ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

今年も油桐花の開花季節が始まっています。

2022年04月29日 | 日記

【油桐花】

日本のお花見(桜の花)を楽しむ感覚です。
台湾では、毎年この時期になると山肌一面に広がる新緑に白い花の塊が目立つ様になります。
私の住んでいるエリアは、山が多いのでこの油桐花の開花もたくさんの場所で見れます。




この花が咲き出すと、ちょうどホタルの季節が始まった事を意味します(私の感覚では)。




実はこの油桐、お花見をする時には注意が必要です。あまり知られていない事ですが、油桐は塗料等の材料になり、別名ドクエ(毒荏)と呼ばれていて、その名のとおり人体にはあまりよくない成分が含まれている木です。
実際、毒蛾の幼虫が油桐の樹皮を食べて体に『毒素』を蓄えて鳥等の外敵等から身を守っています。
油桐のお花見をしていると、樹皮や葉に付いている毒蛾の幼虫が風等でよく落ちてきます。私も以前お花見をしていて、群生していた毒蛾の幼虫の襲撃に遭って数百ヶ所刺された事があります。木登りをして数百ヶ所ですよ!
直ちに病院へ行きましたが、医者に『君、よく発狂しないで頑張ってるね』と言われたぐらいです。(丸三日間痒くて眠れませんでした。デング熱にやられた時よりも苦しかったですよ。)
皆さん、お花見も良いですが、落下してくる幼虫には注意しましょう。

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東埔温泉

2022年04月24日 | 日記


信義区を更に進んで『東埔温泉』へ向かいます。


温泉ホテルが集中しているエリア(温泉街)は、かなり山の上の方になります。
一応この温泉街までも本数は少ないですがバスが通っている様です。(水里から員林客運バス)。


李(すもも)の開花時期も終って、実がかなり大きくなっていました。


【以下、今回の温泉浴】





こちらの温泉施設は、温泉街から数キロ離れた場所になります。
『蟬說雅築』と言う温泉施設で、日帰り入浴と敷設レストランを経営しています。
今回私が入浴したのは、’大衆池’と呼ばれている水着着用の混浴風呂でしたが、運良く今回は他のお客さんと
遭う事もなくのんびり入浴できました。
こちらの施設には、大衆池の他にも個室風呂(貸切)もあります。

日帰り入浴は、水着着用で一回250元です。
水質は、台湾では’手があまり皺皺にならない『美人湯』と呼ばれている泉質です。
私の中では、こちらの泉質は台湾でベスト3以内に入ります。(お薦めです)。



以下、貸切個室風呂 ≪貸切なので、プライベート空間になります。もちろん裸で入れます。≫

お財布に余裕があるなら、凄くお薦めですよ。
個室風呂の料金は確か50分ぐらいで800元程度だったと記憶しています。




話は少し飛びますが、こちらの敷設レストランの『地鶏の殻焼き』が超お薦めです。
皮はカリカリで、中身はジューシー。焼きあがるまでに、約1時間近くかかるので、入浴後に敷設レストランでこの地鶏を食べたい方は、
入浴する時に先に地鶏の予約を入れた方が良いです。今回は私1人で行ったので、残念ながら食べませんでしたが、数人いる時は
必ず食べています。PS:こちらのレストランでは、地鶏の他にも沢山のこの辺りで採れた野菜や虹鱒なんかも食べられます。




施設内には休憩できるエリアもあって、入浴後には、こちらで販売されている飲物なんかも購入可能です。
(私はいつもコンビニで買った物を持ち込んでいますが。)






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『新中橫公路』

2022年04月21日 | 日記

『新中橫公路』

台湾には縦断道路が大きく分けて数ヶ所あります。
島(台湾)の中央を南北に『台21線』と言う道路が走っていて、一般に『新中橫公路』と呼ばれています。
因みに、私がよくブログ上で紹介している3000mの山を越えてタロッコ渓谷(先には花蓮)へ向けて続いている道が『中橫公路』です。


島(台湾)の中央を南北に『台21線』と言う道路が走っていて、一般に『新中橫公路』と呼ばれています。
上記図では、全部が新中橫公路となっていますが、一般には≪水里-塔塔加-阿里山)≫の区間をそう呼んでいます。
PS:地図:埔里は水里の少し上になります。 塔塔加は玉山の登山口。阿里山は紫の嘉義玉山線上にあります。

このルートは、非常に景色が良いので、自転車やバイクでツーリングする人が多いです(私もその中の1人)。
塔塔加を更に進むと、阿里山に到達できます。(一般に山ルートと呼ばれいる。)
※嘉義から阿里山へ向うルート(公道18号線)は、台21線とは全く異なる開発が進んだ普通の道路です。




水里を進むと信義区へ。
この辺りから凄まじい景色が始まります。



今ちょうど枇杷の収穫が盛んの様です。
道端ではたくさんの行商人が直売していました。





信義と言えば、葡萄です。
この辺りで栽培されている品種は、日本から持ち込まれた’巨峰’です。
本日ちょっと残念だったのは、収穫の時期ではなかったので採り立てが食べられませんでした。
収穫まではあと一・二ヶ月といったところでしょうか。



≪次回ブログは、この先にある東埔温泉紹介≫



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合歓山のシャクナゲの開花が始まりました。

2022年04月13日 | 日記

本日は朝から合歓山のシャクナゲの開花を見に出動です。
私の毎年の楽しみの一つで、今年が『三年に一度の大咲き(ティッシュを丸めた様に花にボリュームがある)』の年になるはずです。
合歓山のシャクナゲは、場所にもよる様ですが、土壌の栄養とかの関係とかもあり三年ごとに花の様子が少し変る様です。



