ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

『イランイランの花』を芳香剤用に採集して来ました。

2022年06月28日 | 名所案内


【イランイランの花】
本日は毎年私の中で恒例行事になっている ’ イランイランの花の採集 ’ に行って来ました。



この花は、【イランイラン】タガログ語 (ilang-ilang) に由来し、「花の中の花」という意味があります。
イランイランは香水として有名ですが、台湾ではこの花を『香水花』などと呼んでいます。



本日も大量ゲットです!! 両手に持ち切れないぐらい採集しました。


私は普段からこの花を乾燥させたドライフラワーを自分の部屋の浴室兼トイレの芳香剤として使っています。
完全に乾燥してからも、一年以上は強烈な香りを放ち続けます。
この花から水蒸気蒸留法で精油を抽出する事ができます。
因みに、イランイランの精油はマリリン・モンローが愛した香水「シャネルNO.5」の主成分なんですよ。


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奥萬大エリアへ虫観察に行って来ました。

2022年06月22日 | 日記

【埔里市内 / 町を囲っている山の上から撮影】

本日は午前中の時間を利用して、’ 蝶の生息状況 ’ をチェックしに出動して来ました。
コロナ禍が収束に近づいている兆しを感じている今日この頃です。
ここ数日、日本からの’蝶関連のお客さんたち’からの連絡もあったので、山の様子を見て来ました。
向った先は、奥萬大エリアと呼ばれる自然が豊かなエリアです。


最近ほとんど毎日の様に大雨が降る(1時間ぐらい)ので、山道にはいくつかの臨時の滝が出来上がっていました。



武界エリアのダム湖。日本統治時代に鹿島建設の人たちが中心になって建造したそうです。
このずっと先には、以前日本人村が存在していました。(今では川の50mぐらい底に沈んでいます。)。




ここから更に二十キロほど進むと『奥萬大国家森林公園(入場は有料)』があります。



途中の林道に入って、虫観察をしました。





カナブンが集まっている樹(アベマキ)がありました。
蝶に関しては高山系の種類が多数見る事ができましたが、私のスマホでは撮影ができませんでした。



この道沿いでは、巨大なワモンチョウを見る事ができました(スマホでは撮影できず)。


碧湖。この湖の対岸には霧社があります。





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夜のカブトムシ観察

2022年06月10日 | 日記


【虎頭山 / 埔里】

今晩は夜景を見に行くついでに、カブトムシの観察に行って来ました。
来週で52歳になる叔父さんが、1人で何をやっているのだか....?と思われる方も多々いらっしゃると思いますが。
まあ、どうしようもない趣味なので多めに見てやって下さい。




【ライトに照らし出されたカブトムシ 光蝋樹林】
ちょうどこの時期に、大発生する近所のカブトムシたち。
台湾のカブトムシは、シマトネリコと言う樹の樹皮を削って樹液を吸っています。
このシマトネリコの事を中国語で『光蝋樹』と言います。

【私に助けられたカブトムシの雌♀。】

私がこの季節に何回も訪れる理由は、電灯に飛んで来るカブトムシたちが地面に落ちると車に轢かれるのを見ていられないからなんです。
道路で拾ったカブトムシは脇の林に放り投げて助けているつもりなのですが、とにかく’きりが無い!”。
今晩1時間ほどで50匹以上を拾い上げました。私を見ていた知らない人たちも、私に習って手伝ってくれましたが終らない......(無念...)。
まあ、仕方ないですね。




只、昨今では以前と比べて車に轢き殺されるムシたちは劇的に減りました。
以前の電灯は水銀灯や蛍光灯が主でしたが、現在殆どの電球にはLEDが使用されています。
虫たちはLEDの光線が嫌いなので、飛んで来る虫たちも劇的に減少しています。
虫観察にはLEDは大敵ですが、飛んで来なくなった分、虫たちの犠牲が減ったのでこれはこれで結果的に良かった事です。


【ヒキガエルの一種かと】

毒々しいですが、強く握ったりしないと毒液を噴射しないので安全です。(私は以前飼った事があります。)




雄♂発見!(拾っただけですが....)




雌♀発見!(こちらも拾っただけですが...)




二匹を同じ場所に置いてみると.....

’一日一善’ 本日も良い事をしました!




