’シャンハイガニ’と言えば、市場で出回っている物はほとんどが偽者だったり、抗生物質を大量に投与されて育てられた’危険極まりない蟹’も少なくなく、私はこれらの事をニュースや雑誌で知ってから(10年ほど前に)というものここ台湾ではシャンハイガニを食べる気になりませんでした。台湾人なら誰でも知っている事で、実際台湾の水産市場では大きな問題になっています。
今朝私はいつもの喫茶店で新聞を読みながら朝食を取っていると、’上海蟹’に関する記事が掲載されていました。その記事を読んでいるうちに、’もしや!’と思い、早速『上海蟹の養殖場』がここプリにもあるかもしれないと思い、無闇に山に向かって探しに出かけました。プリは誰もが認める台湾一水が美味しい土地ですからね。
こんな道をひたすら進みました。この辺りは特に’山泉水’がきれいな場所です。水質はアルカリ度がPH7以上もある超やわらかい水です。私の宿ではここの地下水をペットボトルに詰めてお客さんに提供しています(飲み放題でもちろん無料です)。
しばらく進むと、やっぱりありました。早速書いてある電話番号に電話をしてお邪魔してきました。
向こうに見えるのは、養殖池です。地下水を直接引いていました。
超活きが良いです。こんな贅沢な蟹が美味しくないはずがないですね。私の宿と簡易契約を交わして、私は特別に卸値で買えることになりました。
私の宿にお泊りのお客さんには、この上海蟹を電話一本ですぐにゲストハウスまで持って来てくれることになりまして。私の宿ではこれらを蒸して食べれることにしました。
上海蟹(大甲蟹)のシーズンは12月下旬までです。
大陸の本場物は食べる気がしませんが、本当に何で育て居るか知れたものでは有りませんから。
埔里の水で育てた「上海蟹」なら食べたいですね。 蟹を食べにお邪魔したいですね、その節は宜しくお願いします。