仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

“紳助事件”以後:テレビ界は抜本的見直しをしないと本当に遺物になる!

2011年09月24日 | 日記

   島田紳助引退後、彼の裏の貌がどんどん出てきており、今後もしばらくは「紳助ネタ」でメディアはもうけるだろうか?

  しかし、紳助のいじりが嫌で彼の出る番組はみないようになった。番組自体の劣化が始まったは彼が「あちらの人間化」が始まったのと軌を一にしているようだ。

  

  ところで、島田紳助など関係なく、テレビは本当につまらなくなった。視る時間が日に1時間もないことはざらになった。東日本大震災以後必要なのは地震関係のニュースだけといってもよい状態である。

  このまま我が国のテレビ放送の内容は劣化を続けるのだろうか?

  ニュースと教養系の番組以外のテレビをほとんどを見なくなったので、さらに、10月からとりあえず新聞の戸別配達をとめてみることにした。スタンド売りで対応してみよう思う。活字人間の拙にどれほどの不便があるか体験してみようと思う。

 ネットでどれほどに足ることができるだろうかと実験してみよう。

  ネットで十分という方々には、電子書籍より本を愛する者や、ネットニュースより新聞の予期しない記事の醍醐味を求める者のアナログ的な嗜好は理解できないかもしれない。

  デジタルの方が合理的なのだろうが、人間そのものは結構アナログ的存在なのである。

  記事が誰を指して「大物タレント」といっているのかわからないが、各局にそれなりの「虚人」がいるのは間違いない。大物が老害となっているのも実態だろうか?

 

紳助引退も視聴率さほど変わらず 大物のリストラ進む可能性  週刊ポスト2011年9月30日号

 巧みな話術と、“いじり芸”で番組を支配していた島田紳助に対して、出演者が萎縮していたことは多くの報道が伝えているが、その重しが取れたことで、「ベテランから若手まで端から見てもわかるほど、のびのびしている」(構成作家)という。さらに、今田や東野ら中堅にとってはランクアップするチャンスでもある。

 もっとも、喜んでいる人ばかりではない。司会変更を余儀なくされた紳助の番組の視聴率があまり変わらなかったという事実に、頭を抱えて怯えている面々もいる。

「紳助と同クラスの大物タレントはきついでしょうね。彼らの持っている視聴率も、スポンサー企業に“虚像”だとバレてしまった。高額ギャラで起用を嫌う流れができれば、大物のリストラが一気に加速するでしょう」(大手広告代理店社員)