群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

最後の急行形電車475系

2015-03-02 11:13:00 | JRグループ
ボックスシートが並んだ最後の急行形電車である475系が3月14日のダイヤ改正前日にて姿を消します。

↑475系には、デカ目車両も走っています。先頭車両はA26編成クハ455-42
オイスターホワイトにコバルトブルーの帯の「新北陸色」

↑A26編成クハ455-42


JR北陸本線の普通電車として走っていますが、直江津~金沢間は、転換される第三セクター3新会社へ引き継がれずに、姿を消すことになっています。

この475系急行形電車は、昭和37(1962)年から北陸本線での運転が始まった交直流急行形電車です。国鉄の急行電車として活躍しましたが、特急の登場により徐々に急行としての役割が減少し、現在は、快速と普通電車として走っています。

JR西日本金沢総合車両所の475系は、3両×10編成が活躍しています。

↑ボックスシートが並んだ475系車内です。ドア付近はロングシート化されています。

↑475系ボックスシート

475系は2ドアなので、混雑時には乗降に時間がかかります。

また梶屋敷~糸魚川間は、直流区間と交流区間の接点であるデッドセクション(無電区間)を通過します。




↑切り替え前は、475系車内では蛍光灯が点灯しています。

↑デッドセクション区間では、蛍光灯が消え非常灯が点灯します。エアコン使用時はエアコンも一時切れます。

切り替え後は、再び元の状態になります。

このデッドセクションのある北陸本線・梶屋敷~糸魚川間も含めて、3月14日以降は、第三セクター「えちごときめき鉄道」へ転換され、1往復の快速電車以外は全て気動車で運転されるので、このような体験はできなくなってしまいます。

昨日3月1日(日)お昼12時からJR北陸本線11駅にて「ありがとう 北陸本線記念入場券」を合計2700セット発売されましたが、数時間で完売してしまったそうです。

「さよなら国鉄急行形電車475系」の動画を見つけました。

では。


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3 コメント

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Unknown (四季彩)
2015-03-02 17:10:47
糸魚川~梶屋敷間のデッドセクションは第三セクター後はJRからの乗り入れ快速1往復以外は気動車が導入されるので、照明の消灯など、デッドセクション通過らしさは体感できなくなってしまいます。それは残念ですが、えちごトキめき鉄道が気動車を導入したのは正しい選択です。第三セクターになると地上設備や場合によっては車両をJRから買わなければなりませんが、気動車ならJRから電化設備を買わなくて済みます。ここでまずコストダウンになります。また、デッドセクションがあると交直流電車が必要ですが、交直流電車は高価です。気動車を導入するには自社で新たに検修設備が必要になり、新車なのでそれなりに高価になりますが、それでも交直流電車の導入よりは安価なものと思われます。肥薩おれんじ鉄道が気動車を導入したのも同じ理由と思われます。あいの里とやま鉄道とIRいしかわ鉄道は交直流電車を導入いたしますが、コスト面で問題はないんでしょうか?気動車なら電車と違って1両単位の増結・解結が可能です。
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Unknown (ケンミン)
2015-03-02 22:08:53
>四季彩さんへ。

北陸を18きっぷで利用できなくなる(一部区間のみ)のが残念です。
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Unknown (5時に夢中フリーク)
2015-03-03 09:51:01
今回3月の規定の日までに、IRいしかわ鉄道のファンクラブに入ると記念切符セットが郵送されてくるそうです。1口1000円でお得だったので入りました。連絡がいまだないのですが、大丈夫かな。あいの風とやま鉄道のファンクラブにも入りました。1000円だったので年会費が。
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