毎度のことながら公立学校の管理職のアホさ加減は評するに値しないほどにひどい。アホ管理職がいるのだから、アホな理不尽保護者がいるのも事実だが。
そのようなアホ保護者に負けないだけの危機管理の論理を組み立てられないのだから、学校管理職は致命的である。
さて、一連の川西市の高校で起きた生徒の自殺事件に関しても、校長のアホな言動・会見をみていると本当に頭にくる。
最初の「不慮の事故」工作からしてこの校長は異常だ!ネットでは学校名も校長名も公になっているのでここでは川西M高校、校長はA・Hとしておこう。
このA校長のあまりにとんでもない発想は学校管理職の病理である。刑法で処罰規定を設けないとたぶん直らないほどに深く浸透している発想だ。
しかし、A校長のようにあっさり口してしまうアホはあまりいない。さずがに思っても口できないという常識だけは広まった。
高校になると学年での処理が優先して、校長には事後報告で済まされている可能性が高いので校長は当事者意識が全くない。だから今回のようになるのだろう。
そして、そのようなアホ校長のもとの教員たちも悲惨なほどアホだ。
この生徒の担任はおのれ高校の生徒実態を把握していない、いじめの起きるような環境の高校なのにその実態をみようとしなかった。
最新の「生徒指導主任の発言」は、まぁ校長がそのような態度で普段しているせいもある。自身も「ヒラメ教師」できたので、腹心のような教師を主任にしてそのよう悪しき伝統をのこしていくのだ。
その典型が今回の生徒指導主任の発言だった。そのような者をその任にあてた校長の考えは全く底の浅いものなのだ。「金八的」教師は決して「主任」にはなれない構造ができているのだ。
だから、このような生徒がらみの事件・事故が起きると誠実に対応できないのも当たり前だ。
公立高校だから生徒が集まらなければつぶれるだろうが、
潰した教師たちは別の高校に異動するだけだろうが!
兵庫県教育長 大西孝氏 実質の任命責任は重大だ!
「学校が潰れてしまう」 いじめ自殺の学校で暴言
テレビ朝日系(ANN) 9月22日(土)8時4分配信
兵庫県川西市でいじめを受けていた男子高校生が自殺した問題で、この高校の教師が生徒の前で、「遺族が理解してくれない」「このままでは学校が潰れる」などと話していたことが分かりました。
学校によりますと、生徒指導も担当する53歳の男性教師が数日前、授業中に「遺族が我々の誠意を理解してくれない」「このままでは学校が潰れてしまう」などと話したということです。教育委員会に匿名の連絡があったことが21日校長に伝えられて問題が発覚しました。この教師は校長が遺族を訪問する際にも同席していました。
発言した男性教師:「ご遺族の方には、本当にどうやっておわびして良いか分からないくらいご心労をおかけした」
この発言に対して遺族は、「非常に情けない。これを聞いた生徒はどう思うのだろうか。ますます不信感が強まった」と話しています。
最終更新:9月22日(土)9時12分
兵庫の高2自殺 自殺男子生徒の母「この学校は腐っている」 産経 2012/09/20 10:09更新
今月2日に自殺した兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、男子生徒が通っていた高校は19日夜、保護者を対象に初めて説明会を開き、経緯を報告した。
説明会は非公開で行われ、自殺した男子生徒の両親をはじめ345家族が参加。高校側は説明が遅れたことを謝罪するとともに、調査で確認できたいじめの内容などについて約2時間にわたって説明し、質疑に応じた。担任ら2年の教諭が出席していない点を保護者から指摘される場面もあった。
説明会後、会見した校長は、自らの判断で担任らを参加させなかったことを認め「デリケートな問題のため」と述べる一方、同席した教諭は「責められるのを防ぐためだ」と釈明した。
自殺した男子生徒の両親も説明会後に会見し、母親が「この学校は腐っている。これを機に、うみを出し切ってきれいにしていかないといけない」と保護者らに訴えたことを明らかにした。
「おい、虫」椅子に蛾の死骸…夏休み前までいじめ継続か 産経 2012/09/19 15:54
今月2日に自殺した兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、夏休み直前まで男子生徒を「虫」と呼ぶいじめが続いていた可能性が高いことが19日、2年生の生徒への取材で分かった。
男子生徒については、高校が実施したアンケートで進級した4月以降、同級生から「虫」と呼ばれたり、椅子に蛾(が)の死骸を置かれたりするながどのいじめがあったことが判明。6月には、机と椅子を交換されるなど男子生徒に対する嫌がらせがあると担任が相談を受けていたが、高校は「いじめとはいえないと判断した」と説明している。
仲が良かったという男子生徒(17)は、7月20日の終業式の際、自殺した男子生徒が同級生から「おい、虫」と呼ばれているのを見かけた。男子生徒は言い返すこともなく、黙って、うつむいていたという。「6月に『虫』と呼ばれているという噂を聞いていたが、本当なんだと思った」と振り返る。
また、自殺した男子生徒の母親によると、8月中旬、夜中に目を覚ました男子生徒が「お母さん、ムカデみたいな虫がいる」と叫ぶなど虫を嫌がることが増えたという。母親は落ち着かせるため、「掃除機で吸い込んだよ」と声を掛けたといい、「『虫』と呼ばれ、息子は精神的に追い詰められていたのかもしれない」と話している。
兵庫の高2自殺生徒のPC記録消去 担任教諭からも聴取へ 産経 2012/09/19 15:38更新
今月2日に自殺した兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、兵庫県警が同じクラスの生徒全員から任意で事情を聴いていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。また、自殺した男子生徒のパソコンの記録がすべて消去されていたことも判明。県警は今後、消去されたデータの復元を進めるとともに、担任教諭らからも任意で事情を聴く方針。
捜査関係者によると、男子生徒が自殺した経緯を把握するため、県警はすでにいじめへの関与を認めた3人を含め、男子生徒と同じクラスの生徒約40人から事情を聴いた。ただ、現時点では暴行や傷害、脅迫など刑事事件として立件できるような内容は把握していないという。県警は今後、担任教諭ら高校側関係者からも任意で事情を聴き、事件性の有無について慎重に調べる。
一方、自殺した男子生徒の携帯電話のメール履歴だけでなく、自宅にあった男子生徒のパソコンの記録もすべて消去されていたことが分かった。県警は、消去された記録の中に、いじめに関する内容が含まれている可能性もあるとみてデータの復元を急いでいるが、復元には2カ月程度かかる見通しという。
A校長会見