと聞きます。しかし大洗は天狗党の乱の舞台にはなったものの、大洗の住民が諸生派と天狗党に分かれて争った訳ではないので、地元の方もフラットな視点で天狗党の乱についての話を聞かせてくれたのが印象的でした。その一方で「天狗党」の事を「天狗」と呼ぶなど、この町には天狗党の乱と言う歴史が息づいているのが実感出来ました。
 さて今回の記事では大貫運河と河川流通、天狗党の乱の際の大洗南部の戦いについてを中心に書かせて頂きましたが、後日作成する予定の、その2では大洗磯前神社と祝町向洲台場についての歴史、そして天狗党の乱での大洗北部の戦況について書かせて頂きたいと思います。

 訪問日:2013年05月05、06日


5月11日(土)のつぶやき

2013年05月12日 01時00分27秒 | twitterまとめ

江戸時代の奥州から江戸への物資流通ルートは、海上から那珂湊~涸沼川(大洗)~涸沼~(陸送)~北浦~利根川~江戸だったみたい。何か本当に大洗は河川流通の重要拠点だったようですね。涸沼川から分岐した運河なんて、まんま河岸ですし。


『ガルパン』最終話で優勝パレードで通った県道106号沿いに、数件寿司屋が在るのを見て「何で海沿いではなく、こんな所に寿司屋があるのだろう」と疑問に思いましたが、県道106号が江戸時代は運河だったのを考えると、江戸時代からの河岸魚市場直営の老舗なんだろうな~と認識を改めました。

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5月10日(金)のつぶやき

2013年05月11日 00時59分56秒 | twitterまとめ

第三回 『ガールズ&パンツァー』:大洗聖地巡礼の旅 goo.gl/S7l8V


やっと第三回大洗訪問の感想をアップ出来ました。本当は昨日アップしたかったのですが、ブログの設定画面で一日に画像を100枚以上アップは出来ませんと表示されてしまい、今日の更新となりました。しかしブログを始めてかれこれ7年くらいになりますが、そんな制限があるとは知らなかった(^^;)


大洗を訪れて気になった天狗党の乱ですが、他の地域ではあまり触れたがらないこの戦いも、大洗はあくまで戦場になっただけでした。ここに住んでいる人が敵味方に分かれて戦った訳では無いので、歴史がある街にも関わらず、天狗党の乱がタブーになっていなかったのが興味深かったです。


大洗聖地巡礼の記事が完成したので、今度は大洗の歴史めぐりの記事を作成中。個人的には、河川流通の面で興味深い町だと思います。奥州からの荷物を、大洗で涸沼川に載せ替えて江戸に送っていたのですが、更に涸沼川から分岐した運河で荷揚げ荷卸しをする場所として発達した模様です。


その運河を埋め立てたのが、『ガルパン』12話の優勝パレードで通った道と言うのが面白いです(^^;)。現在はこのパレードで通った道は、大洗の端との印象ですが、江戸時代はこの運河を中心に栄えていたので、大洗の宿場町は中心部から見て、この運河(道)の向こうに在ったと言うのが興味深いです



2013年05月 『ガールズ&パンツァー』:大洗聖地巡礼の旅

2013年05月10日 00時27分12秒 | ロケ地訪問(聖地巡礼)

 先月「街なか かくれんぼ」に行った際は、風が強かったのと日曜なので閉まっている店が多かった為に、あまりPOPを撮影出来ませんでした。特にさおりんを撮影出来なかったのが痛恨の極みだったので、GWにリベンジをしに三度目の大洗への聖地巡礼に行ってきました。GWでPOPは撤去されると言われていたので(実際には展示期間が延期されました)、このGWで全制覇しないといけないと思い、今回は泊まり込みで行く事としました。泊まるのは丸山荘とあだ名される大勘荘さまです(^^;)。

 まずはネットでも話題になっている、水戸から大洗鹿島線に乗っていると常澄駅と大洗駅間に見える、ナスカの地上絵ならぬ戦車の地上絵です(^^;)。位置的には両駅のほぼ中間に当たり、涸沼川まで行ってしまったら行き過ぎです。


