歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

『歴史REAL』V0L7収録 中村彰彦著「病死説と毒殺説、孝明天皇死因の真相は?」について

2012年06月10日 16時09分27秒 | 戊辰戦争・幕末維新史

 現在でも会津ファンや新撰組ファン、また陰謀論好きから人気がある「孝明天皇暗殺説」について、小説家の中村彰彦が雑誌『歴史REAL』の最新号で書いています。以前同じく小説家の星亮一が、『偽りの明治維新』で孝明天皇暗殺説を強弁した時に、私は「学会では歴史研究家の原口清氏が、平成元年に発表した「孝明天皇の死因について」「孝明天皇は暗殺されたのか」の二つの論文によて病死説が主流になったのに、その原口説に触れずに暗殺説を強弁するのはおかしい」と書きました。実際、暗殺論者は原口説に触れずに、自分の都合の良い資料のみを持ち出して暗殺説を強弁するばかりでした。
 そのような中、小説家の中村彰彦が雑誌『歴史REAL』上で、原口説に批判して暗殺説を書くと言う事で読んでみました。しかしいざ読んでみたら、原口説を批判すると言いながら、実際に原口説の引用は無く、原口説の主幹である中山慶子の日記の記述は無視して、原口説を否定すると言う体たらくな物でした。しかも中村彰彦が暗殺説の根拠としているねずまさしの暗殺説は、そもそも原口説の前に書かれている物です。つまり中村は時系列を入れ替えて、既に原口説に否定されている論文を持ち出して、原口説を否定しているのです。これは後述しますが、引用史料名だけを書いておけば、多くの人は引用元までを読まないだろうと言う、陰謀論者お得意の手法であり、読者を馬鹿にした行為と言わざるを得ません。更に中村はこの時系列の矛盾を突かれるのを警戒したのか、自分の暗殺説に詳しくは別の本に掲載した自分の論文を読んで欲しいと逃げを打っています。結局は偉そうな事を書いておきながら、本雑誌では自説の根拠は述べず、責任をねずまさしに転換出来るように巧妙に書かれた物です。秦郁彦著『陰謀史観』に陰謀論者の特徴として、「問題提起者は挙証責任を放棄し、受け手に転換してしまう仕掛けにしているのである(P247)」と書かれていますが、中村の責任転換の手法は正しく陰謀論者の特徴と言えましょう。
 この原口説を論破したと勝ち誇っていながらも、実際には何の反論になっていないだけでも、中村の主張は荒唐無稽なのですけれども、今回の中村の記事最大の問題は、原口説が間違っているから自分の暗殺説が正しいと結論している事です。百歩譲って原口説が間違っていたとしても、それが暗殺説を証明するものではありません。それを「原口病死説が誤り=中村暗殺説が正しい」と言う中村の主張は議論のすり替えに過ぎなく、学問ではなく陰謀論だと言うのを如実に表していると言えましょう。

 こう書いても、未だ「暗殺説は正しい」との想いを捨てきれない人は多いでしょう。私としては暗殺説の支持を続けるのは構わないものの、一度原口氏の二つの論文を読んで頂きたいとお願いです。原口説を読めば孝明天皇の容態が急変したと言うのは誤りで、それを根拠とした暗殺説に疑問を持って頂けると思います。何より中村のような陰謀論者が一番恐れるのは、自分が引用した史料や文献そのものを読者に読まれる事です。前述の秦郁彦著『陰謀史観』にも書かれていますが、陰謀論者は引用史料を持ち出せば多くの人が信じて、引用史料その物は読まないと、言わば見下して陰謀論を振りかざすのです。ですので暗殺説を支持する人にも、中村の陰謀論を鵜呑みにせずに、自分自身の目で原口氏の論文を読んで判断して頂く事を切に望みます。
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6月8日(金)のつぶやき

2012年06月09日 01時18分41秒 | twitterまとめ
22:19 from gooBlog production
5月第5週、及び6月第1週の声優ラジオ感想 その3 blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/214…

23:44 from web
今日の『溝らじ』凄い面白かったですけれども、ゲスト回で40分無いと言うのは勿体無さ過ぎる気が。もう二回出演と言う贅沢は言わないので、せめで力丸さんゲスト回は50分超えをしてほしいと切に願う今日この頃。