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本日は日月潭周遊道路を一周してきました。

2022年06月02日 | 日記

【日月潭】
本日は午前中の時間を利用して日月潭をバイクで一周して来ました。
私の住んでいる埔里から日月潭までのルートは数通りあるので、行きと戻りを違う道を利用しました。
近い道を通ると、距離にしておよそ12キロほどです。
緑の多い景色の131号線のルートは、自転車で行かれる方もかなりいます。(私は体力がないのでバイクですが.....汗)。
≪埔里にはレンタル自転車のお店もあるので、体力に自信のある方は挑戦してみては。≫





今回行きは21号線と言う、バスルート(大通り)で日月潭へ行きました。
湖に到着すると、バスはとりあえず『水社』と言う賑やかなエリアへ向かいます。
『水社』には日月潭の ’ 中央駅的な場所 ’ のビジターセンターや食事処、自転車のレンタルショップ等もあります。




この景色の良い場所は『水社』を超えて更に暫く進んだ場所になります。
湖の周遊バスも出ていますが、自転車レンタルで来られる人が多い様です。

この更に数キロ先には、『向山遊客中心』と言うビジターセンターがあります。
こちらには、喫茶店(名産の珈琲農場が出店)、展示場、お土産コーナー等があります。


夏場はちょっと暑いですが、景色は良いので体力がある人にはおススメの場所です。







【ユーカリの樹。台湾原産ではないはずですが、何故かこの道沿いには街路樹としてユーカリの樹がたくさん植樹されています。】



【カンムリワシ(大冠鷲 Serpent Eagle )以下、ちょっと遠くて私のスマホでは撮影が難しかったです。】


私は普段からよく山へ行くので、見かける機会が多いです。
PS:埔里の町でも見れる場所があります。


【私のお気に入りの場所】


この' 野薑花 ' は食用や観賞用にもなるので、伐採禁止です。

' 野薑花 ' と言うショウガの一種が大量に咲くエリアです。
残念ながら、まだ時期が少し早かったみたいです。本日私が期待していた事は、ここには沢山の ' 草蝉 ’ と言うセミが棲息しています。
私が知る限り、このクサゼミは台湾で最も大きな音を出して鳴くセミです。

≪参考までに、以下夏場の ' 野薑花 ' と ' 草蝉 ’ 。≫


来月初めごろが見ごろかと思います。
強烈な甘い香りがする花で、私のエリアでは炒め物等にして食べる人もいます。



クサゼミ。体長が三センチにも満たない超小型のセミです。鳴き声はたぶん台湾のセミの中では最も大きい。
野薑花の葉の上にいる事が多いです。



湖の周遊道路を通過していると、途中 ’ 本当の日潭 ’ を見る事ができます。
昔日本人たちが台湾に介入する前は、この辺りには『日譚』と『月潭』と言う水溜り(大きな池状態)がありました。
日本統治時代に『日潭(上記写真の場所)』の方は、水を抜いて農地開拓して、『月潭』を拡張工事(現在の日潭部分)して、今の『日月潭」と言う形にしています。
※この真実はあまり公にしてはいけない風潮なので、ここだけの聞いた話にして下さいね。観光局の日月潭紹介とは異なります。



【玄光寺】玄奘三蔵(法師)を奉っているお寺です。
日月潭には渡し舟の『船着場:玄奘寺』があって、下船して徒歩で向う事ができます。
※こちらには三蔵法師の舎利(お骨)はありません。舎利はここからだと階段を更に上がった山の上にある玄奘寺に奉納されています。



仏門の聖地なので、敷地内ではバーベキューやキャンプが禁止されている様です(笑)。


【玄奘寺】日月潭の周遊道路で最も高い場所にあるお寺で、玄光寺同様に三蔵法師を奉っているお寺です。


三蔵法師の舎利(お骨)は、この建物の3階に奉納されています。
現在コロナ禍のなので3階に上がる事ができませんが、コロナ禍終息後には又3階の舎利を拝む事ができる様になると思います。
今暫くの辛抱ですね。
この玄奘寺の敷地内には三蔵法師祈念館もあって、無料で般若心経の写経もする事ができます。



日月潭の周遊道路はアップダウンがたくさんあって、全体でおよそ35キロほどかと思います。
体力に自信のある方は、レンタル自転車で回られてみるのも面白いかもしれませんよ。
PS:現在レンタル自転車には、いろいろとあって、アシストタイプのものや、全自動の自転車もある様です。


コメント (2)
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