ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

埔里の隣町の国姓郷へ行って来ました。

2022年03月28日 | 日記

【三級古跡 糯米橋 / 国姓郷 北港溪】  
「モチ 米 橋」と呼ばれている橋です。昭和15年(日本統治時代)に建造されました。
場所は国姓郷と言うエリアで、埔里の隣町になります。(スクーターで三十分程で行けます。)
『糯米橋』の名前の由来は、橋の建造時に、もち米や野菜を入れて’粘着剤’にした事からだそうです。


昨日は、午前中の時間を利用して(3時間ほど)スクーターでブラブラして来ました。
日本統治時代には、川中島と呼ばれていた清流部落の少し先になります。
天気はお昼から崩れましたが、午前中は何とか持ち堪えてくれて助かりました。


強烈な香りのする花がたくさん咲いていました。(植物の名前が分かりません。)



台湾では珍しい’綿花’の栽培が行われています。


遠くに空にちょっと怪しい雲が出始めていました。




今の季節、枇杷の収穫が盛んです。道端でたくさん直売していました。



【国姓郷の市内】
’ 国姓爺 ’ と言えば、昔台南の安平古堡をオランダ統治から奪還した ’ 鄭成功 ’ の事。
この辺りの地名は、英雄’ 鄭成功 ’ から取っている様です。



幾つかの原住民部落もありました。
この部落の山の上にはライチの老木(100年ぐらいの)がある様です。



天気が良くて快適な時間を過ごせました。





    





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日本統治時代から続く紅茶畑

2022年03月26日 | 日記


【たぶん100年近く前から育てられているアッサム種(紅茶)の畑】

年月が経って、一つ一つの株(紅茶)が大きくなっているために不規則に植わっています。


日月潭(魚池郷)から埔里へかけての山合いの何ヶ所かで紅茶の栽培が盛んに行われています。

日本統治時代に新井耕吉郎と言う方が台湾総督府中央研究所平鎮茶業試験支所に助手として赴任。
各地の茶畑の土壌や気候の調査などに参画する中で中部南投県にある日月潭湖畔の水社村貓囒山の
中腹・海抜800m付近一帯が紅茶の一大産地になることを確信し、1936年、魚池紅茶試験支所(現在
の茶業改良場魚池分場)を開設して、紅茶の栽培を開始した事が発端らしいです。
新井耕吉郎氏は、「台湾紅茶の父」または「台湾紅茶の祖」と呼ばれているらしいです。
≪Wikipediaより引用≫。




遠くに埔里の町が見えます。

ここ数日、ずっと雨続きの天気でしたが、昨日は久しぶりに太陽が顔を出したので埔里を囲んでいる山合い
へ散歩(私の場合はバイク)に行って来ました。
普段この場所は外国人労働者たちが、可哀相に泥とかを運ばされてコキ使われているのですが、昨日は休業の様でした。





【山を下るとマコモダケがたくさん栽培されていました。】

埔里 / 水尾



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『地母廟』で夕陽を見ました。

2022年03月22日 | 日記

【寶湖宮 地母廟】
私は埔里に住んで既に13年が経ちました。
初めの一年間は私立の小・中・高等学校で日本語教師をして、二年目からはゲストハウスの経営をしています。
こちらの地母廟へは、十数年間少なくても二週間に一度はずっと通っています。
夕陽を見に来たり、お参りに来たり、宿のお客さんのガイドで来たりと色々ですが、基本何となく癒される場所なんですね。
この場所は、かなり歴史のある道教の廟(お寺ではないのでお坊さんはいません。)で、たくさんの熱心な信者の方たちがよく集まっています。
私は宗教とかは信じていない人間ですが、この土地(埔里)が好きなので暇な時等も理由もなく訪れています。
(夏場は、私の大好きなカブトムシやクワガタ虫等もたくさん出没する場所ですから。)


毎日の様に、たくさんの人が夕陽を見に来ています。


屋根の色(緑)が独特です。


お線香を上げる事もできます。
夕陽スポットは、廟入口の両脇にある階段を上った場所です。



【地母廟付近では、マコモダケの栽培も盛んです。夕陽も綺麗です。】

PS:冬場のマコモダケの電照栽培の様子は、空がオレンジ色に染まっています。強烈な光景ですよ。



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三泊で南部遠征して来ました。(後半)

2022年03月16日 | 日記

【林鳳營火車站 / 台南市六甲區林鳳營】
南部の駅!と言う感じですね。
私は林鳳營と言う地名を、以前はてっきり牛乳メーカーの会社名だと誤解していました。
流石に北海道とは比べられませんが、台湾の酪農(東部・南部)のレベルは、以前と比べて凄く上がって来ています。
台湾の牛乳の価格は日本の二倍ぐらいはしますが、毎日美味しく頂いています。
この日は酪農をしている場所を探してウロウロしましたが、結局以前見学した場所では見る事ができませんでした。
(たぶん、ちょうど他の場所へ乳牛たちを移動してしまっていたところの様でした。残念奨!)






【新營で朝食屋をしている宿の常連客のお店にも朝食を食べに行きました。】
こちらのオーナーさんも、私以上に台湾中をたくさんバイクで行かれています。
上記写真は昨日送られて来たもので、現在『南横公路(最近開通した東と高雄を結ぶ道)』を横断中との事でした。
私も夏前ぐらいに一度挑戦してみようかと画策中です。

【烏山頭ダムにも寄ってきました。】



八田與一氏の銅像からの目線で写真を撮ってみました。

【台南市へ来ると、いつも食べに行く日本人経営のラーメン屋さん】


以前、『豚骨屋』と言うチェーン展開しているお店の日本人オーナーさんがこちらの『宝来軒』を開業しました。
お店には台湾人の従業員しかいませんでしたが、忠実に日本の味を再現されています。本当に美味しいですよ。


【安平古堡 いつも台南を訪れると立ち寄ります。】


鄭成功さんって、お母様が日本人だったんですね。


【龍崎エリア 台南と高雄の県境に位置する場所です。】
今回も台南在住の同じ歳の友人(小森さん)にいろいろと連れ回してもらいました。





【漁光島 安平エリアのすぐ横にある夕陽の絶景ポイントです。】


本当に美しい夕陽でした。ハムさん、ここ教えてくれてありがとう!