23:51 from web
来週はまるまる一週間有休を取ったので、夏コミ原稿に専念する予定です。

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5月第5週、及び6月第1週の声優ラジオ感想 その3

2012年06月08日 22時19分39秒 | 声優ラジオ関連

『パパ聞き!RADIO』:第22回
 ●パーソナリティー:上坂すみれ師団長
 毎回恒例のロシア語の挨拶ですが、今回は「これは何ですか?、これはAK47です」と、師団長の趣味100%のチョイスとなりましたが、これも最終回まであと二回となったからですかね。
 そんな最終回まであと二回となりましたからか、「私の料理を食べなさい」のお題が、師団長の好きなロシア料理のボルシチとなり、見事コーナー始まって初のパーフェクトとなりました。このパーフェクトの決まった時の師団長のリアクションが、本当に嬉しそうで単にパーフェクトだけではなく、好きなロシア料理でパーフェクトを取れた嬉しさが伝わってきて微笑ましかったです(^^;)。また恐らく即興で、その嬉しさのコメントを空ちゃんで演じてくれたのですが、「お兄ちゃん、私のボルシチ食べてくれたのね」は、いつか本編で聞いてみたいかも(^^;)。
 また今回師団長が、以前日本舞踊を習っていたとの発言がありましたが、本当にお嬢様って日本舞踏を習っているのだなとある意味感動してしまいました(^^;)。

『えぬぷらじお』:第06回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん・後藤麻衣さん・佐藤利奈さん・清水香里さん・生天目仁美さん
 遂にサトリナさんが、えぬぷらじおに初登場です。そしてやっと全員が登場したかと思ったら、次回で最終回との衝撃の発言が・・・。まあ、本編中にもコメントがありましたが、『乃木坂』第三期の正式稼動に際して、宣伝を公式へバトンタッチすると言う事なのでしょうね。そう言う意味では最終回と聞いてもあまり悲壮感が無いと言うのが正直な感想です。
 さて既に新曲の収録がされたそうですが、これに対してサトリナさんが「ライブをやりたいね」発言をしてくれます。う~ん、これはシリーズ終了後に最後にライブをしてくれるのかなと言う期待をして良いのでしょうか(^^;)。

『アイマスタジオ』:第61回
 ●パーソナリティー:中村繪里子さん&今井麻美さん 
 何やら毎回毎回存在感を放つ千板ですが、今回遂に(どこまで本気は判らないものの)グッズ計画が発表され(?)、今井さん自らがデザイン案を描いてきてくれました。う~ん千板を嫌がりつつも、グッズ化するには自分が手掛けたいと言う今井さんの愛憎混じる感情が伝わってきて面白かったです。

その他に聴いた番組
『ささら、まーりゃんの生徒会会長ラジオ for ToHeart2』:第221回
 ●パーソナリティー:小暮英麻さま&小野涼子さん ゲスト:Suaraさん&津田朱里さん
『今井麻美のSinger Song Gamer』:第163回
 ●パーソナリティー:今井麻美さん 


6月7日(木)のつぶやき

2012年06月08日 01時19分11秒 | twitterまとめ
23:07 from web
幕末維新特集の、『歴史REAL』最新号に、白河城北部の丘陵地帯に戊辰戦争時に構築された遺構が残っていると書かれていてビックリ。いつかその内行ってみたいと思います。ところで、特に名前の付いていない山は、その山の標高の後に高地と付けた、「〇〇〇高地」と呼ぶのでしょうか?。

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6月6日(水)のつぶやき

2012年06月07日 01時18分04秒 | twitterまとめ
21:32 from gooBlog production
5月第5週、及び6月第1週の声優ラジオ感想 その2 goo.gl/saN1s

23:26 from web
近所のツタヤがキャラソンCDが充実しているので、最近通っています。『アイマス』から始まって、『アマガミ』や『ハヤテ』、果ては『咲』や『ストライクウィッチーズ』や『Cキューブ』など本編を見た事の無い作品も借りまくっているので、私の携帯音楽プレイヤーが充実しまくっています(^^;)。

