goo blog サービス終了のお知らせ 

天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

2006/夏期囲碁合宿

2006-07-09 21:06:42 | ルネサス/囲碁部

昨日/今日(7/8~7/9)と私が所属する囲碁部の夏期合宿を開催しました。
今回の参加者は17名で高崎周辺からは6名、あとは東京方面からの参加でした。場所は昨年同様、埼玉県小鹿野町の「越後屋旅館」、私自身としては4回目となります。

Tahara 指導棋士も昨年と同じ田原靖史六段、棋譜解説、指導碁と深夜まで付き合っていただきました。

参加者のほとんどはネットでの対局が多くなっており、こうした対面碁(この表現もどうか?)は少なくなっているようです。そうした状況でのこの2日間、参加者も十分囲碁を楽しんだことと思います。
今回は近くの日帰り温泉に出掛けた人も5~6人ほどいたようで、「囲碁+地域の見どころを訪れる」のも趣向かもしれません。

4151 先日、TVで小鹿野町の歌舞伎を紹介していましたが、こうした地域の伝統行事はそれぞれの人生を豊かにし、貴重な思い出を残すことでしょう。末永く大切にしていただきたいものです。

コメント

花よりもなほ

2006-07-07 18:38:30 | 囲碁

先日、映画「花よりもなほ」を観てきました。
この映画は「月刊/碁ワールド」に碁の対局シーンがあるとの記事を見て知りました。

時は「忠臣蔵」の時代、親から仇討ちを命じられた青年武士の物語。
剣の腕はまるっきりダメなこの侍、長屋暮らしで町人と交流するうちに「仇討ち」の意義に?・・・

物語の終盤、この侍が「親から教えてもらったのは剣術のみと思っていたが、碁を教えてもらった。私は子孫に何を教えられるだろうか・・・」というようなくだりがあったと思います。

私自身も親として子供に「何を教えただろうか?」と自問する次第です。

コメント

その時歴史が動いた/本因坊秀策

2006-07-06 19:30:06 | テレビ番組

昨夜、NHKで放送された「その時歴史が動いた 勝負師は志高く~碁聖・本因坊秀策の無敗伝説~」を見ました。
この番組、関心のある人物が登場するときは見ています。今回は囲碁界から本因坊秀策が取り上げられ、囲碁ファンとしてはありがたいことだと思っています。

本因坊秀策は家元制度における最後の棋士となります。34歳で病に倒れ夭折しますが、その実力は囲碁界の歴史に燦然と輝くものでした。

放送の中でも解説しておりましたが、「家元で受けた教育とは修業を通して、ただ強くなるだけではなく、人としての品格をも植え付ける人間形成だった」
これが重要なことだと思います。世の中、実力主義、成果主義がまかり通っていますが、それぞれの立場で「品格」を見直す時期にあると思います。

コメント

世界アマ囲碁選手権県大会/2006

2006-07-05 16:53:29 | 囲碁

Motoki3 先日(7/2)、世界アマ囲碁選手権日本代表決定戦の県大会が行われ、小学校五年の本木克弥君が優勝しました。

本木君は今年の「少年少女囲碁大会/小学生の部」で優勝、「アマ名人戦県大会」で準優勝、「アマ本因坊戦県大会」ではベスト8進出はならなかったものの、優勝候補の石井さんを破りました。
そして本大会で優勝と県内の各種大会で、旋風を巻き起こしています。

本木君はお祖父さんから囲碁の手ほどきを受け、毎日のように対局して腕をあげたそうです。大会にはいつもお祖父さんとお母さんが付き添い、見守っていました。

今年の秋には院生になるそうですが、プロ棋士めざしてがんばってほしいものです。

コメント

本因坊戦第5局/山田2勝、カド番しのぐ

2006-07-03 18:18:27 | プロ棋戦

 本因坊戦七番勝負の第5局は6月26日、27日に山形県米沢市白布温泉で行われ、挑戦者の山田規三生九段が高尾紳路本因坊に先番中押し勝ちし、対戦成績を2勝3敗とした。第6局は7月11、12日、神奈川県箱根町の龍宮殿新館で行われる。

 接近戦での山田の読みの深さが光った。カド番に追い込まれながら、自身の持ち味を出し切った好局だった。
高尾にとっては惜しまれる敗戦だったが、まだ星の上では有利。初防衛がなるか、山田がタイに追いつくか、第6局が待たれる。

            (毎日新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

山田九段、難解な局面を攻め主体の展開でカド番をしのぎました。一方、厚い棋風が身上の高尾本因坊、本局ではその特長を生かせなかったようです。
七番勝負も五局を終え終盤戦、両者の熱闘譜を期待しましょう。

         ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は山形県米沢市白布温泉の中屋別館不動閣。
ここは1961年、二十二世本因坊高川秀格と、現在の二十三世本因坊坂田栄寿が対戦して、坂田が高川の10連覇を阻止、初めて本因坊を獲得した舞台となったそうです。
もう45年も前ですが、そのとき使われた碁盤(裏面に高川、坂田の署名がある)での本局、歴史を感じさせます。

米沢で思い出すのは20代前半の頃、福島・山形県境の「飯豊山」に登り、下山した帰りに米沢の上杉神社を訪れたことでしょうか。でもあまり歴史に関心もなかったし、何より疲労困憊の状態で印象に残っていません。
JR磐越西線の山都駅(喜多方の西)から飯豊山に登りJR米坂線の小国駅に下山するコースでした。夏の連休だったと思いますが山頂付近の万年雪やお花畑が登山者を迎えてくれました。

コメント

町内7月度囲碁大会

2006-07-01 23:13:12 | 囲碁

今日(7/1)は町内の月例囲碁大会、参加者は前回より少し増えて22名でした。
今回は高段者の参加も増え、少しづつ会の活動も活発になってきているようです。嬉しいことです。
しかしながら、参加メンバーの年齢構成を見て「老人クラブのようだ」という人がいました。まさしくそのとおりで、先行きは明るいという状況ではないようです。

日本全体の囲碁界の発展のためには、若年層をいかに取り込むかが課題だと思います。

Tama060701_1

優勝:高橋祐次 会長

コメント