ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

名所案内:『霧社』と『廬山温泉』

2011年11月25日 | 名所案内

今日は朝から霧社と廬山温泉へ行って来ました。霧社まではプリ市内からスクーターで30分、廬山温泉は霧社から更に山道を4キロほど進んだ所です。バスも出ているので一日かけて清境農場と組み合わせて3ヶ所回るのも人気のコースです。
        霧社には’鳥居’が今でも存在しています。
        ここは海抜1000メートルほどの場所で、霧社の裏山に当たる場所です。町自体は非常に小さいのですが、山が連なった自然の宝庫です。
        セデック族の頭目モナルダオの奇跡を求めて。

霧社事件で小学校に奇襲をかけた後、この先に逃げ込んだとされています。
        最終的に頭目モナルダオの遺骨はこの山の中で見つかったそうです。興味のある人は霧社事件の映画『セデック・バレ』を見て下さい。
        本日はこの場所を突き止めるために、山の中をひたすら走り回りました。ここが『霧社事件』の発端になった’モナ・ルダオたちに襲撃された小学校跡’です。
ここで多くの日本人(運動会をしていた日本人の全ての子供を含む)が殺されました。今は駐車場兼物置き場になっていて、ゴミが散乱していました。もしこれが日本だったらきっとこんなに’ぞんざい’には扱わないと思いました。(正直すごく幻滅しました)。
このすぐ近くには地元で英雄扱いされている『モナ・ルダオ』の記念公園がありますが、襲撃された小学校跡とは正反対で綺麗に掃除が行き届いていて、いつも花が添えられています。私は今後この場所に立ち寄る(通過はするが)ことは無いでしょう。


続いて廬山温泉へ行って来ました。昨日泊まっていただいたお客さんが昨日私の紹介した’露天風呂’になぜか入浴することができませんでした。その真相を確かめるためにちょっと寄り道して来ました。
       問題の温泉は、’秘境的な場所’にあります。
       で、これが入浴させてもらえなかった温泉です。
直接温泉のオーナーに尋ねると、昨日は源泉を止めて大掃除をしていたらしいです。彼らは中国語しか話せないので、うまく言いたい事を私のお客さんに伝えられなかったようです。次回からこちらへ行かれる方は事前に私が先に電話で話しておくことにします。
        普段は’超高温’(源泉そのままですから)なのでこのようにホースを使って隣に流れている渓流の水を引き込んで入浴します。この温泉は水着を着ても着なくても問題ありません(女性はやっぱり着た方がいいかも....)です。

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三献清醮
(高さは30メートルほどあります。プリの町を囲むようにして東西南北にこのような巨大なオブジェが作られました。)
        プリでは明日より5日間、住人は肉を食べる事ができません。3年に一度行われる大きなお祈りの行事が始まるからです。私も今ではこの町の一員になっているのでみんなを見習うつもりです。(でも、がまんできるかな.....)。
≪北の柱≫


≪東の柱≫

 フライング・タートル?
≪西の柱≫


≪南の柱≫



プリは明日(11/27~12/1)から’斎戒(さいかい)’の期間に入ります。
この行事は心身を清めることを目的としていて、主に食事制限(肉類を食べない)などを行います。知り合いのおすし屋さんでも、全てベジタリアン寿司に切り替えるそうです。

プリは明日から特ににぎやかになりそうです。

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1 コメント

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Unknown (ばなな)
2011-11-26 09:18:44
わお
すごいーーーーー。しかし体力が、、、。来年留学前に滞在します。。

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