歴声庵

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『AIRWOLF』DVD感想

2010年01月11日 20時05分26秒 | 雑記

 ようやく『AIRWOLF』のDVDシーズン3見終わりました。いや~中一の時に熱中して観ていた番組が、こうして纏めて見れるとは良い時代になったものですね。ところで当時は熱中して観ているだけの『AIRWOLF』ですが、こうして纏めて観ているとシーズン毎に雰囲気に違いがありますよね。主にストーリーとアクションシーンに。
 あくまで私見ですが各シーズンの特徴を書かせていただくと・・・。
 シーズン1、ストーリー:東西冷戦の当時の世相を反映する東側関連の話が多い。アクションシーン:派手なアクションシーンがある回は少ないが、ある時は派手な空中戦がある(ミグや地対空ミサイルが相手)。
 シーズン2、ストーリー:国内の話が多い(そもそもアークエンジェルがあまり登場しない?)、アクションシーン:F-4コルセアやB-25などレシプロ機が敵役として登場するようになる。その分派手なアクションシーンが増える。
 シーズン3、ストーリー:総指揮が交代した為か、ストーリーの雰囲気が変わり、ホークとドミニクによる世直し漫遊記の感が強くなっている気がします。言わば水戸黄門風、印籠の代わりにエアーウルフが出てくると言う風に。アクションシーン:シーズン全般に渡って派手なアクションシーンが多い。アクションシーンが無かったのはシーズン3全22話中の5話だけ、ただし今までの使い回しが多いのも特徴。そのような中でもレッドウルフやx400、核ミサイル群などシリーズ屈指の派手なアクションシーンもあったりします。

 さて、全話を通して見てみると、意外とジェット戦闘機相手の空中戦って少ないのですね。恐らく5話にも満たない気がします。一方で多いのがF-4・P-51・B-25と言ったレシプロ機や、シリーズ常連のOH-6やUH-1と言った軍用ヘリ達です。そう考えるとあんな超兵器(トンデモ兵器)にも関わらず、エアーウルフって殆ど格下の敵と戦っていたのですね(汗) 尚、エアーウルフに匹敵するトンデモ兵器としてはレッドウルフ・HX1・X400・搭載機の性能を向上させる機載コンピューター(二回登場)等が登場しています。

 以上、中学一年の頃に熱中していた『AIRWOLF』の感想をつらつらと書かせて頂きましたけれども、二十年以上ぶりに観てみても、あの時の興奮が蘇ってくるドラマでした。恐らくここまで興奮する番組は、もう観れないのだろうなと思っています。昨今東西問わずリメイクブームとなっているものの、ファンとしては『AIRWOL』はリメイクしないでほしいかなと思っています、ただ永遠のライバルであるブルーサンダーとの戦いをやってくれるのなら観てみたいかも(^^;)