23:31 from web
岡田純子さんのネットラジオ番組が始まるのね。岡田さんがゲストの番組はたくさん聴いた事があるものの、単独パーソナリティーの番組は初めてなので(複数では『センチ』関連はありますが)、楽しみです。

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5月第5週、及び6月第1週の声優ラジオ感想 その2

2012年06月06日 21時32分41秒 | 声優ラジオ関連

『ささら、まーりゃんの生徒会会長ラジオ for ToHeart2』:ラジオCD第13巻特別版 
 ●パーソナリティー:小暮英麻さま&小野涼子さん
 前回12巻特別版の京都旅行の後編となった今回ですが、今回は趣向が代わり各地のお寺や神社に訪問する内容になっています。ただ寺や神社を訪問すると言う事で、二人とも声が抑え気味になっている事から、今回は京都収録を聴きながらスタジオの二人がコメントをすると言う、オーディオコメンタリー風の回となりました。ただこのオーディオコメンタリー風の収録、ヘッドホンで聞けば「京都の二人」と「スタジオの二人」の違いが判り易いので良いのですけれども、スピーカー、特にカーステで聞くと、京都で喋っているのかスタジオで喋っているのか判り難いのでご注意を。
 内容自体は前述のとおり、二人の神社仏閣への珍道中ですが、何となく二人がガイドしてくれる感じで面白かったですね。また本編中でも触れてましたが、何かを選ぶ時に英麻さまが涼子さんに選ばせて、その選んだ物に対して英麻さまが駄目出しをして、それを聴いた涼子さんが怒ると言うパターンが面白かったです。

『バンプレストラジオ Angel Beats! 一番くじスペシャル』
 ●パーソナリティー:櫻井浩美さん・木村良平さん・水島大宙さん
 タイトル商品の販促番組となった本番組ですが、久しぶりにはるるんの声をラジオで聴けて嬉しかったです。はるるんと水島さんと言えば、今年の上旬まで配信していた『ましフォニ』のラジオを連想してしまいますが、役柄上では『ましフォニ』ラジオでは好青年の感があった水島さんですけれども、本番組では高松の影響からか、トークからも色物臭が漂ってきたのは流石と言うべきでしょうか(^^;)。
 そんな水島さん・木村さんとはるるんの絡みを聴いていると、私見ですが花澤さんとキタエリ嬢とのラジオよりも、はるるんがリラックスしているような気がしました。まあ花澤さんとキタエリ嬢と組んでいる時は、はるるん自身がリードしようと気を張っていたのに対して、本番組ではすっかり水島さんと木村さん任せだったので、リラックスして出来たのでしょうね。「とんでもないです、次から気をつけて下さい」の発言などは、二人に甘えているのが伝わってきて微笑ましかったです。また二人も寸劇中にはるるんの衣装を誉めて、それを聴いたはるるんが照れるなど、本当に今回一回で終わってしまうのは勿体ないと思ってしまう組み合わせでした。
 特にメイド喫茶の寸劇などは、もっと膨らませてほしいな~。

その他に聴いた番組
『鳴海桜のすぴぱらじお』:第06回
 ●パーソナリティー(?):鳴海桜・天野ほたる・神代アリス
『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第200回
 ●パーソナリティー:川瀬浩平氏&伊平崇耶氏 ゲスト:岩浪美和氏・中山信宏氏・里見哲朗氏
『Studio T Paradice』:第303回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん&浅井晴美さん メイン勢:坂田有希さん・西垣俊作氏 サブ(?)勢:中國卓郎氏・笹島かほるさん(欠席)


6月4日(月)のつぶやき

2012年06月05日 01時20分05秒 | twitterまとめ
22:23 from gooBlog production
5月第5週、及び6月第1週の声優ラジオ感想 その1 blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/542…

22:49 RT from web  [ 1 RT ]
『巣鴨の庚申塚』 amba.to/KXr4I5
大山 格さんのツイート

22:51 from web
コミックマーケット82 参戦確定!:どーんと来い!俗説 ameblo.jp/yageki/entry-1…

22:54 from web
複雑な造詣をしている庚申塔も好きですが、個人的には「庚申塔」とただ字が彫られているだけの庚申塔の方が、潔いと言うか手抜き感が感じられて好きです(^^;)。