【最後の晩餐】
今回もお世話になった『ゲストハウス・ハム家』の皆さんと、台南の友人の方たちが晩御飯にお付き合いしてくれました。

’ 溫體牛 ’ !! 肉の新鮮さ,肉質が別格! 肉の色が冷凍物とは明らかに違います。

骨髄.... 味わう機会が少ない、たくさんある部位ではないようです。


 

今回の台南旅行も楽しかったです。






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三泊で南部遠征して来ました。(前半)

2022年03月12日 | 日記

【嘉南平原 走行中!】
今回は私の住む埔里からひたすら南下です。
宿業を始めてから既に十数年が経つので、それなりに常連客も増えています。
中にはご自分でお店をされている様な方たちもいたりします。
今回は、その中の何人かのお店(朝食屋さんと飲食店)にも立ち寄って来ました。

≪今回のルート≫
埔里⇒斗六⇒斗南⇒嘉義⇒白河⇒関子嶺温泉⇒新営⇒嘉南平野⇒林鳳営⇒六甲⇒烏山頭水庫⇒台南⇒龍崎


嘉南平原は、総面積が約4,550平方kmに及ぶ大平原です。
日本統治時代に、降水量が極端に少なかった嘉南平原は農耕に不向きな土地とされていましたが、
八田与一技師が中心になって建造された烏山頭水庫の恩恵(灌漑水路等)を受けて広大な農耕平原となりました。
私はいつもこの辺りを通りかかると、わざわざ灌漑水路地帯をドライブする様にしています。
凄く気持ちが良い場所です。




【民雄 有名なガチョウ料理が食べられるお店】
民雄と言えば、やはりこの料理です。
通り道だったのと、ちょうどお昼だったので、立ち寄っていただきました。
只、私は1人旅の身、ガチョウは最少でも一羽の四分の一を注文しなければなりませんでした。(かなりの量です)。



’泥湯’で有名な関子嶺温泉を目指します。
場所は、嘉義から更に南下して白河エリアの更に先になります。
嘉義から三十キロぐらいの距離です。


関子嶺温泉の少し奥には、’水火同源’と呼ばれている’天然ガスが地中から出ている’観光名所があるので行って来ました。
こちらへは、数年前にも訪れているのですが、その時はまだ荒れ放題で整備されてなく、’まだ火が水中から出ていました。(本来の様子)’
現在は、綺麗に整備されてしまっていて、火も水中からではなく、ただ燃えているだけ状態になっていました。
≪火が消える度に、わざわざ点火が面倒なのでしょうね。(ちょっと残念)≫



カミキリムシも見かけました。


【以下、今回の泥湯入浴】

今回は、統茂温泉開館の入浴施設を利用しました。



日帰り利用のSPAが300元で利用できました。
こちらの施設では、屋外に水着着用利用のSPA設備があって、室内には裸入浴ができる泥湯もありました。

初日1泊目は、新営と言う場所で安宿に宿泊しました。



既に台南エリアに入っているので、やはりこの辺りまで来たら’溫體牛’を食べない訳にはいきませんね。
’溫體牛’とは、食用に屠殺された牛を冷凍せずに新鮮な状態で頂く牛肉の事です。
量に限りがあるので、台南エリア以外で食べるのが難しい牛肉です。
こちらの老舗の料理は、今回の台南エリア旅行の楽しみの一つでもあったので食べれて良かったです。

明日、明後日と宿泊する台南市中心にあるハム家さんまでは、この新営から二十キロほど。

≪後半の台南編は次回ブログに続きます。≫




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『布而喬亞』最近又通い出しました。

2022年03月01日 | 日記

【 布而喬亞 日本語はブルジョア 】 
私の宿の常連のお客さんの間で、知らない人はいないBARですね。
以前は週に4回ぐらいは通っていましたが、この数年は数週間に一回ぐらいにペースダウンしています。
一昨年、昨年と、コロナ禍の影響で私の宿も大打撃を受けてしまい、観光局からのコロナ補助金も二年続けて頂きました。
だから、自分の中ではお金を援助してもらっている身分、流石にお酒を飲む気になれません。既に二年以上は飲んでいないかと。
(本来、好きではないお酒を付き合いでは飲んでいましたが、現在誘われてもお酒が好きではないとお断りしています。悪しからず。)

幸いにも、こちらのBARのオーナーさんも私以上に珈琲に拘っている人なので、目下私の目的は珈琲になっています。
彼は私の珈琲の師匠で、私は同じ機材(ドリップ使用)を一通り揃えてオーナーさんから珈琲の淹れ方を教わっています。
5年以上前に初めて教わってから、毎朝自宅で珈琲を淹れていますが、未だに納得が行く様に淹れる事ができていません。(很難喔!)


本日は、シダモとエスプレッソ用の豆を少し合わせてブレンドにしてもらいました。

【以下、BARの様子】



本来お酒がメインの場所ですが、こちらのオーナーさんはお酒以外にもいろいろと拘りを持った人です。


【以下、お酒を飲まない人にはお勧めの逸品です。】


ロイヤルミルクティー
こちらのBARで最も時間をかけて作る一品で、20分以上弱火でコトコトと煮込みます。


最近、私の舎弟になってくれた好青年。


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