ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

標高3千メートル超えに咲く『シャクナゲの花』。

2024年05月11日 | 名所案内

三年に一度 ’ 本咲 ” になるシャクナゲ。場所:合歓山

毎年楽しめにしているこの辺りでしか楽しめないイベントです。
この品種(シャクナゲ)は、台湾固有種で標高が二千五百メートルぐらいないと咲かないとされているシャクナゲです。
開花するエリアもこの辺り(中央山脈の一部)だけらしいので私は恵まれています。(麓に住んでいるので。)。





綺麗な景色を見たければ ’ 高い所 ’ 。 簡単な定義です。
台湾には標高が3000メートルを越える山が200以上存在しています。
殆どが山脈の一部なので日本の様に独立した山は少ないですが、山だらけの国と言っても過言ではありません。
(因みに阿里山の一番高い所は2663m。大した標高ではありません。)

この辺りのシャクナゲは、三年に一度の年に満開になります。
昨年の開花は余り綺麗ではなかったので、今年に期待していました。


次回の満開は三年後。又暫くの辛抱です。






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’ 甕仔雞(地鶏の空焼き) ’

2024年05月05日 | 名所案内

【甕仔雞(地鶏の空焼き) 】
私の住んでいるエリアは山に囲まれた田舎なので、町から少し離れると『甕仔雞』のお店が何軒かあります。




薪の火力でいっきに焼き上げます。



私は今までに少なくても百羽以上はさばいて(解体)います。





鶏の料金は今では大体どこでも700元前後の様ですが、まさか鶏だけを食べる訳にはいかないのでその他料理と野菜なんかも
食べると一食に千五百元ぐらいは使う覚悟が必要です。鶏一匹丸々なので数人集めて食べに行く事をお勧めします。

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埔里

2024年03月28日 | 名所案内

【マコモダケの栽培】
私の住んでいる町で特に有名な特産品はマコモダケです。
台湾全土の90%以上をここ埔里で栽培されています。
以前聞いた事がある『埔里の5W』。
’water(水)’ ’wine(酒、紹興酒)’ ’woman(水が良いと美女が多い)’ ’weather(天気)’ ’water bamboo(真菰ダケ)’ と言われています。
美女の多さは未知数ですが、水が良い事は確かです。
マコモダケは収穫されると全国に出荷されるので、台湾中のスーパーで簡単に手に入る食材になっています。
因みに日本へもかなりの量が輸出されていますが、ほぼ100%がここ埔里からの輸出です。




周囲が山に囲まれている町です。私は景色は本当に飽きません。

【夕日を二か所で見て来ました。】

埔里の入口付近の様子。

 
瑪璘窟




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台湾では『樹葡萄』『嘉寶果』等と名前がついています。

2024年03月18日 | 名所案内

【『ジャポチカバ』と言う南米が原産の果物です。】
幹に直接花が咲いてから果実がなります。 
台湾では『樹葡萄』『嘉寶果』等と名前がついています。
台湾では一般に『樹葡萄』と呼ばれていますが、時々『嘉寶果(jia bao guo)』と標示されている事もあります。
これは、本来の『英語名: Jabuticaba』をその発音から中華風にアレンジされた『外来語名:嘉寶果』になったものです。





果実は白実が強い感じで、形、味、はまるで本物の葡萄の様です。
只、真ん中に硬い種が入っているのでちょっと食べにくいかもしれません。
台湾には十五年ぐらい前から持ち込まれた様で、今では私の住んでいる埔里では普通に道端で見られる木になっています。




中実はこんな感じです。
割ってみると見かけはちょっとグロテスクですが、葡萄の様に普通に美味しいですよ。


【本日も綺麗な夕日を見れました。】

埔里の入口付近の様子。



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台湾無形文化資産『三獻清醮』始まりました!

