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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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世界戦で日本はなぜ勝てない

2013-04-19 19:18:28 | 囲碁

国際棋戦の記事、当ブログでもしばらく書いていません。「出ると負け」の内容では意気消沈ですからね。

----- 朝日新聞(4/16)「ニュースがわからん!」より抜粋 -----

「囲碁の世界戦、強い国はどこじゃ? ---> 現在は中韓が2強」

「囲碁の世界戦で日本はなぜ勝てない?」
・中韓ではプロやプロを目指す子どもたちが集団生活をしながら猛勉強する。激しい競争を勝ち抜いた若手が次々と頭角を現し、いまや世界戦は、10代から20代半ばの争いになりつつある。

・日本は国内の七大タイトル戦重視で、日程が重なれば国内を優先するため、忙しいトップ棋士ほど世界戦に出るのが難しい。

・持ち時間の違いも要因の一つ。世界戦最長の棋戦でも3時間半。韓国、中国の国内棋戦はこれに準じている。じっくりと構想を練りながら戦う日本の碁が、短時間の世界戦では通用しづらい。

「日本再起のカギは?」
・若手を鍛える取り組みが急務。同時に、誰かが突破口を開く必要がある。いま実力的にも年齢的にも最も期待されているのが、史上初の六冠を達成した井山裕太棋聖。スターが世界一になって囲碁界が活気づき、全体の底上げがなされれば、日本にも未来はある。

     ◇   ◇

本記事は囲碁には馴染みのない人や、子どもが対象のようで、世間一般的な意見だと思います。

「日本再起のカギ」、スター選手の活躍は国民の囲碁関心度を上げるためには有効だと思いますが、選手層の厚さを考えるとムズなところで・・・

選手層を厚くするには「囲碁人口の拡大」が必須ですが、一朝一夕には成るものでもありません。囲碁の魅力をPRしながら、地道に普及活動を継続していくことが必要でしょう。

棋院やプロ棋士にはがんばってもらうとして、一般の囲碁ファンに何ができるか?
これといった特効薬はありませんが、とりあえず身近な人と「囲碁の会話」を増やしては・・・

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