土魠魚羹(サワラのチップ入りの餡かけスープ)
今回の南部旅行で特に美味しかった料理です。
私が南部へ行くと必ず食べる料理は、この土魠魚羹と溫體牛(堵殺後冷凍処理などをしていない新鮮な牛肉)です。
土魠魚羹は、私の住んでいる埔里でも食べる事ができますが、本場(台南)の味は又格別です。
【鹿耳門天后宮】
台湾最大の ’ 媽祖廟(海の守り神・媽祖を祭る廟)’ 。
以前から一度は訪れたいと思っていた場所です。
今回は’弟子の遊び人の游さん’が案内してくれました。
【鹿耳門 / 海岸の形が鹿の耳の様な形状をしている事から名づけられました。】
鄭成功が台湾を占領していたオランダ軍を追い払う為に軍隊を引き連れて上陸した場所(鹿耳門)。
この建物は、鄭成功の母親を奉っています。以下内部の様子。
鄭成功の母親の名前は’田川さん(日本人)’だったんですね。
【丹丹漢堡】
このお店は南部限定でチェーン展開しています。
メニューがとても面白く、『様式+台湾式』と言う様にミックスのメニューがほとんどです。
『ハンバーガー+台湾麺線』なんて言う組み合わせもあるんですよ。
【台南での夕陽】
安平から更に進んだ場所から見る夕陽は本当に素晴らしい。
【牛墟市場】
元々は、1870年から始まった農業用の牛を取引する市場でした。
今では需要がある溫體牛(堵殺後冷凍処理などをしていない新鮮な牛肉)の卸売り場みたいになっています。
もちろんこちらの市場でも溫體牛を頂くことができます。
現存しているこの市場は台湾全土で三ヶ所だけ。
私たちが訪れた『善化』以外にも『台南鹽水』『雲林北港』が現存しています。
行かれる人は、月に何日かしかやっていないので調べてから行かれた方が良いですよ。
溫體牛です。堵殺されたばかりの肉なので、赤身肉は本当に鮮やかな色をしています。(冷凍物とは違いますね)。
私の個人的な見解では、肉は大きく分けて二種類に分類できると思います。
1. 普段食卓で食べている肉(冷凍処理等を施して暫く寝かせて肉を熟成させている)
2. 溫體牛:新鮮さ重視なので、熟成肉とはちがった美味しさが味わえる。
≪どちらも美味しいですね。≫
サバヒー。
イノシシ肉も売っていました。
土魠魚 (さわら)ですね。台湾近海でかなり捕れます。特に澎湖島では水揚げが多いです。
ボラ。お腹の中には卵(干してカラスミになる)がたくさん入っています。
今回の『南部紀行』は、いろいろな所へ行けて、沢山の美味しい食べ物も食べれて本当に良い時間を過ごせました。
私の無理な要求にずっと付き合ってくれた ’ 弟子認定 / 遊び人の游さん ’ には、本当に感謝の気持ちを伝えたい。