群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

霜取りパンタグラフ

2012-01-19 09:23:00 | JR東日本×東武鉄道
今年は、あさって21日が大寒です。大寒から節分の日(2月3日)までの期間が1年で一番寒い時期と言われています。

そこで今日は、架線の霜を取り除く「霜取りパンタグラフ」の話です。JR両毛線を走る211系5両編成の一部の車両には、11月~3月になると、運転室の上に設置してある霜取りパンタグラフを上げています。

↑高崎駅にて撮影

高崎車両センター所属の211系3000番台(ロングシート車)A31~A37編成の合計7編成にこの霜取り用パンタグラフが設置されています。

↑前パンの211系。両毛線の踏切待ちでこの霜取り用パンタを上げた211系が通過するとケンミンのテンションも上がります!

真冬の両毛線の始発電車に乗ると、パンタグラフからバチバチを音がして青白い光をよく見かけます。夜明け前の真っ暗なのでよく分かります。これは架線に霜が付着している証拠です。

また東武鉄道にも霜取りパンタが存在します。

↑霜取り前パンを上げて浅草駅に進入する区間快速6050系

浅草~東武日光・会津田島間を走る東武鉄道の快速・区間快速・日光線普通として活躍している6050系の一部の車両に運転室上に下枠交差型の霜取りパンタが設置されています。

6050系は2両固定編成で東武鉄道には29編成あり、そのうちの6編成(6153F、6154F、6155F、6156F、6173F、6174F)に霜取りパンタが設置されています。6050系は野岩鉄道に3編成、会津鉄道に1編成がありますが、霜取りパンタは設置されていません。11月~3月に霜取りパンタは上がっています。

浅草~下今市間の快速・区間快速は、6050系3本が連結した6両編成で、先頭車に前パンが見られるのは貴重です。ケンミンが約10年前に一度だけ見たことがあるのが、快速で6個のパンタを上げて走っていた6050系です。この時にカメラを持っていたらと思うと少し悔やまれます。

ちなみにこの6050系は、板倉東洋大駅前付近を走る東武日光線は、群馬県内を走っています。

東武鉄道では、霜取りパンタが現在6050系のみ設置されていますが、以前は宇都宮線と日光線ローカルとして走った5050系や3070系にも霜取りパンタが設置されていました。

↑霜取り前パンを上げた3070系3573F

では。