 地上絵1。画像は大洗駅から水戸駅に向かっての方向で撮影しています。


 地上絵2


 地上絵3


 また地上絵を、間近から見て。


 ところで、帰宅後に地上絵の画像を確認していたら、戦車の上に何か描かれていたので拡大してみたら、「やだもー」と書かれていました(^^;)。
 何と言うか、大洗駅に到着する前から、このように楽しませてくれると、駅に到着する頃にはテンションMAXです(^^;)。

 さて聖地巡礼から書かせて頂きますが、まずは第一回の聖地巡礼記事から訂正させて下さい。第四話でみほ達が載るⅣ号工事中により行く手を遮られた際、旅館福本楼の脇道から生徒会の38(t)が現れますが、第一回の聖地巡礼の際は、そんな脇道は無いと書いてしまいました。しかし今回よく見たら細い脇道がありました。


 もっとも、とても戦車が通れる道幅ではありませんが(^^;)。


 ただ、こうして通っていくと、Ⅳ号の気分が味わえるので、Ⅳ号の進路を再現したいと思います。


 肴屋・福本楼・兼本薬局が在る道とは、一本隔てた道に出ます。ここでみほは聖グロリアーナの車両と並行しての走行を指示します。


 みほが聖グロリアーナの車両の位置を脇道から確認する場面がありますが、この脇道かな?。




 一本隔てた道を走行したみほは、大通りに出て壁伝いに走行する事を指示。大通りに出てきたマチルダⅡの側面を砲撃して撃破します。これ以降は以前書いた聖地巡礼と同じです。

 また今回は同じく四話で、搭乗車両を放棄して逃げだした一年生チームが、戦況を眺めていた小山に登ってきました。この小山は古墳であり、幕末には水戸藩がこの古墳の山に、異国船を砲撃する為の砲台を築きます。しかし皮肉にも、この砲台が使われたのは異国船相手ではなく、水戸藩士同士の内乱である天狗党の乱の時です。12話の優勝パレードの際に大洗女子学園の車両が学園艦目指して通った道は元々運河で、天狗党は一年生チームが登った山から、運河対岸の幕府軍目がけて砲撃を行いました。


 海防陣屋(砲台)跡と標識。


 山頂からはマリンタワー方面がよく見えて、この小山(砲台跡)が見晴らしが良いのが判ります。


 ただし一年生チームが見ていた方向は、木々に阻まれて見渡す事が出来ません(汗)。


 尚、この山に至る道は細い小道ですが、この道を一年生チームの皆が登っていたと考えると微笑ましいです(^^;)。

 それでは、ここから「ガルパン街なかかくれんぼ」の画像になります。今回は前回撮影出来なかった子達を撮影すると共に、大洗の食べ物を色々食べてみようと思って訪れましたので、半ば買い食い道中記になっています(^^;)。尚、画像の紹介順は前回(第二回)と同じにさせて頂きます。

あんこうチーム

 制服みほは大洗シーサイドホテルさん。
 前回のロビーから、今回訪れた際は玄関に移動していました。


 パンツァージャケットみほは坂本文具店さん。


 こちらで大洗女子学園の校章のシールを作ったと聞いていたので、訪ねてみましたが、とっくに完売してしまったとの事(涙)。たった
た150枚生産では瞬殺ですね(涙)。


 そして今回の最大目標だった、総菜屋のカワマタさんの看板娘となっているさおりんです。
 良かった今回は撮影する事が出来ました~。半ばこの子を撮影する為に今回来たと言っても過言ではないので、撮影出来て本当に良かった...。また今回訪れた時、たまたまさおりん自転車に乗って来ていた方がいたので、自転車と一緒に撮影させて頂きました。


 看板にもさおりんのイラストやら住民票が貼られており、本当にすっかり看板娘と化しています(^^;)。


 イラストは店内にもあり、先日のイベントで開催された、看板娘第一位のお祝いメッセージが書かれていました。


 そして、これが噂の「さおりんの肉じゃが」。感動しながら食べてしまいました(^^;)、思わずお土産用にも買ってしまったくらい美味しかったです。しかし肉じゃが得意との本編ネタが、このような形で昇華されるとは(^^;)。