22:58 from web
また、すみぺ師団長が出演するラジオが始まりましたね。hibiki-radio.jp/description/mi… この番組では軍事ネタは封印して、キノコネタ押しで行くのかな?。ロシアネタはどんなに隠しても、いずれ出ると思いますが・・・(^^;)。 

23:04 from web
注文していた『歴史REAL』の最新号が到着~。今回は幕末維新特集と言う事で楽しみです。ちなみに米沢藩の説明をまずは読んだところ、千坂高雅と甘糟継成について書かれていたのは嬉しかったものの、斉藤篤信については触れられなかったのが残念。

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5月第5週、及び6月第1週の声優ラジオ感想 その1

2012年06月04日 22時23分30秒 | 声優ラジオ関連

『上坂すみれの装甲親衛歩兵連隊放送』:第01回
 ●パーソナリティー:上坂すみれ艦長・鈴木貴昭氏・金子賢一氏
 私は当日行けませんでしたが、師団長改め連隊長改め、海上自衛隊の護衛艦一日艦長を勤める事になった、すみぺ艦長による公開録音の模様です。
 すみぺ艦長と言えば、陸軍についての造詣が深い事で有名ですが、海軍の知識はどれくらいかと思っていた所の今回のイベントでした。海軍についてはあまり知らないと良いながら、軍事用語のダメージコントロールとのっけから発言したので、それを聞いた鈴木氏の「ダメコンって単語知っている声優さんってやだな~」の発言には爆笑してしまいました(^^;)。 今回のテーマは「敬礼」と「海軍」の二つで、敬礼については各国の敬礼の作法や、敬礼の歴史を面白可笑しく説明してくれ、純粋に勉強になる内容でした。中でも「ローマ式と言われる敬礼が、実際に古代ローマで使われた文献は無い」と言う説明は、驚愕しました。またこの敬礼の話題の際にポーランドが話題になりましたが、ドイツが東欧に侵出する際の通り道だとか、ロシアの西欧への緩衝地帯だとか、騎兵で戦車に突撃する軍隊だとか、散々disられているのは苦笑するしかありませんでした(^^;)。
 他にもすみぺ艦長が、大学のゼミで軍事研究をする事にしたなど、興味深い内容は色々あったものの、今回の見所(?)はやはり機材トラブルによる、番組の配信生涯でしょう。生放送で聴いていた友人によると、生放送時は途中から音声が流れなくなったり、中断したりだったらしいですが、私が聴いたアーカイブではそのトラブルの際の、三人が慌てつつも事態を収拾しようと言うリアクションが見れて楽しかったです(^^;)。それにしても、このトラブルの際の生放送を聴いているリスナーの、「運営を粛正しろ」と言うリアクションは、すっかり赤く染まっているなと感じてしまいました(^^;)。
 さて今回のイベントでは、すみぺ艦長はずっと海自の士官制服を着用していました。普段は容姿を誉められると恥ずかしがって逆ギレするすみぺ艦長ですけれども、官界の海自制服姿では、後日『A&G NEXT GENERATION Lady Go!!』で誉められてもニコニコしていたのが印象的でした(^^;)。

『遠近孝一PRESENTS 戦国ネット「すきらじ」』:第11回
 ●パーソナリティー:遠近孝一さん
 前回の生田さんの卒業により、遠近さん初の単独回になると思ったら、「新しいアシスタントを募集している」との驚きの発言がありました。しかも次回は臨時のアシスタントを起用すると言う事で、名前こそ発表されなかったものの、今回の最後に少しコメントしています。う~ん新しいアシスタントの起用と言う事は、生田さんの卒業は予算面からではない事ですね。プライベートを詮索するつもりはないので、これ以上は踏み込みませんが、新しいアシスタントを起用するくらい予算はまだ有ると言う事で、もうしばらくは番組は安泰かなと、少し胸をなで下ろしました。
 それにしても新しいアシスタントは誰なんでしょう?。一瞬ごまちゃんかと期待したものの、少し発言してくれた声は違ったので、気になります。

