昨日(6/27)は定例の「風鈴会」の日。
講座の内容は「悲運の棋士、赤星因徹を並べてみよう」ということで、江戸後期の「本因坊丈和 VS 赤星因徹」戦の解説でした。
本局は囲碁史の中でも「吐血の局」として有名な一局で、講談の演目としてもいいほどドラマチックな展開となっています。
鈴木プロの解説は棋譜の説明と共に、この時代の囲碁史の背景や対局者の立場・心理状況など、面白く聞かせてもらいました。
ただ囲碁史に興味ある人にとっては面白いのですが、そうでないない方はどうでしょうか。
私も今までそれほど囲碁史に関心があったわけではありません。それでも風鈴会で名局解説などを聞き、囲碁史の探求も面白そうだと思っているところです。
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講座のあとの一般対局は○○●●の2勝2敗でした。
○1局目は最近実力を上げているO・大さん、当方の白3子局。相手の無理気味な打ち込みを咎めて白星でした。
○2局目は5歳の娘さんを連れて参加のKN子さん、当方の白3子局。コウを粘っての辛勝でしたが、娘さんに申し訳ない気がして・・・。
●3局目は同年齢の強豪TK田さん、当方の黒番3子局。相手の早い着手に合わせのが間違い、ヨミ負けでした。
●4局目は「薩摩おごじょ」のOK田さん、互先の黒番。女流武闘派にムキになって戦ったのが短慮、足りませんでした。
例会の後は常連が集まっての懇親会。
囲碁の集まりと云うと、ひたすら対局というパターンが多いものですが、盤外の話題を年代・職業・棋力などに関係なく、和気あいあいと話せる機会は以外と少ないものです。
その意味では、愉快な囲碁仲間と談笑できるのは楽しいものですね。