仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

武田教授:放射能問題は科学的に論じることができるのか?!

2011年09月06日 | 不可思議

  正直なところ福島原発事故に端を発した放射能問題について、特に生物への影響については専門家の意見は分かれている。

 マスコミはその影響について「煽り派」「煽らない派」という色分けになるが、それは商業的話だからどうでもいい。

  実際のところ、放射能自体は科学的なはずなのにそ生物への悪影響について対立するような説が並立している現状はどう考えても科学的ではない。

  人体実験できないか、ということが最大の理由になるのだろうが、ならば危機管理的には最悪の説をとるしかないのか?

 たとえば、米ソの軍拡時代の核実験の放射能の拡散の結果「癌」が統計的に増えたということはいえるのだろうかなどと素人は思ってしまう。

 武田氏は最悪の説にたって警鐘を鳴らしているのだろうが、その妥当性は誰も証明できないということなのか?

  
  勝部市長         武田教授

 

 

<読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言

読売テレビ(本社・大阪市)系列で4日放送された番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。

 ◇一関市長が抗議

 番組はミヤギテレビが4日午後1時半から放送した「たかじんのそこまで言って委員会」。

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーの中で、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘。武田教授に発言を取り消すつもりはないかを確認したうえで、今後の対応を考えるとしている。

 番組を見た市民から市に連絡があり発覚した。発言は動画サイト「ユーチューブ」にも投稿されている。読売テレビは毎日新聞の取材に対し「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。(番組)全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。【湯浅聖一】


菅直人:捜査へ

2011年09月06日 | 哀悼

  今朝の朝日新聞で福島第1原発事故は人災だったと、自分は一生懸命やったと相変わらず能天気なことを答えていた菅氏はついに献金問題で東京地検の捜査をうけることになったそうだ。

  これで小沢氏と同じ運命をたどる可能性が出てきたわけだ。小沢氏は静かに抵抗しているが菅氏はどのように抵抗するのだろうか?

 

 

菅前首相を捜査へ 市民の党側献金で規正法違反罪

  菅直人前首相の資金管理団体「草志会」が、日本人拉致事件容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」(酒井剛代表)の派生団体に6250万円を献金していた問題をめぐり、神奈川県の住民らが政治資金規正法違反罪(虚偽記載)で、菅前首相に対する告発状を東京地検特捜部に提出し、受理されていたことが5日、分かった。特捜部は立件の可否を判断するため捜査に着手する。菅前首相の献金問題が刑事事件に発展する可能性が出てきた。

 告発状によると、草志会は平成19年、市民の党の派生団体「政権交代をめざす市民の会」に対し、計8回に分けて計5千万円を政治献金。その際、収支を時系列で並べると、帳簿上は5月8日の時点で資金残高が「マイナス」となり、寄付が不可能な状態に陥っていた。不足金額はその後も拡大し、5月14日には最大の658万5593円に上った。収支報告書には借入金などの記載はなかった。

 告発状では、収支報告書が「マイナス」になることはありえず、記載すべき収入を記載していなかったとして、規正法に抵触するとしている。

 また菅前首相が国会答弁で寄付について「私が判断をした」と話していることから、収支報告書の記載の責任は事務担当者ではなく菅前首相にあるとしている。

 産経新聞の調べでは、草志会は19~21年にかけてめざす会に計6250万円を献金。さらに鳩山由紀夫元首相側や民主党東京都総支部連合会(東京都連)も献金しており、民主党側からの資金提供総額は判明分だけで計1億5533万円に上っている。

 菅前首相は、草志会が在日韓国人系金融機関の元男性理事から献金を受けていた問題でも、規正法違反罪で告発されている