その他に聴いた番組
『THE IDOLM@STER STATION!!!』:第149回
 ●パーソナリティー:浅倉杏美さん・沼倉愛美さん・原由実さん
『A&G NEXT GENERATION Lady Go!! (月曜日回)』:第34回
 ●パーソナリティー:上坂すみれ師団長 ゲスト:鷲崎健氏
『能登麻美子・地球NOTE』:第95回
 ●パーソナリティー:能登麻美子さん


6月3日(日)のつぶやき

2012年06月04日 01時17分04秒 | twitterまとめ
06:51 from Mobile Web
栃木県立博物館で開催されている、戊辰戦争の企画展示を見に出発~。先日訪問した甲斐小山城址、甲斐日ノ出城址の画像整理をまだしていないので、今日は企画展示を見たら寄り道せずに帰宅する予定。

12:01 from Mobile Web
栃木県立博物館の戊辰戦争企画展示に行ってきました。印象的だったのは黒羽藩の説明が多かった事。活躍に比して、既存の商業誌ではあまり取り上げられなかった藩だけに、このような企画展示で取り上げられると嬉しいです。

12:05 from Mobile Web
またゲベールやミニエー、スナイドルの弾丸が展示されていたのが嬉しかったです。思わず十分以上魅入ってしまった(^^;)。ただシャスポー銃の弾丸が展示されていなかったのは、興味深い。

12:12 from Mobile Web
基本は戊辰戦争前後の下野内の情勢で、各戦闘の説明については、殆どが『下野の戊辰戦争』からの引用でした。この為に鳥取藩兵の動向について詳しく説明してくれた、鳥取市立歴史館の企画展示と比べると物足りない感もありました。

12:17 from Mobile Web
その分、地図や遺留品も展示数は多く、充実しているので、そちらを目的にすれば充実した企画展示でした。帰りの電車内で、今回の企画展示の冊子を読みたいと思います。

20:29 from gooBlog production
甲斐:小山城址 blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/5f0…

20:42 from web
武士道論47 戊辰戦争における武士道:どーんと来い!俗説 ameblo.jp/yageki/entry-1…

20:45 from web (Re: @irisiomaru
@irisiomaru 黒羽藩の軍制改革にも触れていましたし、ビックリするくらい黒羽藩への言及が多かったです。強いて不満点を言うならば、大鳥軍の前軍の指揮官を土方にしていた事でしょうか。秋月隊と書かなかったのは単に引用資料の問題なのか、意図した物かは判別出来ませんが・・・。

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甲斐:小山城址

2012年06月03日 20時29分14秒 | 登城記・史跡訪問


小山城址遠景。

 甲斐小山城は甲府盆地の南部に位置する、鎌倉街道沿いに在った城です。甲斐内の城と言っても、信玄の父である武田信虎の時代に廃城同然になっており、信玄・勝頼の時代には歴史の表舞台に出る事はありませんでした。そんな小山城が再び歴史の表舞台に出るのは、武田勝頼が織田信長によって滅ぼされ、その信長も武田家が亡んだ三ヶ月後に本能寺で横死した事によって発生した天正壬午の乱の事です。
 当時甲斐には徳川家康と北条氏直がそれぞれ出兵して、同じ七里岩台地上に位置する新府城(徳川)と若神子城(北条)にて対陣しました。この時に家康は、廃城となっていた小山城に鳥居元忠の軍勢を入城させ、北条税主力と対陣する新府城の背後を守らせます。そして家康が危惧したとおり、膠着した戦況を打破しようと北条氏は別働隊を編成し、相模から甲斐南東部に入る御坂峠に御坂城を構築し、この地から北条氏忠率いる凡そ一万が甲府盆地目指して進軍を開始します。この時に小山城を守っていた鳥居元忠の軍勢は千五百足らずでしたが(平山優著『天正壬午の乱』)、元忠が兵力を分散した北条勢を確固撃破して、北条勢を撃退します(黒駒合戦)。
 その後徳川家と北条家は和睦して、甲斐は徳川家の領土となるのですが、天正壬午の乱で家康を勝利させた主役の城を新府城とするのならば、小山城は助演の城とでも言うべきでしょうか。


