今日6月3日から9日まで「危険物安全週間」(毎年6月の第2週(日曜日から土曜日までの1週間)が始まりました。
「危険物」と聞くと、あれ、危険物をゴミとして出す日は何曜日だっけ?と思い浮かべる方もいますね。
ここでいう危険物とは、群馬県民にはマイカーには欠かせないガソリンや冬の暖房に必要な灯油、軽油などの燃料や、塗料、プラスチック、化学繊維などの原料となる危険物のことです。
危険物は私たちの生活の中で身近な存在となっています。しかし、取扱いを誤ると大きな事故を招く危険性を有していることも認識した上で、安全に取り扱うことが重要ですね。
消防庁では、毎年6月の第2週を危険物安全週間を設定し、危険物の保安に対する意識の高揚及び啓発を全国的にPRしています。
ガソリンスタンドや化学工場、石油貯蔵タンクなどの施設には、危険物を取り扱うために法令で必ず「危険物取扱者」を置かなければいけません。
危険物取扱者になるには、国家資格である「危険物取扱者試験」に合格しなくてはなりません。
生徒に「危険物取扱者試験(乙4類)」を受験させる工業高校が多くなっています。
乙4類は、危険物第4類を扱える資格で、「引火性液体」です。ガソリンやベンゼン、アセトン、トルエン、酢酸エチルなどです。合格率は30%台です。
群馬県では、今月6月24日(日)が試験日になっています。
教え子からもよくこの「乙4類」の試験勉強を教えて!と頼まれます。特に法令や計算が苦手な子が多いです。
しかし、ゴロ合わせで覚えてしまうと、一発合格してくれます。
危険物では、法令で6つの性質に分類されています。
第1類 酸化性固体
第2類 可燃性固体
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質固体又は液体
第4類 引火性液体
第5類 自己反応性物質固体又は液体
第6類 酸化性液体
この第1類から第6類までの全種類の危険物を取り扱えるのが「甲種」です。合格率は30%台。
乙種・丙種には誰でも受験できますが、甲種には受験資格が必要です。
(1)大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
(2)大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
(3)乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、危険物製造所等における危険物取扱いの実務経験が2年以上の者
(4)次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者。「第1類又は第6類」 「第2類又は第4類」 「第3類」「第5類 」
(5)修士・博士の学位を有する者
ケンミンが受験の時は、(4)の受験資格はありませんでした。
甲種の受験に、市販の参考書等で独学で勉強する受験生もいますが、なかなか合格には至りません。
甲種の試験内容は、法令等はもちろん、全種類の危険物の性質や予防や消火方法、そして物理学や化学も出題されます。
ケンミンがお勧めのテキストがあります。
一般書店では販売はありませんが、(財)全国危険物安全協会発行の「危険物取扱者試験例題集 甲種」です。
この例題集で勉強するとかなり実力がつきます。
では。
「危険物」と聞くと、あれ、危険物をゴミとして出す日は何曜日だっけ?と思い浮かべる方もいますね。
ここでいう危険物とは、群馬県民にはマイカーには欠かせないガソリンや冬の暖房に必要な灯油、軽油などの燃料や、塗料、プラスチック、化学繊維などの原料となる危険物のことです。
危険物は私たちの生活の中で身近な存在となっています。しかし、取扱いを誤ると大きな事故を招く危険性を有していることも認識した上で、安全に取り扱うことが重要ですね。
消防庁では、毎年6月の第2週を危険物安全週間を設定し、危険物の保安に対する意識の高揚及び啓発を全国的にPRしています。
ガソリンスタンドや化学工場、石油貯蔵タンクなどの施設には、危険物を取り扱うために法令で必ず「危険物取扱者」を置かなければいけません。
危険物取扱者になるには、国家資格である「危険物取扱者試験」に合格しなくてはなりません。
生徒に「危険物取扱者試験(乙4類)」を受験させる工業高校が多くなっています。
乙4類は、危険物第4類を扱える資格で、「引火性液体」です。ガソリンやベンゼン、アセトン、トルエン、酢酸エチルなどです。合格率は30%台です。
群馬県では、今月6月24日(日)が試験日になっています。
教え子からもよくこの「乙4類」の試験勉強を教えて!と頼まれます。特に法令や計算が苦手な子が多いです。
しかし、ゴロ合わせで覚えてしまうと、一発合格してくれます。
危険物では、法令で6つの性質に分類されています。
第1類 酸化性固体
第2類 可燃性固体
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質固体又は液体
第4類 引火性液体
第5類 自己反応性物質固体又は液体
第6類 酸化性液体
この第1類から第6類までの全種類の危険物を取り扱えるのが「甲種」です。合格率は30%台。
乙種・丙種には誰でも受験できますが、甲種には受験資格が必要です。
(1)大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
(2)大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
(3)乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、危険物製造所等における危険物取扱いの実務経験が2年以上の者
(4)次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者。「第1類又は第6類」 「第2類又は第4類」 「第3類」「第5類 」
(5)修士・博士の学位を有する者
ケンミンが受験の時は、(4)の受験資格はありませんでした。
甲種の受験に、市販の参考書等で独学で勉強する受験生もいますが、なかなか合格には至りません。
甲種の試験内容は、法令等はもちろん、全種類の危険物の性質や予防や消火方法、そして物理学や化学も出題されます。
ケンミンがお勧めのテキストがあります。
一般書店では販売はありませんが、(財)全国危険物安全協会発行の「危険物取扱者試験例題集 甲種」です。
この例題集で勉強するとかなり実力がつきます。
では。