 秋山殿は年宝菓子店さん。
 まいわい市場でも販売している増加装甲飴は、このお店で作っていると知ってビックリしました。


 華さんが居るのは、大洗名物「みつだんご」のたかはしさん。
 実は私が訪れた際は丁度テレビの取材がされており、これはヤバイと思ってテレビ局のスタッフが居なくなるのを待って購入してきました。おまけに麻子のカードスリーブを貰った時は驚きました。訪れる客層をよく研究されていると思いましたが、華さんではなくて何故麻子?。

 
 そしてこれがみつだんご。本当ならばお店で食べたかったのですが、前記のとおりテレビ局がたむろしていたので、持ち帰りで購入して帰りの特急内で食べました。柔らかくて美味しいです。


 家に着いても、まだ温かく美味しかったです。大洗にはもう一店みつだんごの店がありましたが、個人的にはたかはしさんの方が好きです。


 大洗ホテルさんの麻子はアルバイト店員になっていました(^^;)。


 そして、これが麻子の名詞です。何気に凝っていますね、この名刺を求めて大洗ホテルさんにはたくさんのファンが訪れていました。

 あんこうチームの関係者の皆さん

 みほのお母さんはさまた接骨院さん。
 前回訪れた際に、正直接骨院では幾らファンが訪れても美味しくないだろうな~と思っていたら、今回訪れたら「日本戦車道連盟指定施術院」の看板が建っていたり、しほさんも三角巾を着けてる上に、そこから覗く手は骨だったりなど、接骨院さんなりに楽しんでいるのが伝わってきて嬉しくなりました。


 秋山殿のお母さんは酒屋のPLAZAさんですが、しまった今回お父さんを撮影するのを忘れました(^^;)。女の子達は皆撮影出来たのでホクホク顔だったら、まさかこんな落とし穴が...、まあお父さんの画像を見たい方は、第二回の記事を参照して下さい(^^;)。


 相変わらず、福本楼さんの風景に溶け込んでいる華さんのお母さん。


 お蕎麦屋の常陸屋店頭の新三郎。今度ここのお店でも食べてみたいな~。


 前回何の店が判らないと書いてしまった酒井屋さんは食料品店でした。今回訪れたらおばあにちなんで「おばあのおはぎ」を売っていてビックリ。しかも売れている模様でした。この商店街の人たちはノリが良いですね~(^^;)。

 歴女チーム

 前回は撮影出来なかった加藤豆腐店さんのカエサルさん。お店はお休みでしたが、POPはわざわざ展示してくれていて感謝です。


 同じく前回は撮影出来なかった左衛門佐は江口又新堂さん。こちらは本屋さんだったのですが、流石は左衛門佐が居るだけあって、店員の方が歴史に詳しく、色々興味深い話を聞かせて頂きました。天狗党の乱についての同人誌も販売していましたが、これが本当に参考になる内容で勉強になりました。天狗党の乱についてだけではなく、江戸時代の大洗の河川流通についても教えて頂き、果ては貴重な古文書まで見せて頂きました。思わず30分以上話し込んでしましましたが、次に訪れる際はもっと勉強して行きたいと思っています。本当に今回一番楽しいお話をさせて頂きました。

 
 ちなみに、これだけ歴史に詳しいのですから、左衛門佐をお店側からリクエストしたのかお尋ねしたら、ご自分でリクエストした訳では無くて、商工会のチョイスとの事。もっともお店側からしたら「やっぱり」だったそうですが(^^;)。でもこれってお店側が、キャラの性格を把握している証左ですので嬉しかったです。


 江口又新堂さんに教えて頂いたお話によると、天狗党の乱ではエルヴィンの和泉屋米穀店さん付近が激戦地になったみたいですね。こちらの店主さんは「自分はそんなに歴史に詳しくない」と言いながらも、天狗党の事を天狗と呼んでいた事に、この町に歴史が息づいていると実感しました。
 ところで優勝パレードをした道路が、かつては涸沼川から分岐した運河だったのならば、現在この道に面している和泉屋米穀店は、江戸時代には運河から積み荷を荷揚げ荷卸しして商売をしていたのでしょうね。このようにお店の立地からも、歴史を感じられる大洗の町は素敵だと思います。


