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kenharuの日記

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最後の徳島ラーメン

2011-01-28 | 旅行記
道の駅「藍ランドうだつ」の朝は氷点下の冷え込み。
布団の中でぐずぐずして、やっと7時過ぎになって起床した。
駅の後ろのせせらぎで野鳥を探してみると、案外多いのでしばらく遊んだ。

駅の近くに土柱という観光スポットがあって、30数年前に訪れた記憶がある。
ドライブ中に1歳の長男が、チューリップの歌を、初めて最後まで通しで歌い切ったので、カミさんと大喝采したことを思い出した。

これがその土柱。

雨で侵食されて出来た、風変わりな造形である。

吉野川沿いに徳島方面へ走りながら、地図上に江川湧水という名所マークを見つけた。
湧水を汲んで、美味しいコーヒーでも飲もうと立ち寄った。
ところが、カラのペットボトル3本を小脇に抱えて湧水源に行ってみて、あてが外れた。
湧水は窪地からジワジワとしみ出しているだけ。流れにもならない湧出量だから、汲めるわけがない。
こんなものになぜ名所マークが付くんだろうと、説明看板を読むと「湧水の温度は、冬が20度で、夏が10度。その理由は分かっていない」と書いてある。
変な話だなと思いながら再び徳島に向かい、しばらく走ったところで「しまった、水温を計るんだった」と後悔。
これがホントなら、もっと有名になっても良いはずの、実に不思議な現象である。

昼前に徳島市内の「いのたに」に到着。
先日は休業日で食べられなかった、徳島ラーメンの有名店だ。
店に入ると沢山の色紙が飾ってあり、その中に「美味、安部普三」というのが見える。
頼んだのは肉玉ラーメンとご飯。


スープは赤味噌みたいな色で、巽屋の黒っぽいスープ(和歌山の井出タイプ)とは違う。
どちらもしょっぱさは同じようなものだが、ご飯に良く合うのは巽屋のほうだろう。
ボクの好みでは巽屋に軍配が上がるが、なかなか旨かった。
これが今回の旅で、最後の徳島ラーメンになる。

いよいよ明日は四国を離れる。
そのために、今夜のP泊地は道の駅「第九の里」だ。
入浴はやすらぎの郷の「あせび温泉」。