小山城址の碑。碑を読むと明治維新百年記念に建てられた碑だそうですが、小山城と明治維新は何の関係も無いような・・・。

 現在の小山城址は、郭内は整地されており遺構は何も残っていないものの、外郭・空掘・土塁は現存しており、しかも保存状態も良いので見応えがあります。


 郭内の現状。すっかり整地されてしまっていますが、特に公園化されるでもなく、単なる空き地状態です。看板によれば地元の方々のレクリエーションの場になっているらしいですが。




土塁跡。土塁跡は結構高く、郭内から2~3m位の高さがあり、保存状態も良いです。

 


空掘跡。深さもあり幅も広いですし、空掘の外にはまた土塁が在るので、中々堅固な城に思えました。




土塁から甲府方面・石和方面を見て。小山城址の遠景を見てもらえば判るとおり、その名の通り小山(丘?)の頂上に築かれいる小山城からは甲府盆地を一望出来、また鎌倉街道にも位置する小山城の戦略的価値の高さが伝わってくると思います。

 
小山城址の虎口跡付近に建つ馬頭観音。小山城址が鎌倉街道沿いの交通の要所に在った事を実感させてくれます。

 このように郭内の遺構こそ皆無だったものの、外郭や土塁や空掘などは保存状態も良く見応えのある城跡でした。惜しむらくは鳥居元忠が北条勢を撃退した黒駒合戦の古戦場跡の碑が存在しなかった事ですね。確かに小山城は、鳥居元忠が黒駒合戦で勝利した拠点となった城ですが、肝心の黒駒合戦の古戦場跡が残っていないのは寂しいです。
 今回は黒駒合戦の徳川方の拠点となった小山城址を訪れましたが、今度は北条方の拠点となった御坂城址を訪れたいと思います。

訪問日:2012年06月01日


6月2日(土)のつぶやき

2012年06月03日 01時16分34秒 | twitterまとめ
06:41 from Mobile Web
今日は休日出勤(涙)。ブラック企業なので、もちろん代休や休日出勤手当てなどは無し。しかし問題は、このやり方に不満を持っているのが、私を含めて少数派と言う事。う~ん社内全体が社畜精神に染まっているな(汗)。

22:56 from web (Re: @itaru_ohyama
@itaru_ohyama やめて下さ~い。休日出勤の業務が終ったのに、中々帰ろうとしない同僚を見た時はゾッとしました。そんな皆が懇親を深める中、さっさと帰った私です。

22:58 from web (Re: @irisiomaru
ギリギリになりましたが、私は明日行ってくる予定です。今市宿の地図は私もじっくり見てきたいと思います。 @irisiomaru 栃木県立博物館 戊辰戦争-慶応四年 下野の戦場-

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6月1日(金)のつぶやき

2012年06月02日 01時16分35秒 | twitterまとめ
22:05 RT from web  [ 1 RT ]
日本史探偵団は、日曜日 西地区 "ほ" ブロック 03a らしいよ。
大山 格さんのツイート

22:05 from gooBlog production
5月第4週の声優ラジオ感想 その2 goo.gl/wTfDz

22:10 from web
甲斐小山城址に行ってきました。天正壬午の乱の際、鳥居元忠がこの城に篭って、甲斐御坂城が出撃してきた北条勢を黒駒で破った時の拠点として有名ですね。郭内は整地されてしまっていますが、外郭・空掘・土塁の遺構が状態良く残っていて大満足でした。これで黒駒古戦場の碑が在れば完璧だったのに。

22:13 from web
また南アルプス市で、凄い状態の良い道標を見つけて大興奮です。行き先も詳しく記述されており、字もハッキリ読めたので喜んで撮影した後、建立年を調べたら「昭和五年)。・・・そりゃ状態も良くて、スラスラ読める筈だ(汗)。

22:16 from web
別に古い物の方が良いと言う訳ではないものの、やはり明治より前に建てられた道標の方が、見つけた時は嬉しいです。でも一桁とは言え、昭和になっても石造りの道標を立てていたとはビックリ。もしかしたらこの頃は技術的に、木製や鉄製よりも、石造りの方が寿命が長かったのかな?。