 前回は店内に居た、玉屋さんのおりょうさんも今回は外に出ていました。

 聖グロリアーナ
 
 前回は扉越しの撮影となったダージリンさんも、今回は外に出ていました。
 今回はティーセットも健在です(^^;)。

 
 同じく前回は車内姿しか撮影出来なかった、お茶の国井屋さんのアッサムさんも、今回は店頭に出ていました。


 この国井さんは本来日本茶屋さんなのに、今回訪れたらわざわざアッサムティーのクッキーセットを用意してくれていました。画像を撮影するのを忘れてしまいましたが、このようにファン向けの企画をしてくれるのは本当に嬉しいですね。


 そして前回は不在だったオレンジペコちゃんも今回は無事撮影。
 何気に人気者なのか、一緒に記念撮影している人が多かったですね。

バレー部チーム

 前回は撮影出来なかった、キャプテンの磯辺さんの鳥考さんも今回は営業していました。 
 私は食べれませんでしたが、友人が美味しいを連発していました。

 
 佐々木さんは相変わらず、おもちゃ屋のタグチさんのショーケース内で、さおりんと一緒にに並んでいますが、どうしてもさおりんの方が目立って見えてしまうような...(^^;)。


 近藤さんは魚忠の店頭。
 公式の地図では二階が寿司屋と書かれていましたが、中から上がれるのかな?。


 前回は撮影出来なかった、森屋菓子店さんの河西さん。

 サンダース

 何かあちこちの映像でにも出ているケイは、本当に飯岡屋水産さんの看板娘となっていますね。


 前回撮影出来なかったナオミは、食事屋のあんばいやさん。


 二階は民宿なのかな?。


 小林楼さんのアリサ。1月に泊まった時は、ここにまさか『ガルパン』のPOPが建つようになるとは思わなかったな~。

 生徒会チーム

 会長のお店の丸五水産さんに、このような看板があったので、何かと思ったら干し芋が完売したのを撃破と表現していたとの事。相変わらずこの店はノリが良いですね。




 更にお店横には「○五式軽鮮車」と書かれた軽トラがありました。なるほど戦車ではなく、鮮車ですか、これは上手い(^^;)。


 鮮車は判りましたが、何で○五式なのかと思っていたら、丸五水産さんだから○五式ですか。本当にこういう風に楽しそうに参加してくれるお店があると、こちらも楽しいです。


 ちなみに会長は不在で、このような張り紙がされていました。
 実際にももがーさんの所がどうなっていたかについては、ネトゲチームの所を参照下さい。


 今回は、副会長は副会長は茨城県信組さんの店頭に出ていました。


 前回は撮影出来なかった桃は、八百屋の石福さん。
 今回訪れた際は果物串を販売していて賑わっていました。

 ちょっと一休み。











 最終回放映後、商店街の皆さんが優勝記念ののぼりを作ってくれたので撮影してきました。


 こちらの花屋さん、特別POPは無いのですが、各キャラの好きな花をピックアップして販売してくれるなど、町を盛り上げてくれています。


 アウトレットのクレープ屋さんで売っていた、干し芋クレープ。本当は戦車クレープの方が購入したかったのですが、売り切れていたので、こちらを購入。
 クレープの包装紙、ファンはこれ目当てと判っているので、二重に包装してくれており、こちらはクレープで汚れないように配慮してくれています。クレープを生まれて初めて食べたので、どうやって食べて良いか判りませんでした。


 クレープ屋さんも意外とノリノリ?。

 風紀委員チーム

 前回発見出来なかった、そど子さんは蕎麦屋の大進さんの店頭で発見。


 前回は撮影出来なかったので、もう一枚。


 ゴモヨさんはスルガヤ薬局さん。


 パゾ美さんの、みむらさんは今回は営業していました。

 アンツィオ

 アンチョビが居る「やまと呉服店」は、もはやファンの間では「アンチョビタオル店」と言った方が通じるような気がします(^^;)。 
 以前は二階に居ましたが、OVA化を機に一階に降りてきた模様。ある意味、これから一番盛り上がりそうな場所ですよね。