2023年12月14日 | 名所案内

【上記:東柱】
台湾全土で唯一埔里でのみ行われている土地を清める祭事(既に120年続いている)です。
基本的には三年に一度行われてます。(四度目になる十二年目は更に賑やか)。
この祭事では、町を囲む様に東西南北に『柱』と呼ばれる’ハリボテ’の巨大なお城が建てられます。
期間中は(今回は五日間)、埔里全体が素食(ベジタリアンで殺生した食材は禁止)生活を強いられます。
肉類、魚介類はもちろん禁止。牛乳や乳製品は可。
私が初めてこの行事に遭遇した年は、マクドナルドでさえもハンバーガーの販売をしていませんでした。
現在では多少は緩和されて観光客向けにある程度は肉類も食べられる感じですが、大部分のお店では現在でも殆どベジタリアンを強いられています。
※埔里住民の殆どの人がこの慣習を守っています。





【以下:西柱】








【以下:南柱】



『柱』の後ろに回ってみると、やはりハリボテですね。


【以下:北柱】








【現在、町中が灯篭や提灯で飾られています。】




ベジタリアン生活の解禁が12/17(日)の夜11時まで。


近所のスーパーの生鮮品コーナーもこんなになっています。


※但し、埔里の素食料理(ベジタリアン料理)は美味しいので私は全く不自由していませんが。




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『鳩乃澤溫泉』と『礁溪溫泉』へ台北から日帰りで行って来ました。

2023年04月20日 | 名所案内

【宜蘭縣を太平山方向へ向けて走行中】
一昨日から2泊で台北の家へ戻りました。(本日は雨だったので、予定よりも1日早めて埔里へ戻りました。)
今回の台北へ行った目的は、太平山に棲息しているフトオアゲハと言う台湾では蝶レア(もちろん保護対象)を見るためです。
唯一太平山の鳩乃澤温泉一帯に棲息しているアゲハ蝶ですが、昨年訪れた時は既に時期が二週間ほど遅くて見る事ができませんでした。
今回はそのリベンジです。≪実際、温泉浴ついでに見れれば良い程度ですが。≫


今回のルート:
①台北市政府付近の総合バスターミナル(市府轉運站)から長距離バスで礁溪まで移動(乗車時間約1時間ほど)。
②礁溪でレンタルスクーターを借りて太平山へ(走行距離は片道約70km)。
③太平山内にある鳩乃澤溫泉で入浴後、フトオアゲハ探し。
④礁溪エリアへバイクで移動後、礁溪溫泉入浴→台北へ長距離バスで戻る。≫






この辺りの広大な地形は、いつ訪れても感動級ですよ。


道端には沢山の油桐の花が開花していました。凄く綺麗でした。


太平山入口に到着しました。礁溪からスクーターで約70キロの距離。一時間半ぐらいかかりました。



【鳩乃澤溫泉 / 山間にある温泉です。】
太平山を暫く進むと鳩乃澤溫泉に到着します。バスはここまで来ているかちょっとわかりません。

【以下、鳩乃澤溫泉 入浴】

日本の温泉と殆ど変りません。男女別々の裸風呂に入浴しました。
上記写真は、裸で入れる露天風呂の建物です。料金は別の棟で払って、こちらまで歩いて来て入浴します。
入浴料金は、150元(600円)でした。
水質は、超強烈なアルカリ性らしく、入浴すると体が溶ける様な錯覚をする程にヌルヌル状態。
台湾でこれほど強烈な泉質はたぶんここ以外にはないかもしれません(いつも入っている廬山温泉とは大違い)。
温泉の上にはネットが張ってあって、落ち葉避けかなと最初は思いましたが、実際には「たぶんですが、
虫たちが落ちない様にするためにも思えました。落ちた虫はけっこう即死していましたから。」。
素人感ですが、たぶん一度に長時間の入浴は控えた方が良いような気がしました。










【以下、蝶(フトオアゲハ)探し!】


ちょっと曇り空だったので苦戦!



≪ い ま し た !! フ ト オ ア ゲ ハ ! ! ≫



でも、動かない......(悲)

結局、昨年に続き 見つけられませんでした.......。

現地の人たちにもいろいろ尋ねたのですが、彼らも暫く見ていないとの事でした。
もしかすると、既に絶滅してしまったかもしれませんね。残念。

【温泉卵コーナーも設置されていました。】




観光地なので、ボッタクリ価格(卵一つ25元!日本円で100円以上!)で販売していましたが、私は食べませんでしたが、
入浴後でお腹も空いていたので、粽(50元)をいただきました。


【天気も怪しくなって来たので、ここから礁溪溫泉へ移動します。】



バイクを運転できる人には、チャンスがあれば挑戦してもらいたいです。
私の住んでいる埔里から山ルートを伝って、こちらへ出る事ができます。
私は以前何度か埔里→梨山→宜蘭のルートをスクーターで利用した事があります。凄い景色を沢山見れました。


