kenharuの日記

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カセットトイレ・水の出具合

2019-06-03 | 快適化
キャンピングカーのカセットトイレ。

先日のミニ旅で、洗浄水の出が悪くなっていることに気づいた。

使用前に洗浄水タンクのハンドルを押し下げると、便器の右にある水鉄砲の出口から出た水が、便器全体を濡らす仕掛けになっている。
ところが、黄色の矢印あたりまでしか水が届かなくなっている。

力いっぱい押し下げると、便器の右下の、時計の文字盤に例えれば午後5時付近まで、かろうじて届く。

かつて同様の不具合が起きた時は、水ポンプの底板割れが原因だった。
それを防止するために、今は友人から貰った補強金具で底板をカバーしてある。
だから割れるはずはないのだが・・・

洗浄水タンクを分解して、ポンプを取りだしてみた。

下の矢印が吸い込み口のバルブで、上の矢印は吐出バルブである。
動作確認してみたが両バルブとも異常なし。

割れを2回経験している底板部分を見ると、


アルミの補強材にカルキがボコボコとこびりついている。
そのせいか、アルミ板が腐食して虫喰い状態になっているところがある。
しかし補強金具はしっかり機能していて、ポンプの底板には全く異常が無い。

さらに分解してピストンを点検。

ピストンは硬質のプラスチック製で、ピストンリング等は使われていない。
長年使い込んでいるから、ピストン周囲の隙間が大きくなっている可能性はあるが、見た限りでは問題を感じない。

ポンプを元通りに組み立てて、バケツに入れて動作テストしてみると、ちゃんと水鉄砲になる。
結局はっきりした異常は見つからなかった。
吐出能力を新品ポンプと比較してみたいが、それも出来ない。
これ以上どうしようもない。

洗浄水タンクの中に組み戻した。

写真のように、今まではハンドル下に木片を置いて、ピストンが下死点まで下がらないようにしていたが、この木片を取り外した。
これでピストンのストロークが少し大きくなり、多少は水の出が良くなるだろう。
底板の補強がしっかりしているから、今まで以上に力を入れて使うようにしようと思う。
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