 そしてこれが、やっと購入出来た優勝記念と黒森峰のタオルです。

 ネトゲチーム


 ファンの間で有名な肉屋ウスヤさんのももがーさん。


 店頭にイラストや優勝旗が飾られていて、これだけでもファンとしては嬉しくなってきます。また前回は土砂降りにあったせいで替えなかった串カツも、今回は無事購入出来ました。ファンの間では大人気の模様で、この道を通った人は皆買っているのではないかと思う勢いでした。


 そして、これがその串カツ。人気なだけあって確かに美味しいです。


 思わず一日目と二日目の両方購入してしまったくらいです。


 二日目に訪れた際には、上記のとおり会長がウスヤさんに来ていて2ショット状態でした。多分丸五水産さんの方が、お店が休みなのでファンの為にしてくれたサービスだったと思いますが、そこに「極秘会談中」と張り紙をしてくれるなどセンスが素晴らしいです。


 ぴよたんさんはラーメン屋の藤乃屋さん。


 前回発見出来なかった、ねこにゃーさんは川崎燃料店さんで発見。

 プラウダ


 今回はカチューシャは、酒屋のSAKAGENさんの店頭に居ました。映画化を祝うメッセージはこの店だけではなく、大洗の町中に溢れていました。


 ノンナが居るのは干物などのお土産を扱う森寅商店さん。
 今回はお土産に干物を購入したのですが、その時の会話。店員さん「これからあちこち回ります?、私「ハイ、ですので発送します」、店員さん「その方がたくさん写真撮れますものね」、私「ありがとうございます~」。あれ、お互い目的語を言っていないのに会話が成立している(^^;)。と言うか、他にも客はたくさん居たのに、何故私は『ガルパン』ファンと判ったのだろう...。

 その他の人たち

 月の井酒造店さんの入り口に立つ蝶野さん。


 前回の撮影では、ガラスの反射で見難かった、海産物の浜野屋さんの審判員A子さんも、今日は店頭に立っています。


 同じく前回の訪問時は店内に居た、大黒屋青果店さんの審判員B子さんも今日は外に出ています。


 服屋のヨシモトさんの審判員C子さん。何気にこの子可愛い気がする(^^;)。

 自動車部チーム 


 小沼酒店さんのスズキさん。早朝に訪れたのですが、ちゃんとカーテンの外側に配置してくれているのはありがたいです。


 ホシノさんの海産物屋のかじまさんは今回もお休み。でも相変わらずPOPはちゃんと飾ってくれています。


 今回もツチヤさんが居る豊年屋機工部倉庫さんは休みでした。


 ただ本人は相変わらず二階に居ます。


 前回はお休みだったパン屋ブリテンさんのナカジマさん。
 今回は念願の「ガルパン」を購入する事が出来ました(^^;)。ただし人気商品の為、一日目に行った際は既に売り切れでした。帰宅後撮影したのですが、私のしまい方が悪かったせいで崩れてしまい、この画像をアップすると逆にイメージダウンになりそうなので画像はありません。う~ん折角ボリュームがあって美味しかったのですが...。

 黒森峰


 前回食事したまほお姉ちゃんのさかなや隠居さん。今回も覗いてみましたが、行列が店外にはみ出していたので断念。


 そして今回食事をしたのは、エリカが目印の刺身割烹のかま家さん。


 こちらで注文したのが海鮮丼。ところで私たち『ガルパン』の多くは、どこで食事をすればよいのかが判らないので、必然的にPOPが建っている店を訪ねます。この為にこの日のかま家さんには『ガルパン』ファンが殺到し、お店の方が軽くパニックになっていましたね。私も機転を利かせてそど子さんの蕎麦屋にでも行けば良かったかな~。

 一年生チーム
 そして今回も最後は、個人的に推している一年生チームです。


 大久保酒造さんは、やれば出来る子桂利奈ちゃん。
 こちらのお店も店員さんが気さくで、一緒に記念撮影したいな~と試行錯誤をしていたら、「パネルを動かして良いですよ」と言って頂いたので、無事店内で記念撮影を実施。


