テレビの韓国ドラマはみない。
ほとんどがつまらないからだ。面白いと思ったものは映画の作品に何本かあった。
つまらないのは個人的な嗜好なのであえて表明するものでもなかった。
韓流がらみで起きたフジテレビへの抗議デモもそれはそれで自由だろうが、という思いだった。さらに韓流を流しているのは何もフジだけではないので、フジ側がその抗議を理不尽と感じたのもまぁうなづけなくはない。抗議の背景はそれ以外にもあったようだが嫌韓流のみが突出したのもまたやむをえないか。
韓流の跋扈は日本の番組制作能力が劣化したという見方もできるだろうが、本質的には地上波からBS・CSといくつものチャンネルをつくったことによる放送量増加に制作が追いつかないからではないのか?不景気からスポンサーがつかないことも製作費圧縮につながっているだろうから制作意欲は盛り上がらないか。
再放送が増えているのも見逃した人へのサービスの面もあるのだろうが、別の背景もあろう。
となれば、そこそこの視聴率のとれるらしい韓流ドラマに頼るのも、局としてはやむなしであろうか。(NHKの場合は韓流を意図的に流しているとしか思えないが)
私見を述べれば韓流ドラマは日本の1950年以降の映画やテレビドラマの再現に過ぎない。わかりやすいストーリーと同じような顔のイケメンの俳優と美人女優(整形大国だからあたりまえだが)が、演じているのだから、それでよしとする階層の方々には好意的にうけいれられるのも理解はできる。
あともう一つ、アフレコが合っていないのも大きな原因だ。ドラマだと顔と口元がよく映るのでそのギャップが一層際立つ。視たときにその不自然さに眩暈がするほどだった。その不自然さに耐えられなかった。
アフレコがあうのは英語とフランス語ではないか?口唇が開いている時間が多いので、発音されても不自然には感じないのだ。
まぁ、私見。
しかし、台湾の行政院院長(首相にあたる)の発言となると国際的(三国的か)になる。拙もそれに触発されて拙の非韓流をのべたのだ。
追記:コメントに「寒流」さんから、以下のものがあったので記しておく。
拙の不明を指摘するものでありがたいが、いやな言葉がコメント題名に使用されていたので、本文だけ以下にそのまま載せたい。
『「嫌韓デモ」ではなくて、「フジテレビ他マスゴミの韓流ゴリ押し批判のデモ」ですよ。』
「毎日、韓国ドラマばかり。見れば見るほど寒くなる」台湾行政トップが批判=韓国で大きな話題―台湾
2011年9月14日、台湾行政院の呉敦義(ウー・ドゥンイー)院長は、「毎日、放映されるのは韓国ドラマばかり。見れば見るほど『寒』くなる」と発言。韓国メディアは日本に続き、台湾にも「嫌韓流」が盛り上がるのではないかと懸念している。17日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
14日、呉院長は来年に控えたテレビのデジタル化について発言した。その中で「現在のテレビ番組は品質が悪い。毎日韓流ドラマばかりで見れば見るほど「寒」くなる(韓と寒は似た発音でかけことばとなっている)、一部の番組は何度も再放送を繰り返して気持ち悪くなるほどだ」と発言した。
韓流ドラマを批判したというよりも、台湾テレビ局の独自番組制作能力の低さを嘆く発言だったが、韓国メディアは「台湾の韓流批判」として大々的に報道。嫌韓デモに象徴される日本の「嫌韓流」が台湾にも広がるのではないかとの懸念が韓国に広がっている。(翻訳・編集/KT)