【とりあえず、宜蘭まで戻って遅めの昼食です。】


美味しかった!! 200元(900円)。



【礁溪溫泉 に到着。 この日、二度目の入浴になります。】




こちらは、私がいつも利用している温泉施設で、施設名は、『湯圍』です。
入浴料金は80元(350円ぐらい)。
湯船は’木’で作られていて、太い木の柱を組んだ天井も高く、太陽光も入って凄く雰囲気の良い温泉です。
もちろん素っ裸で入る男女別々の温泉です。値段も安いので本当におススメの温泉ですよ。

以下写真はネット上から探して載せています(私の撮影ではありませんが、現在もこんな感じです)。
今回入浴中には何人かの入浴客が居たので写真を撮る事ができませんでした。




昨日になりますが、1人で1日本当によく遊んだと思いますよ。満足満足!。

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今回も、美味しいお店のご紹介。

2023年03月23日 | 名所案内

【 ’ 埔里ビーフン ’ の老舗があります。】
私の町で特に知名度が高い場所は紹興酒記念館(工場も併設)ですが、その向いには米粉(ビーフン)の老舗があります。
50年以上続いているらしいこちらのお店では、週末には特に込み合っていて、席を確保するのにけっこう苦労します。
オーナーさんたちには、私がこの町でゲストハウスを始めた当初に色々と協力してくれた恩もあります。
私も多少ですが、こちらのお手伝いをしたいと今までにたくさんのお客さんをこちらへ紹介しました。
※もちろん、私も美味しいと思うので紹介しています。
数日前ですが、私も久しぶりに訪れて昼食を取りました。


こちらのお店の一番人気の『米粉湯』。スープなしバージョンもあって、この日は各一つずつ注文。
ビーフンは漢字で’米粉’。材料に小麦ではなく、お米を主原料として使っています。
乾燥している状態では重量も殆どないので、私はよく日本に戻る時にはお土産にしています。



こちらのお店を訪れる事があれば、是非注文していただきたい『紹興酔鶏』。
紹興酒の香り付けがされた一押しの一品料理です。


’緑’が少ないので、昆布も注文。



平日は比較的座る席が空いていますが、週末は凄く込んでいます。
でも美味しいので、もし埔里に訪れる事があれば是非一度は訪れてもらいたいお店ですよ。
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近所にある『美味しい麺屋さん』のご紹介です。

2023年03月01日 | 名所案内

こちらのお店では、注文を受けてから麺を茹でるらしいです。
そのため最低でも十分以上は待つ事になります。
お店のオーナーからは名刺を頂いていて、『注文する時は事前に連絡下さい』との事。




メニューはありますが、ほとんど意味ありません。
料金は90元。ほぼオーナーお任せで作ってくれます。


テイクアウト専門なので、店内では基本的に食べる事ができません。
(お願いすれば大丈夫そうですが)



こちらのお店の’麺’はとにかく美味しい!
色々と研究して調合されている様です。




私の宿から徒歩3分の距離にあるお店です。
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⑤ 久しぶりの休暇(三泊四日)で出動して来ました。≪南部紀行最終回≫

2022年12月29日 | 名所案内

土魠魚羹(サワラのチップ入りの餡かけスープ)
今回の南部旅行で特に美味しかった料理です。
私が南部へ行くと必ず食べる料理は、この土魠魚羹と溫體牛(堵殺後冷凍処理などをしていない新鮮な牛肉)です。



土魠魚羹は、私の住んでいる埔里でも食べる事ができますが、本場(台南)の味は又格別です。


【鹿耳門天后宮】



台湾最大の ’ 媽祖廟(海の守り神・媽祖を祭る廟)’ 。
以前から一度は訪れたいと思っていた場所です。
今回は’弟子の遊び人の游さん’が案内してくれました。


【鹿耳門 / 海岸の形が鹿の耳の様な形状をしている事から名づけられました。】

鄭成功が台湾を占領していたオランダ軍を追い払う為に軍隊を引き連れて上陸した場所(鹿耳門)。

この建物は、鄭成功の母親を奉っています。以下内部の様子。



鄭成功の母親の名前は’田川さん(日本人)’だったんですね。



【丹丹漢堡】




このお店は南部限定でチェーン展開しています。
メニューがとても面白く、『様式+台湾式』と言う様にミックスのメニューがほとんどです。
『ハンバーガー+台湾麺線』なんて言う組み合わせもあるんですよ。