 大久保酒造さんで購入した『ガルパン』リキュール。本当は桂利奈ちゃんの凱旋記念酒が欲しかったのですが、残念ながら完売しており、次回入荷の予定は無しとの事(涙)。


 前回は撮影出来なかった、黒沢米穀店の宇津木ちゃん。今回は撮影出来た良かったです。


 黒沢米穀店さんで購入した宇津木ちゃんのお土産。正直お米屋では買える物は無いだろうな~と思っていたら、このようなファン向け商品があって嬉しかったです。宇津木ちゃんの出身地であるひたちなか市のもち米使用とのキャッチフレーズは、お米屋さんならではのものですね(^^;)。それにしても本当に大洗の商店街の皆さんはノリノリです。


 山郷さんは新屋酒店さん。前回訪問時とは違い、今回は入り口でお迎えです。

 
 前回はそうでもなかったような気がしますが、今回訪問したらこのお店も『ガルパン』色が強くなっているような...(^^;)。


 店外の机の上もこの充実ぶり(^^;)。それにしても、どの子にもオリジナルのイラストを描く人がいるな~と感心。


 前回は盗撮気味の画像になってしまった、お好み焼きや「道」さんの大野ちゃん。もっともファンには「大野お好み焼き店』と言われているような...(^^;)。
 本来は夕方から開店のお店ですが、このGWは昼間から大野ちゃんが出て、ご主人さんがラムネを販売していました。普段は中々見られない大野ちゃんが店頭に出ていたので、心なしか撮影している人が多かったような気がしました。


 私が訪れる数日前に、大野ちゃん役の秋奈さんが訪れたとの事でサインや写真が展示されていました。ちなみにこちらのお店は、『ガルパン』&大野ちゃんの人気を把握していなかたらしく、次々に大野ちゃんを撮影するファンの姿に驚いていました。


 大野ちゃんのお好み焼きで是非食べてみたかったので、今回は予約をして昼間に行かせて頂きました。画像は大洗名物のたらし焼き、関東で言うならばもんじゃ焼きに似てるかな?。私は上手く焼けませんでしたが、脳内で「一年生チームは休日このお店でたらし焼きをワイワイ食べている」と妄想しながらニヤニヤして食べていました(^^;)。


 特急の中で食べた、店員さんに焼いてもらったお好み焼き。流石プロが焼くと綺麗です。このお店にも、もっと聖地巡礼ファン向けに何か販売してほしいな~。

 
 大勘荘、通称丸山荘の看板娘の丸山ちゃん。今回の聖地巡礼では、この丸山荘に宿泊させて頂きました。


 丸山荘の遠景。


 何と丸山荘では、『ガルパン』客が泊まる部屋には大洗女子学園の校章が貼っていました(^^;)。この日は半分くらいは『ガルパン』客だったと思います。


 部屋から丸山ちゃんを見下ろして。いつの間にか玄関前に移動していました。


 日が暮れてもお仕事を頑張る丸山ちゃん。彼女の存在が宿泊客を呼び寄せているのですから、有能な営業マン(ガール?)ですね(^^;)。


 夜になると店内に移動(撮影したのは翌日早朝)です。夜にご主人さんとお話させて頂きましたが、ネットで流れている「丸山荘の主人は実は麻子ファン」「丸山ちゃんのPOPを、麻子のPOPと交換したがっている」との噂は誤解だとのコメントを頂きました(^^;)。またロビーには『ガルパン』グッズやファンの交流ノートが置かれています。


 丸山荘の夕食。刺身に天ぷらに酢漬けと海産物づくしです。流石は漁港の大洗、どれも美味しかったです。


 ハマグリの陶板焼き。身も大きく、味も濃厚でほっき貝のようでした。


 鯛の梅つみれ鍋。梅の味が良いアクセントになって、つみれもボリュームがあって美味しかったです。きっと優勝後、一年生チームはここでこの鍋を食べてお祝いをしたに違いない(^^;)。


 翌日、宿を後にする際も丸山ちゃんがお見送りをしてくれました(^^;)。


 そしてトリは、いそやさんの看板娘をしている、次世代のエース候補の澤ちゃんです。
 前回撮影した画像には、あんこう鍋の看板がありましたが、今回はありませんでした。何気に季節感を感じれて面白かったです。このいそやさんは旅館もしているそうなので、次回の聖地巡礼ではここに泊まりたいなと思っています。


