歴声庵

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「歴史群像」第79号

2006年09月08日 21時54分02秒 | 雑記
 雑誌「歴史群像」の最新号を購入してきたのですが、以前も書きましたが最近は何やらネタ切れになってきたなとの思う記事が多くなった気がします。購買層を考えると戦国時代と太平洋戦争のネタは毎回入れないといけないというのは判るのですが、この二つの記事は段々マンネリ化してきてると思うんですよね。今回「島津の敵中突破」の関ヶ原関連の記事がありましたが、次回も関ヶ原関連の記事があるそうです。う~ん戦国時代の記事はそろそろ限界なのではないかしら?
 ところで今回一番気になった記事は「明四事件始末記」です、これは米沢藩士雲井龍雄による反乱未遂事件を扱った記事なのですが、正直「この作家は余程薩長が嫌いなんだな」と思ったのが一番印象が強かったです。米沢贔屓の私ですが雲井に対しては詩人以上の評価をしていないので、その雲井の反乱を自由民権運動の先駆けと主張する筆者の意見には首を傾げてしまいました。