【台南での夕陽】

安平から更に進んだ場所から見る夕陽は本当に素晴らしい。


【牛墟市場】

元々は、1870年から始まった農業用の牛を取引する市場でした。
今では需要がある溫體牛(堵殺後冷凍処理などをしていない新鮮な牛肉)の卸売り場みたいになっています。
もちろんこちらの市場でも溫體牛を頂くことができます。
現存しているこの市場は台湾全土で三ヶ所だけ。
私たちが訪れた『善化』以外にも『台南鹽水』『雲林北港』が現存しています。
行かれる人は、月に何日かしかやっていないので調べてから行かれた方が良いですよ。


溫體牛です。堵殺されたばかりの肉なので、赤身肉は本当に鮮やかな色をしています。(冷凍物とは違いますね)。




私の個人的な見解では、肉は大きく分けて二種類に分類できると思います。
1. 普段食卓で食べている肉(冷凍処理等を施して暫く寝かせて肉を熟成させている)
2. 溫體牛:新鮮さ重視なので、熟成肉とはちがった美味しさが味わえる。
≪どちらも美味しいですね。≫



サバヒー。


イノシシ肉も売っていました。


土魠魚 (さわら)ですね。台湾近海でかなり捕れます。特に澎湖島では水揚げが多いです。



ボラ。お腹の中には卵(干してカラスミになる)がたくさん入っています。




今回の『南部紀行』は、いろいろな所へ行けて、沢山の美味しい食べ物も食べれて本当に良い時間を過ごせました。

私の無理な要求にずっと付き合ってくれた ’ 弟子認定 / 遊び人の游さん ’ には、本当に感謝の気持ちを伝えたい。


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④ 久しぶりの休暇(三泊四日)で出動して来ました。

2022年12月26日 | 名所案内

【早朝の孔子廟 台南市】
今月初めに訪れた『南部紀行』の続きになります。
昨今、コロナ禍もほとんど解除された状況なので、本来は、埔里の宣伝をしなくてはいけないのですが、
台南が余りにも素晴らしかったので、やっぱりブログで紹介する事にしました。
台南には私の友人のハム氏が経営する日本人宿『ゲストハウス・はむ家』があるので、台南で宿泊される方には
おススメの宿ですよ。(オーナーさんに日本語でいろいろと情報をいただけるので。)。


もし暑い時期に訪れる事があれば ’ 早朝の涼しめの孔子廟 ’。 シーンとした雰囲気が良いですよ。


【孔子廟の真向かいにある ’ 面白い喫茶店 ’ 窄門 】


知る人ぞ知る喫茶店! 入口が凄く狭いので’窄門’なんですよ。
けっこう雑誌とかでも紹介されています。この日は早朝だったので、まだ営業していませんでした。


【サバヒー粥 / 虱目魚粥】




台南名物のサバヒー(虱目魚)と言う魚を使ったお粥です。
現在では台南にも大寒波が訪れる様になってしまっていて、季節限定で虱目魚を養殖しています。
(元々サバヒーは寒さに弱い魚なので、養殖業者は今までに寒波で何度も大損害を被っています。)
現在では養殖業者も激減していて、越南からの輸入量が増えています。

※今回の目的の一つ、サバヒーの養殖場見学。ボラ(カラスミ目的)の養殖池でサバヒーも養殖している事がわかりました。
生簀から魚を取り出す様子を今回はちょっと時期が遅かったので見れず、残念賞!。
テレビでも紹介された養殖業者の人たちと長話をして仲良くなったので、来年は見学させてもらえそうです(楽しみ)。


【四草綠色隧道】




マングローブが両脇にびっしりと茂った川をボートで進みます。
水中にはたくさんの生物が見れて本当に良かったです。
私の様に動植物が好きな人にはおススメですよ。


【’荷蘭海堡’ があった場所】

17世紀初め、オランダが台湾を制圧していた時代、『ゼーランディア城(安平古堡)』と同様に、ここにも要塞が築かれていました。
船を操作していたおばさんが、二大要塞の一つだったと案内していました。

【抹香鯨陳列館】 

四草綠色隧道の船着場のすぐ横にある陳列館です。
マッコウクジラの残骸を深海で発見して、引き上げたらしいです。
こちらでは、昔の人たちの生活の様子が紹介されていました。



’トイレ’だそうです。

【クラゲの鑑賞ができると書いてあります。】

海の直ぐ横なので海水を引き入れています。



クラゲ、死んでますね............