 最終回では優れた判断力を見せてくれた澤ちゃんですが、「澤ちゃんは時々みほの元に、みほの戦術理論を学びに行っている」と妄想してニヤニヤしています(^^;)。

 今回のレポートは以上となります。今まで私は史跡巡りや城めぐりであちこちを旅行をした事がありますが、いつもコンビニやチェーン店で食事を済まし、地元の方と交流する事などはした事がありませんでした。しかし今回の聖地巡礼で、大洗の商店街で買い食いをして、お店の方とお話しさせて頂いて、初めて旅行の楽しさを実感した気分です。
 ネットでは大洗の事を町全体がテーマパークみたいと言われていますが、そのとおりだと思います。大洗駅を降りると、そこは別世界(今回は駅に到着する前からサプライズがありましたが(^^;)。そこで作品内で描かれた場所を訪問して、キャラクターのPOPを撮影し、商店街で買い食いし、お店の人とお話する。しかも天狗党の乱や河川流通の歴史を学ぶ事が出来る大洗の町は本当に素敵だと思います。
 おかげで今回帰って来て思ったのは「また行きたい」ではなくて、「次はいつ行こう」です(^^;)。と言う訳で次に行く時はどこに泊まろうかな~。再度丸山荘に泊まるか、それとも澤ちゃんのいそやに泊まろうかしら?。そんなワクワクした気持ちで、今回のレポートを終わらせて頂きます。

 訪問日:2013年05月05日、06日。


5月8日(水)のつぶやき

2013年05月09日 01時00分38秒 | twitterまとめ

先日の大洗聖地巡礼レポートの制作、残すは一年生チームのみ。しかし、この一年生チームのパートが一番ボリュームがあるので、今日はここで中断。しかし、このままだと掲載画像が120枚くらいになりそう(^^;)。


また大洗聖地巡礼レポートが終わったら、今度は大洗天狗党の乱関連史跡巡りその1を作るつもりです。



4月第4週の声優ラジオ感想 その2

2013年05月07日 23時51分20秒 | 声優ラジオ関連

『501st JFW.OA~第五○一統合戦闘航空団公式放送~』:第52回
 ●パーソナリティー:門脇舞以さん&大橋歩夕さん
 前回に引き続き、門脇さんと大橋さんによる『スターライトストリームペア』です。相変わらずの仲良しトークで、聴いているこちらも楽しくなります(^^;)。今回お互いが好きな物の話になりましたが、大橋さんが工場が好き、門脇さんが子供が好きとの話題で盛り上がりました。大橋さんの工場萌えは、『上坂すみれの歩兵連隊放送』でも語っていたので知っていましたが、園崎未恵さんも工場萌えらしいですね。意外と工場萌えの人って居るのですね。どうしても仕事で、あちこちの工場を訪れる機会のある身としては、仕事以外では見たくないと言うのが正直な気持ちです。でも、廃墟好きとしては廃工場は大好きだったりします(^^;)。話題がそれてしまいましたが、園崎さんと大橋さんの二人で工場見学DVDなんて出たとしたら、買ってしまいそうな気はしますが(^^;)。門脇さんの子供好き発言については、本人は気にしているみたいですが、女性が子供を好きと言っても微笑ましいだけなので気にしなくても良いと思うのですが。 
 本番組の目玉コーナーの占いコーナーでは、逆位置ばかりの大橋さんが珍しく正位置を、しかも良いカードを引いたらしく、本人は大興奮です。おかげでテンションが上がったらしく、上機嫌で相談者に「YOUやっちゃいなよ!」と言っていたのが微笑ましかったです(^^;)。
 最後のドラマパートでは、サーニャがマトリョーシカの話をしましたが、エイラが「マトリ芳佳?」と聞き間違えると言う大ボケをかましてくれます。結局サーニャに「もうエイラのばかっ」と怒られてしまい、「またバカって言われた~」とヘタレてしまうエイラが可愛かったです(^^;)。

