マンガ家の郷田マモラ氏の暴行・猥褻容疑での逮捕は知っていた。
このたび裁判が終わったので、記事をまとめておきたい。
個性的な作画、作品の内容の質の高さが周知していただけに、この事件は残念だ。
正直、今後はしばらく彼の作品は読む気がしない。
作品と作家は別ではあろうが、そんな単純なものではない。氏の緊張感やストレスは想定できなわけではないが。
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郷田マモラ被告、執行猶予つき有罪判決 ペンネーム変え再出発
死刑制度を扱った漫画「モリのアサガオ」で知られ、知人女性に暴行したとして強制わいせつや傷害などの罪に問われた漫画家・郷田マモラ(本名・上之郷守)被告(50)に、東京地裁立川支部(深野英一裁判官)は27日、懲役3年執行猶予3年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
マイケル・ジョーダンのイラストが入ったTシャツ、ハーフパンツ姿で判決を聞いた郷田被告は傍聴席に向かって一礼。深野裁判官は判決理由で「身勝手な犯行」と指摘した上で「被害者に謝罪するなど反省の態度は示している」と述べた。
判決によると、郷田被告は今年4月、東京都国分寺市の自宅兼事務所で女性(24)に野球の硬球を投げつけるなどした上で「怒りで仕事が手に付かない」などとどなり、陰茎を手淫させるなどのわいせつな行為をした。5月にも同じ女性を突き飛ばし、後頭部を蹴るなどしてけがを負わせた。今月20日の被告人質問で起訴内容を認めていた。
担当弁護人によると、控訴はしない方針で、今後はペンネームを変え「アルバイトからやり直す覚悟で」仕事に取り組む意欲を示しているという。活動再開の時期、詳細については未定。
「きらきらひかる」でも知られる郷田被告は、2007年に「モリのアサガオ」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞している。
「モリのアサガオ」郷田マモラ被告、初公判で知人女性暴行の起訴内容認める
死刑制度を扱った漫画「モリのアサガオ」の作者として知られ、知人女性を暴行したとして強制わいせつや傷害などの罪に問われた漫画家郷田マモラ(本名・上之郷守)被告(50)は20日、東京地裁立川支部(深野英一裁判官)での初公判で起訴内容を認めた。
検察側は論告で「女性の人格を否定する極めて悪質な犯行」と指摘し、懲役3年を求刑。弁護側は「反省している」として執行猶予付きの判決を求め即日結審した。判決は27日。
被告人質問で、郷田被告は「3年ほど前から、思うように作品が書けないストレスやプレッシャーがあった。女性にひどいことをし、応援してくれた方を裏切ってしまい申し訳ない」と述べた。
起訴状によると、被告は今年4月、東京都国分寺市の自宅兼事務所で女性を脅してわいせつな行為をし、5月にも同じ女性を突き飛ばしてけがを負わせたとしている。
社会派漫画家が強制わいせつ
社会派の漫画家が、わいせつ行為をした疑いで逮捕されていた。死刑制度をテーマにした漫画「モリのアサガオ」などの作者として知られる郷田マモラ(本名・上之郷守)被告(50)が女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁に逮捕され、東京地検立川支部が強制わいせつや傷害などの罪で起訴していたことが15日、分かった。
起訴状によると、郷田被告は今年4月21日ごろ、東京都国分寺市の個人事務所で女性の頭部に野球の硬式ボールを投げつけ、「怒りで仕事が手につかない。どうしてくれるんや」などと女性を脅して、わいせつな行為をしたという。また、5月12日にも同じ女性の顔面に硬球を投げつけ、胸を突き飛ばして転倒させ、頭を蹴るなどして、全治2週間のけがをさせたとしている。警視庁小金井署が6月5日に逮捕した。
郷田被告は07年、「モリのアサガオ」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。ほかに裁判員制度を題材にした「サマヨイザクラ」、監察医を描いた「きらきらひかる」などの社会派作品がある。これらを出版する双葉社の広報は「発売中の作品については、裁判の推移を見ながら、今後どうするか検討したい」と話した。