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久しぶりのブログ更新です。埔里にある『哲学之路』。

2022年09月13日 | 名所案内
≪先ずお詫びから≫
一ヶ月以上の期間、仕事の多忙と家庭の事情を理由にブログを更新していませんでした。
昨日の1日だけでも、長期更新されていないブログを数百人の方たちから閲覧していただいていました。
本当に有り難い事です。
今後もこちらのブログを通して皆さんにとって、有意義な情報が提供できる様に務めていきたいです。
ゲストハウス・プリ 渡部健作


『哲学の道』と言えば京都ですが、私の住んでいる埔里にも『哲学之路』があります。
私の宿から徒歩10分ほどで入口まで行く事ができる場所で、全長3キロぐらいの散歩道です。
途中には道教の寺院『地母廟』があったり、その先には風光明媚な景色の場所があったりと私もお気に入りの場所です。
早朝と夕刻には多くの人たちが散歩や運動を兼ねてこの『哲学之路』を行き来しています。



埔里は標高が500m近くあるので、夏の暑い時期でも早朝は特に涼しくて気持ちが良いです。


山刺番荔枝 1917年にフィリピンから台湾に入って来たそうです。


巨大ポトス。


夏みかん? たぶんザボンかな。


竹林も何ヶ所かにあります。


今の季節、野生化したドラゴンフルーツがいろいろな場所で見る事ができます。
勝手にとっても問題ないと思う。

道端にはいろいろな植物や果物が植えられているので、こういうのが好きな人には見所満載ですよ。


運動できる鉄棒もあります。高齢者がぶら下がっているのを早朝よく見かけます。



道沿いには数キロに渡って水が流れています。



哲学之路の途中で坂道があるのですが、そこから暫く上がると中華っぽい寺院があります。
上記写真の場所は、その寺院の正面から取った風景です。(私の宿も見えます)。





こちらの寺院内の壁画が凄いです。
どなたでも自由に入って参観できるので、体力がある人(ここまでの坂道)は是非行かれてみては。

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三蔵法師の舎利(お骨)を見て来ました。

2022年08月04日 | 名所案内

三蔵法師
私の同年代の人たちの間では、西遊記!ゴダイゴ!ガンダーラ!→三蔵法師(夏目雅子・男?)→孫悟空(堺正章).....
となる方もたくさんいるのではないでしょうか?(私は昭和45年生まれです。笑)。
埔里から十数キロ離れた日月潭の周遊道路上には、三蔵法師の舎利(お骨)が収められた玄奘寺と言うお寺があります。
三蔵法師の舎利は、最近までコロナ禍の関係で一般参観ができませんでしたが、やっと参拝ができる様になりました。
昨日の事になりますが、久しぶりに ’ 自家用車を運転して ’ (バイクではなく)日月潭をグルッと一周して来ました。
※ここ一ヶ月ぐらい車のエンジンを起動させていなかったので、久しぶりに動かしました。
≪長期間エンジンをかけないと故障やバッテリーに支障をきたす事もあるので≫


玄奘寺の敷地内には、三蔵法師の祈念館があります。
こちらでは、彼(三蔵法師は男)の生い立ちや、天竺からお経を持ち帰る為に旅をしたルート等も紹介されています。




生まれた時の名前は『陳褘』さんで、13歳で出家して法名が『玄奘』になったんですね。



三蔵法師の旅のルートが地図で紹介されています。
彼は天竺(現在のインド)から大量のお経(たぶんサンスクリット語)を長安に持ち帰り、そのお経の翻訳に生涯を捧げました。
お経の中でも最も重要とされた600巻に及ぶ膨大な経典『大般若経』があります。

因みに、天竺への旅の詳細『大唐西域記』を面白おかしく物語りにしたのが、『西遊記』とされている様です。

※出家:欲を断ち切る....。私過去にお寺で一年間生活していて、お坊さん達の生活を身近で見る事ができました(注:私出家してません!)。
厳しい修行の日々。とても、とても私の様な欲の塊の様な人間には真似ができる生活ではないと本当に思いました。


【玄奘寺】


写真はお寺内の一階部分です。 このお寺のメインは3階に奉納されている三蔵法師の舎利です。
昨日はコロナ禍の影響か、私達はお坊さん以外に他の参拝者とは会いませんでした。