『中上育美の装甲親衛歩兵連隊放送』
 ●パーソナリティー:中上育美連隊長代行・鈴木貴昭氏・金子賢一氏 
 前回の配信で上坂すみれ連隊長の、師団長昇進と言う名の卒業が発表された本番組ですが、今回早速中上さんが連隊長代行としての出演になりました。う~ん今後は『スト魔女』と『ガルパン』の声優さんが代行して出演するのかな?。個人的にはミリタリーに関わっているとの点で、清水愛さん辺りにも出演してほしいですが(^^;)。
 閑話休題。中上さんと言えば、ご存じ秋山殿役ですが、役に影響されたのか素敵な発言を色々してくれました。今回は10式戦車の前で配信していたのですが、手法を指さして「あそこで前回りしたかった」や「スラルーム射撃したいな~」と発言した時は、役に完全になりきっていると思ってしまいました。また自然に「ひとまるしき」と読んでいた事を金子さんが感心していて、「ひとまるしき」と読める声優さんとして門脇さんや中村さん、そして師団長の名を挙げていましたが、清水さんや園崎さん辺りも読めそうですよね(^^;)。他にも秋山殿の役が決まった時は、戦車の知識をつけようと自衛隊の基地に見学に行った話などは、その熱心さに好感が持てました。
 中上さん以外の話題で印象だったのは、やはり金子さんの武勇伝ですね。半ばパブリックドメイン扱いされている日本兵姿の映像や、本物のヘッツァーに乗車した話などは興味深く聴かせて頂きました。やはり凄い経験をしている人ですね~。
 ところで個人的には10式戦車開発の話を初めて聴いた時は、「え、もう新しい型を作るの?。90式が作られて、まだあまり経っていないじゃない」と思ってしまいました。でもよくよく考えると61式から74式、74式から90式の期間と比べると、90式から10式の期間の方が長いのですよね。何となく90式より前、または同時期に開発されたM1やレパルド2、るクレールが改修を施しているとは言えども未だに現役なのと考えると、もう新型なのかとついつい思ってしまいました。

その他に聴いた番組
『Studio T Paradice』:第349回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん・浅井晴美さん・坂田有希さん・西垣俊作氏
『WHITE ALBUM2 同好会ラジオ』:第35回
 ●パーソナリティー:米澤円さん&生天目仁美さん 
『ゆず生ラジオ 3rdシーズン』:第10回
 ●パーソナリティー:ろど氏・Famishin氏・煎路氏
『今井麻美のSinger Song Gamer』:第209回
 ●パーソナリティー:今井麻美さん


5月6日(月)のつぶやき

2013年05月07日 01時01分57秒 | twitterまとめ

「沖田畷」、古い史料・現地の伝承では「沖田太原・沖田大原(おきただいばる)」としたものがある。「畷」だといかにも「深田の真ん中に畦道一本」という俗説的な地形を思い描くところだが「大原」だと単なる平坦な地形だよ。そして、そうでないと万余の軍勢が数時間に亘って波状攻撃するのは無理。

大塚さんがリツイート | 5 RT

大洗より帰宅~。今回の訪問では、商店街の方々とお話しさせて頂く機会が多くて、今まで経験した事が無い体験が出来て楽しかったです。店によっては30分以上お話しさせて頂いた店もありました。もっとも天狗党の乱や、江戸時代の大洗の河川流通について盛り上がったのですが(^^;)。


また今回は大洗で食べ歩きをするのが目的だったのですが、あちらこちらのお店で買い食いさせて頂きました。華さん団子、大野ちゃんお好み焼き、さおりん肉じゃが、ナカジマのガルパン、モモガー串カツ、etc...。多分今回の聖地巡礼感想記事は食べ歩き道中記になるでしょう(^^;)。


一方で天狗党の乱の関連史跡も訪問。第12話で優勝パレードをした道路は、江戸時代は涸沼川から分岐した運河で、天狗党の乱時は、四話で一年生チームが登っていた山(海防陣地跡)に天狗党が籠り、運河対岸の幕府歩兵と砲撃戦を行った跡地や、幕府軍本営になった西光院も訪れてきました。


今回撮影した大洗の地上絵を確認中、よく見ると戦車の上に「やだもー」と書かれている(汗)。