「渋沢記念館」と「お札と切手の博物館」に行ってきましたが、「お札と切手の博物館」が面白かったです。まず目当てにしていた展示されている太政官札。初めて本物の太政官札を見たのですが.、正直言って作りがショボイ(汗)。これは偽造するのも楽だったろうなと思ってしまう出来でした。
太政官札の隣に、備中岡田藩と伊予大洲藩の藩札も展示されていたのですが、こちらの方が多色刷りで(太政官札は単色)、偽造防止の模様(?)も複雑でした(太政官札は模様無し)。う~ん新政府は戦費調達の為に、粗製濫造したのだろうなと実感してしまいました。
次に興味深かったのが、同じく初めて見た西郷札。西南戦争の際に薩軍は軍票(?)を作っていたとは聞いていましたが、現物を見たのは初めてです。西郷札は発行元を何と書いているのかが気になっていましたが、展示されていた西郷札には「軍務所」と書かれていました。
最後に今日見た展示で一番ビックリしたのが、藩札ならぬ旗本札。名のとおり、旗本領で発行された不換紙幣です。全国で藩札が存在していたのは知っていたもの、旗本領でも発行されていたとは...。余談ですが、旗本領で発行されていた旗本札の方が、太政官札より作りが良かったです(汗)。
汗)
@ncocb 自分のブログを読んで頂いたとは恐縮です。『幕府歩兵隊』の記述は本当に素晴らしかったのに、『鳥羽伏見の戦い』での記述は驚きました。あれ以来野口氏の著書は読んでいませんが、今の作風はどうなっているのでしょうね。慶喜嫌いなのは間違いないので、慶喜の本は怖くて読めません。
大洗のウスヤさんが、キュウリの一本漬けを販売し始めたと聞いて、てっきり揚げ物ばかりだと胃がもたれるからとの気遣いかと思ったら、ダージリンさんの「サンドイッチはね、パンよりも中のキュウリが一番美味しいの」の格言から採用したらしいです。相変わらず想像の上を行く(^^;)。
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