お寺内の一階左端の階段から3階へ上がると、舎利が奉納されています。

以下、3階の様子。



この中に三蔵法師の舎利が納められていますが、直に肉眼で見る事ができません。
※赤外線センサーで管理されていて、近づきすぎるとが反応して音が鳴り響きます。(私、鳴らした事あります)。



3階フロアでは、直接に舎利を見る事ができない代わりに、監視カメラの映像で舎利を見る事ができます。
因みに、この舎利は頭蓋骨の右だったか左だったか、以前こちらのお坊さんに教えてもらった事があるのですが、
どちらだったか忘れてしまいました。とにかく頭蓋骨の即頭部です。

1942年(昭和17年)日中戦争当時に、南京市で旧日本軍が玄奘の墓(石棺)を発見しました。
後に、玄奘の舎利は分骨されて一部分を日本軍が日本へ持ち帰り、三学院(埼玉県蕨市)慈恩寺(さいたま市岩槻区)
を経て、最終的にこちらの日月潭にある玄奘寺に移されました(奉納)。

玄奘寺の敷地内には、色々と見物できるものがありますよ。



日月潭の周遊道路では、このお寺沿いの道が最も高い場所になります。
昨日のこの時間帯は夕方で雲も多かったですが、景色はそれなりに楽しめました。


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合歓山 台湾の道路で最も標高が高い場所

2022年07月15日 | 名所案内

【合歓山 / 標高3000mを越えています。】

私がこの場所を訪れた回数は、既に100回近くになると思います。
≪単純計算しても年に5~18回で、既に12年間も..........

前回のブログの続きになります。
この山を登山するに当たっては、’入山証’の申請も必要がないので、一年を通して多くの登山客が訪れます。
私の宿もほぼ毎週末は、何組かの登山客か自転車でこちらを目指す客人たちが宿泊しています。
本日は金曜日なので、とりあえず既に何人かの自転車客(常連さん)の予約が入っています。
二年以上のコロナ禍でも何とか『宿』が生き延びられて来た理由に、彼ら常連さんや登山客、自転車客がいたおかげだと思います。






この場所は、ほぼ道路頂上付近です。ちょうど向いから外国人が自転車で頂上を目指していました。(あと少しでゴール!)


【武嶺/標高3275m地点】
とりあえず、『台湾で最も高い公道:地点』になります。
現在こちらのあった展望スペースを改築していて、上る事ができません。


【以下、この辺り複数ある登山口の一つ】

『合歓山の登山ルートは、大きく分けて<主峰、東峰、北峰、西峰>に分けられています。
散歩レベルで行けるのが、<主峰の頂上(標高3410)>で、サンダルでも十分いける様な場所です。
ちょっとレベルが上がると、<北峰>や更にそこから奥地へ入った<西峰>となります。
<東峰>は、松雪楼と言う年配者も多く利用するホテルの裏庭から暫く進んだ場所で、こちらも散歩レベルです。

※合歓山登山は、どなたでも交通手段を準備できれば簡単に来られる場所です。
いつも沢山の観光客で賑わっていて、登山道がしっかりとしていて安全だと思います。
登山と言うよりも、3000メートル超えの景色を楽しみながら散歩をする感覚です。

PS:本格的な登山を楽しみたい人は、この辺りではすぐ横になる奇来山辺りがいいかもしれませんね。(入山証申請が必要)。


【下山途中に、道端のお土産コーナーに寄りました。】



この山から暫く進んだエリアには、有名な桃の産地があります。
' 樹液に飛んで来るカナブン ' を集める様に、桃の匂いで観光客を呼び寄せていました。
(「値段、高過ぎ!」。完全にボッタクリ価格でした。)
全く同じ新鮮なものが、自宅近所の果物屋さんでも並んでいます。


【以下、この日観察した高山植物たち】










こちらはたぶん’野イチゴ’の一種かと思うのですが、時期によっては甘い果実を付けている事があります。
この日はまだ時期ではなかったらしく、果実を食べられませんでした。残念賞!