道端の標高がまだ低い場所(2500m付近)でも咲き始めていました。



台湾の道路の最高地点(3275m)です。
この辺りでは、完全に森林限界を超えているのでシャクナゲは流石に咲いていませんね。
シャクナゲを見る為に、ここから少し海抜の低い場所(3000m付近)へ移動します。


標高3000mぐらいまで下ると、道端にシャクナゲがたくさん咲いていました。
標高は、富士山の8合目あたりになりますね。















【以下、毎年大量のシャクナゲが確実に見れる絶景ポイントの紹介】



場所は最高地点の武嶺3275地点を更に数キロ先にへ進んだ(下ります)石門山と言う場所です。
頂上まで登山口から三十分ぐらいで行く事ができます。
シャクナゲ鑑賞のポイントは、頂上の後に当たる緩やかな崖みたいな場所です。(上記写真の場所で安全です)。
上記写真の場所ですが、まだ時期が早かった様で、本日は全然咲いていませんでした。
本格的に咲き出すには、あと一ヶ月ぐらいかかるかもしれません。(台湾在住の方、時間を合わせていかれてみては?)。

石門山へは、埔里のバス停から南投客運バスを乗り継いで武嶺まで行けるので、下車後徒歩で向う事が可能です。
晴れていると、景色が本当に素晴らしいのでけっこうお薦めです。
ただ、標高が高い分、酸素濃度が低いので、無理をしない程度でゆっくり行かれると良いですね。
≪行き方が分からない方は、私にメールでお問い合わせ下さい。バスでの行き方等も教えますので。≫



【戻り道(下り)に通過したお店】

たぶん台湾最高地点にあるモスバーガー......


たぶん台湾最高地点にあるスターバックス..........


台湾最高地点にある(確定)セブンイレブン............


標高が2000m辺りまでは、民家や農家さんが点在していて、生活必需品は最低限入手できます。
風景が単調ですが素晴らしい場所です。
この辺りにもたくさんのレストラン(特に雲南料理がお薦め)や民宿などもあるので、時間に余裕がある人にはお薦めですよ。

コメント (2)
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夕暮れ時の日月潭へ

2022年04月11日 | 日記

【日月潭】
夕方5時半ごろの様子です。
まだ夕陽まではちょっと早かったのですが、それなりに綺麗な光景を見る事ができました。
日月潭には、湖を囲む様に三十キロちょっとの周遊道路が続いています。
スクーターだと、のんびり運転しても1時間もあれば十分一週できます。
本日も午後は退屈していたので、暇つぶしに出動してきました。
埔里の町から日月潭までは十数キロしかないので、三十分程で行く事が可能です。


同じ時間帯でも、太陽の角度によって湖面の色が全然違いますね。


こちらは有名な写真スポット。結婚写真の撮影なんかにもよく使われている場所です。



拉魯島(ラルー島)
日月潭にしか住んでいないとされている邵族の祖霊地。湖の中央に位置しています。
私は十年前になりますが、夕方から小船で近づき、恐れ多くもこの島にロープを結んで接岸して朝まで釣りをした事がありました。
【以下、昔釣りをした時の写真です。】今でも覚えていますが、夕暮時が本当に綺麗でした。


明け方に大型のハクレンと言う魚が釣れたので、そのまま朝から知り合いのレストランに持ち込んで鍋料理にして食べました。


【ここから、本日の話に戻ります】
本日は、久しぶりに慈恩塔へも登りました。
慈恩塔は、1969年に台湾初代総統の蔣介石が母親を偲んで建設した塔です。
日月潭の周囲の山頂にあって、慈恩塔の頂上部分がちょうど標高1000m地点になるように建てられています。


【慈恩塔への入口(山道)】


この入口から570m先に慈恩塔があります。
入口付近の階段はちょっと大変ですが、少し進むとスパンが広い階段になるのでたいした事はありません。




この辺りにはいくつもの巨大化したインドゴムの樹があります。
とにかく巨大化しています。

日本では、鉢植えでこのサイズで1000円ぐらいで販売されています。




こんな感じで、570mの道が続きます。



慈恩塔に15分ほどで到着できました。
せっかく来たので、登ります。

とりあえず、頂上まで階段を上ったので、階段を上から撮影。
けっこう疲れます。


頂上階には、何故か鐘が....(以前は鳴らせましたが、現在は不可)。



やっぱり景色を見るには『高い所』ですね。


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奥萬大方面を散策

2022年04月06日 | 日記

【霧社から奥萬大へ続く道】

昨日は清明節(先祖の墓参りをする日)の関係で、土曜日から四連休でした。
連休初日から雨の日となって宿の宿泊率が心配でしたが、何とか三泊中2泊が満室となり助かりました。
コロナ禍の影響で、海外からの(特に日本からの)お客さんを受け入れられない現状が続いていますが、
私の所は家賃や従業員への給与の支払いが必要無い(持ち家・私1人で経営)ので、何とか凌いでいます。
日本でも最近になって又コロナの拡散が始まった様なので、本当に終わりが来るのだろうか?と思わずにはいられません。
元々は、私も今年年末ぐらいには収まるのかなと思っていましたが空喜びでしたね。まだ暫くコロナ禍が続きそうですね。


碧湖 霧社の町から徒歩でも下れますが、けっこうな坂道です。





雨天が続くと、色々な場所に’臨時の滝’が出現します。


【曲冰考古遺跡】



3千年ぐらい前の遺跡で、この場所から48ヶ所の住居跡、石棺171や陶器や石器も発掘されたらしいです。
一応こちらにもバス停(南投客運/6663/曲冰站)がある様なので、興味のある人は行かれてみては。





武界方面から埔里市内を望む。




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