22:50 from web
『会津藩流罪(星亮一著・批評社)』:どーんと来い!俗説 ameblo.jp/yageki/entry-1…

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5月第4週の声優ラジオ感想 その2

2012年06月01日 22時05分38秒 | 声優ラジオ関連

『ささら、まーりゃんの生徒会会長ラジオ for ToHeart2』:第220回
 ●パーソナリティー:小暮英麻さま&小野涼子さん ゲスト:佐藤利奈さん
 怒涛のゲストラッシュも一段落と思ったら、何と何の告知も無くサトリナさんがゲストだったので、心底たまげました。何でも前回の収録時にたまたま出会ったと言う事で、そこで直接交渉して急遽ゲストが決まったとの事ですけれども、本当にこれだけゲストラッシュが続くと、「最終回」の文字が頭をよぎってしまいます(汗)
 閑話休題。急遽のゲストとなったサトリナさんですけれども、何となくお酒の話題が多かった気がします。酒好きと言うのは聞いていましたけれども、記憶を失うまで飲むと言うのはビックリ。お酒が飲めない涼子さんが羨ましそうだったのが微笑ましかったです(^^;)。
 サトリナさんと言えば、「弱い生物」の異名を持ちますが、今回はSで有名な英麻さまを弄るのが印象的でした。英麻さまに「すぐ心折れちゃうくせに♪」と言っていたのには驚くと共に、微笑ましいと思ってしまいました(^^;)。『小暮英麻のあの空であいましょうS』は是非やってほしいです(^^;)。
 また『ダントラ』OAV二巻の特典の話で、本多千恵子さんの歌が可愛いと盛り上がっていましたが、流石萌えの大ベテランは健在と言う事ですかね。この歌は是非聴いてみたいです。個人的にはこの歌に参加出来なくて、拗ねている涼子さんも可愛かったですが(^^;)。
 そして、遂にゲストラッシュのトリとして力丸さんの名が告知されます。聴いた瞬間は大喜びしましたけれども、これだけゲストラッシュが続き、しかもトリが力丸さんとなると、もう最終回としか思えない(汗)。

『今井麻美と原由実のコープスパーティー2U』:第02回
 ●パーソナリティー:今井麻美さん&原由実さん
 二回目にして早くも、原さんのGの話題が出ましたね。それにしてもGが怖いからって、わざわざツイッターを初めて情報収集をすると言うのも何だか凄い。その情報収集して得たGに対する知識を、得意気に今井さんに話して、逆に今井さんに「実はGが好きなんじゃない」と突っ込まれていたのには笑ってしまいました(^^;)。
 他にも原さんと一緒だと、何だか緩んでしまう今井さんも新鮮で笑ってしまいました(^^;)。

その他に聴いた番組
『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第199回
 ●パーソナリティー:川瀬浩平氏&伊平崇耶氏
『アイマスタジオ』:第60回
 ●パーソナリティー:中村繪里子さん&今井麻美さん 
『今井麻美のSinger Song Gamer』:第162回
 ●パーソナリティー:今井麻美さん 


5月31日(木)のつぶやき

2012年06月01日 01時17分38秒 | twitterまとめ
01:04 from web (Re: @pacific_18
@pacific_18 サイトに上がっているPVを聴くと、どれも良い感じですね。ちなみに「オレンジ」はてっきり『とらドラ』のリニューアルかと思ってしまいました(^^;)。何はともあれ、発売日が本当に楽しみです。

20:04 RT from web  [ 2 RT ]
『河岸が生み出した豊かさ』 amba.to/LIlNCt
大山 格さんのツイート

20:56 from web
山梨出張中なので、夕方に樋野で城址に行ってきました。遺構は殆どありませんでしたが、要害の地に在った事が実感出来ました。これで天正壬午の乱関連の城跡にまた行く事が出来ました(^^)。

22:29 from web
前々から堀や塹壕などの、深さが有る地形を撮影しても、その深さが上手く伝える事が出来ずに悩んでいました。そこで対象物が有れば判り易いだろうと、1mの竹定規を持って、嬉々として能見城址の堀ではないかと思われる場所を訪問。しかし草がぼうぼうで竹定規が見えずに失敗(涙)。

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