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山へ散歩に行って来ました。

2022年07月12日 | 名所案内

【タイワンソクズの花で吸蜜する蝶。標高2300m地点 / 翠峰。】
本日は天気も良かったので、久しぶりに高山へ行って来ました。
今回の目的は、天然記念物のアケボノアゲハ(蝶)探しと高山植物の観察です。


やっぱり私はスクーター派です。風を受けながら綺麗な景色を進む、最高ですよ。(雨はちょっと困りますが。)
自家用車も一応持っていますが、自分以外の誰かを乗せる時以外は、ほとんど乗っていません。


途中、即売場がありました。
こちらでは、この辺りで収穫された新鮮な果物や野菜を買う事ができます(観光客相手なので、ちょっと高めですが)。
私はこの山を下った所の町≪埔里≫に住んでいるので、同じ新鮮な食材が自宅の近所でいつでも買えます。
とりあえず、ヒヤカシ程度に見物して来ました。


山當歸:芹の一種なのかもしれません。強烈な香りのする野菜です。日本ではお目にかかった事がありません。
漢方薬と鶏肉と合わせて煮込んでスープにして食べる事があります(私の場合)。



高山キャベツ:この辺りで最も多く栽培されている野菜です。
大型トラックに凄い積荷となって埔里市内の農協に運ばれてから全国に出荷されています。

≪こんな感じです。どのトラックも完全に積載オーバーで倒れるかと思うぐらい積んでいます。
それと、夜中も走るドライバーもいて、近隣住民の安眠にも迷惑をかけている様です。≫



リンゴや梨は、ここからずっと進んだ梨山一帯で栽培が盛んに行われています。
梨は美味しいと思いますが、日本のリンゴの味を知っている人にはイマイチですね。


この果物は美味しいですが、すみません、私名前を知りません。



カボチャは私思うのですが、わざわざ海抜が高い所で栽培しても美味しくならないと思いました。

≪ツーリング者への情報≫


確か先月だと思いましたが、【台8線117K地点】で大規模な崖崩れが発生して広範囲に渡って土砂で道が破壊されています。
現在では多少は土砂除けの作業も進んでいる様ですが、未だに限られた時間でしか通過する事ができません。
最近は雨が降りやすい天気なので、安全を考慮して暫くは通過しない方が良いと私個人的に思います。
私はこのルートを通過して新たに正式に開通した【南横公路(台東から高雄へ続く道)】に挑戦したいと考えています。
でも、一体いつになったら行けるのか.....。何とか年内には!

続きは、次回のブログにてご紹介します。
合歓山の景色と高山植物等。

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【紹興酒記念館/埔里】

2022年07月11日 | 名所案内

【埔里酒廠】
上記写真は紹興酒製造使用後の陶器を積み上げて作った’通路’です。
しっかり固定されているので、崩れることはありません。
ここはお酒の工場の一区画で記念館も中に入っています。



豊富な良質の地下水がある埔里は、元々『紹興酒の里』として知名度のある土地です。
今から23年ほど前に起きた921大地震の影響でこちらの工場がほぼ全焼してしまいました。
その時、工場内には大量の紹興酒があったそうなのですが、8万本を残して全て消失(焼けて)しました。
後に工場は再建し、敷地内には記念館が建てられました。


屋外には、唯一展示してある『大地震で破壊された工場の傷跡』。
たぶん紹興酒を入れていた樽か何かだと思いますが。


【記念館の中には、こちらの工場の展示スペースがあります。】

60年物の紹興酒! 中身はまだ入っているらしいです。


休憩所の様です。紹興酒製造に使用した樽が積み重ねてあります。


上記写真:左の2人(中国から来た周兄弟)が埔里の水質に目をつけ紹興酒の技術を伝えたそうです。

上記写真:初めて紹興酒製造に利用した井戸。
※こちらの井戸は洗濯場として現存していて、住民たちの生活用水や飲料水として利用されています。
【現存している井戸。以下、現在の様子】


当時実際に使われていたポンプ。記念品として収蔵しておけば良いのに、どうしてこんな色に塗ってしまうのか理解に苦しみます。


洗濯場の他に、地元住民たちはポリタンク片手に、こちらの水を汲みに来ています(飲料用)。
私も以前は何度かこちらの水を汲んで自宅へ持って帰り、珈琲に使った事もあります。
≪埔里の水質はとても柔らかい感じがします。≫



こちらの記念館は【臺灣菸酒股份有限公司】の管轄で経営されているので即売コーナーも充実しています。





紹興酒アイス。
もしこちらの記念館を訪れる事があるなら、是非ともこの一品を食べていただきたいです。



記念館内にも一部分になりますが、ガラス越しに紹興酒製造の工場内を見る事ができます。


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