kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

新しい燻製鍋

2012-12-17 | DIY
今日は新しい「2階建て燻製鍋」のテストをした。

ダイソーで買ったミニフライパンに、燻製チップを入れて、コンロに載せる。


その上に、穴を開けた鍋を載せる。


大穴にアルミのカバーを被せる。

食材から落ちた汁を受け止めるためのもので、ダイソーの親子丼用鍋で作ったものだ。

ハンガーに金網を載せた様子。


ハンガーを増やせば、もう一枚の網が載せられる。


鍋にフタをすれば、ハンガーが挟まって、排煙のスキマが出来る。

ここまでの費用は・・・鍋798円、フライパン105円、親子丼鍋105円、金網2枚で210円、アルミ棒は200円(だったかな)・・・合計1418円。

早速、チーズを入れて、使い初め。
カセットコンロのツマミが「カチッ」と止まる中火の位置で、チップをあぶった。


約6分後にチップが燃え尽きた。
従来のやり方だと、ここで出来上がるのだが、チーズを見ると、燻煙の付着がまだ少ない。
2階建てにしたため、温度が上がらなくなったようだ。
今までは温度が上がり過ぎて困ることがあったから、これは必ずしも悪い現象ではない。

鍋を持ち上げて、フライパンにチップを補充した。
2階建て式は、チップの補充が簡単だ。
再び6分間燻煙をかけて、燻製チーズが完成。


新鍋のクセがつかみきれないので、従来の燻製鍋と、2階建て鍋の温度を調べてみた。
いずれも「中火」で、鍋の内部温度を計測した。

   従来    2階建て
1分: 50℃   20℃  
2分:100℃   40℃  
3分:140℃   60℃ 煙少
4分:155℃   65℃ 煙多
5分:170℃   70℃ 煙多
6分:170℃   80℃ 煙少
7分:  -    85℃           
8分:  ー    85℃

これを見ると「中火の6分間」は、従来の燻製器では熱燻だが、2階建てだと温燻どまりだったことが分かる。
しかも、温度が十分に上がらないうちに、発煙の最盛期が終っている。
燻煙の付きが遅かったのは、これが原因だ。

2階建ての鍋でも、強火にすれば120℃まで上がる。
先に鍋と食材の温度を上げておき、その後にチップを投入すれば効率が良くなるだろう。
新しい燻製鍋に慣れるまで、暇人の暇つぶしが続く・・・
コメント (4)