鳥取藩の付属部隊として戊辰戦争で活躍した、丹波山国村の有志によって構成された農民による志願部隊である山国隊について書かれた力作です。
単に山国隊の結成についての説明と、山国隊の各戦いの記述に留まらず、山国隊を指揮下に入れた鳥取藩内参謀の河田左久馬についての記述と、幕末の鳥取藩についても書かれているので、幕末の鳥取藩につての入門書としても最適だと思います。実際幕末に河田が失脚して、戊辰戦争前に復権する情勢などは鳥取県史や鳥取市史よりもこの本の方が判り易いです(^^;)
また実際の戊辰戦争での山国隊の活躍についても、筆者が隊員の日記等を丹念に読んだ事による記述は読み応えがあります。特に甲州勝沼から野州安塚、そして上野戦争と勇戦した山国隊が何故その後はぱっとしなっかたのかという私の疑問に対する答えが詳しく書かれていたので、本当に満足出来る内容でした。
一次史料ではありませんが、山国隊そして戊辰戦争での鳥取藩について調べている方にはお勧めの本です。絶版ですが古本街を探せば見つかるかと思います、私も普段お世話になっている方に古本屋で見つけて頂けました(^^;)
単に山国隊の結成についての説明と、山国隊の各戦いの記述に留まらず、山国隊を指揮下に入れた鳥取藩内参謀の河田左久馬についての記述と、幕末の鳥取藩についても書かれているので、幕末の鳥取藩につての入門書としても最適だと思います。実際幕末に河田が失脚して、戊辰戦争前に復権する情勢などは鳥取県史や鳥取市史よりもこの本の方が判り易いです(^^;)
また実際の戊辰戦争での山国隊の活躍についても、筆者が隊員の日記等を丹念に読んだ事による記述は読み応えがあります。特に甲州勝沼から野州安塚、そして上野戦争と勇戦した山国隊が何故その後はぱっとしなっかたのかという私の疑問に対する答えが詳しく書かれていたので、本当に満足出来る内容でした。
一次史料ではありませんが、山国隊そして戊辰戦争での鳥取藩について調べている方にはお勧めの本です。絶版ですが古本街を探せば見つかるかと思います、私も普段お世話になっている方に古本屋で見つけて頂けました(^^;)
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