前原氏が産経新聞記者の会見出席を拒否した。産経新聞の民主党批判は一貫して、比較して厳しい論調の記事を掲載している。それが売りなのだから、商業紙としては当然のことだ。
それは他の新聞も同様で、新聞が公正公平などということはあり得ない。新聞はそのようなもの。だから「できれば公正公平であれ!」が正しい云い方だ。
それがわかっているべき政治家(?)の前原氏の今回の記者締め出しは、かれが政治家ではなく政治屋であることを証明している。たしかに、その産経記者を相手に論争でもするくらいの才がほしい。
前原氏が気にした表現は「言うだけ番長」ということらしいが、彼の政治家としての度量は「ここまで番長だな」
産経はこのような政治屋を一層徹底的に懲らしめるべきだ!
下卑た言い方をすれば、ケツのアナが小さいというのだろう!
民主党の民主が泣く泣く、、いやとっくに無く無くだよ!
前原氏の産経記者排除 永田町から様々な反応
記事本文
民主党の前原誠司政調会長が報道内容を理由に産経新聞記者の出席を拒否した問題について政府、与野党の幹部らからは批判や擁護の声があがった。
◆小川敏夫法相「一般論として報道が気に入らないから記者会見に来るなということは好ましくない」
記事本文の続き ◆岡田克也副総理「政治家が自らの判断と責任で発言をするのだからいちいちコメントはしない。私は(記者会見の)オープン化と言っているので基本的にその考え方で進めたい」
◆藤村修官房長官「政治家には説明責任があり、報道者には事実を公正に伝える役割がある。事実を重んじ、相互に信頼と節度を保つことだ」
◆民主党の松本剛明国対委員長代理「メディアはチェックされず責任を問われることがないなかで発信側に一定のささやかな権利は許される。やむを得ない措置だ」
◆平野博文文部科学相「報道で気に入らないことはいっぱいある。臆測での批判はいかがなものか」
◆古川元久国家戦略担当相「私は産経新聞も(記者会見の場に)いて結構だ。ご安心ください」
◆細野豪志原発担当相「私にとって前原氏は兄貴分のような存在。気にはなっているが、あまり正確ではない形で発信するのは避けたい」
◆橋下徹大阪市長「僕だったらその記者に来てもらって悪口を言い返す」
◆松井一郎大阪府知事「一瞬で前言を翻しているからしようがない。記者に腹が立つこともあるだろうが、取材を全面拒否するのはいかがなものか」
◆自民党の脇雅史参院国対委員長「前原氏がいかに子供かということだ。今さら前原氏を責めるのはバカげている」
◆みんなの党の渡辺喜美代表「野田佳彦首相もぶら下がり取材に応じていない。政調会長もそういう姑息なことをやる。民主党の体質だろう。語るに落ちた話だ」
◆新党改革の舛添要一代表「政治家として失格だ。政治家は実績で示すべきだ。菅直人前首相に対しても厳しい批判があったが閉め出したりはしなかった。前原氏は菅氏以下だということを示したことになりはしないか」
◆自民党の大島理森副総裁「大きな政治家になってほしい。番長と言われたら、おれも番長になったかというくらいの度量を持つことが与党の政策責任者たる構えだ」
◆公明党の井上義久幹事長「取材拒否はあまり良識的とはいえない」
◆斎藤勁官房副長官「政府としてコメントすることには慎重にならざるを得ない。いろいろなことが脳裏に浮かんだのだろう」
◆自民党の茂木敏充政調会長「メディアを通じ、考え方を国民にお伝えすることは重要だ。それぞれのメディアがそういう役割を果たしている」
産経新聞を記者会見から排除 民主・前原政調会長 「言うだけ番長」に反発
衆院本会議に臨む前原誠司政調会長=23日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
民主党の前原誠司政調会長は23日、産経新聞の報道内容を理由に、本紙の取材を拒否すると通告、同日夕に国会内で開いた記者会見で本紙記者の出席を拒否した。さらに、民主党政策調査会への取材も認めないと通告。政権与党幹部が記者会見で特定のメディアを排除するのは異例だ。
前原氏が問題視したのは、本紙が前原氏の言動に関して報じてきた「言うだけ番長」という表現。記者会見に出席した共同通信によると、前原氏は「人をおとしめるための悪口、ペンの暴力のたぐいが続き受容限度を超えた。記者に批判する権利はあるが、事実に基づかなければならない」と述べた。
同日の記者会見にあたり前原氏は、本紙記者が会見場にいることを念頭に「始められない」と拒否、その後別室で記者会見を開き、名刺の提出を条件に会見場への入室を認め、事実上本紙記者を会見場から排除した。本紙記者は名刺を提出したが、党職員が「産経新聞はお断りしています」と入室を認めなかった。
前原氏は、具体的に本紙のどの記事を問題視しているのかについては「私からは控えたい」と明言を避けた。民主党関係者によると、前原氏は本紙18日付の「公務員給与、削減合意『言うだけ』また露呈」との見出しの記事などを念頭に置いているという。
前原氏は23日昼、記事についての経緯を記した産経新聞としての文書を口頭で求めていた。