呉市の16歳少女(?)の殺害事件は今ところ、現代風の従来のような事件としてはくくれない様相だ。
ただ、この若者たちがいかに稚拙な人生を歩んできたかは明白である。思考力・倫理観の欠如、集団心理、集団心理といえばあの「あさま山荘事件」を引き起こした過激派に通じるものがあるか。
しかし、この殺害にかかわった合計7名の輩はまさに閉塞状況下の鬼畜である。
犯行の道具となったのが「LINE」だが、道具である以上、使う輩の倫理観がないとなあ!
例によってネット上では加害・被害者とされる16歳の名前らしいものが飛び交っている。
追記:被害者は黒瀬恵利華さんでした。
広島少女遺棄:強殺容疑で再逮捕 「未必の故意」判断か
毎日新聞 2013年08月04日 10時38分
被害者の女子生徒から現金などを奪って殺害したとして、7人が強盗殺人容疑で再逮捕された広島県呉市の死体遺棄事件。7人のうち少女1人が「女子生徒が悪いから、(他のメンバーの)暴行を止める気はなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。一部の容疑者は殺意を否認しているが、捜査本部は、女子生徒が死亡する可能性を認識していた「未必の故意」があったと判断し、全員を強盗殺人容疑で再逮捕したとみられる。
また捜査関係者によると、6月28日未明に広島市中区の駐車場に女子生徒を呼び出した際、そこには呉市と同県安芸郡の少女2人しかおらず、他のメンバーは姿を隠していたことも判明した。少女2人は普通車の運転免許証を持っていなかったが、女子生徒に不審がられないように「後から運転手が来るから」と話して車に乗せた。その後、他のメンバーが車に乗り込み、女子生徒を呉市内の山中に連れて行ったという。
女子生徒とラインでトラブルになっていた元同級生の少女、広島市中区の少女(16)の3人は接客業の仕事仲間で、利益分配でも関係が悪化していた。元同級生の少女が3人の売り上げを集めて分配する約束だったが、女子生徒が自分の売り上げ金を渡すことに難色を示したためとみられる。
捜査本部はこうしたトラブルで元同級生の少女が激怒し、他のメンバーが協力する形で女子生徒の呼び出しや暴行に加わったとみている。【黄在龍、石川裕士、中里顕】
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真面な教育をうけたとは思えないなぁ
少女、遺体見て自首決断か 灰ヶ峰女性遺棄 日本テレビ系(NNN) 7月20日(土)8時47分配信
広島県呉市の山中で女性の遺体が見つかった事件で、最初に逮捕された少女が自首をする前に遺体を見に行っていた形跡があることが分かった。
19日夜、警察は犯行当時と同じ暗闇で現場検証を行った。現場に血痕が残っていないか、特殊な物質を使うなどして調べたものとみられている。
死体遺棄の疑いで逮捕・送検されたのは、鳥取県の無職で21歳の瀬戸大平容疑者(21)と、16歳の少年・少女6人の計7人。先月下旬、呉市の灰ヶ峰に女性の遺体を捨てた疑いが持たれている。捜査関係者によると、最初に逮捕された少女は遺体を見に行った形跡があり、自首するきっかけになったと警察はみている。また、被害に遭ったとみられる女性は山に向かう車内で、床に横にされた状態で暴行を受けていたとみられている。
警察の調べに対し、数人は「灰ヶ峰で車を降りた後も暴行した」と供述しており、警察が裏づけを進めている。
<広島女性遺棄>初対面の少女2人「面白半分で関わった」 毎日新聞 7月20日(土)15時1分配信
広島県呉市の灰ケ峰(はいがみね)の山中に女性の遺体が遺棄され、男女7人が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、同県の呉市と安芸郡の16歳の少女2人が、被害者とみられる高等専修学校の女子生徒(16)とは初対面だったとし、「(事件に)面白半分で関わった」と供述していることが県警の捜査関係者への取材で分かった。2人は、逮捕された広島市中区の少女(16)とメッセージなどのやり取りができる無料通信アプリ「LINE(ライン)」などを通じた知人だっただけで、他のメンバーとの面識もなかったという。
また、8人で広島市内から山中に向かう車を運転した鳥取県湯梨浜町別所、無職、瀬戸大平(たいへい)容疑者(21)も「自分もエスカレートして手を出した」と、女子生徒への暴行を認める供述をしていることも判明した。
捜査関係者によると、最初に逮捕された広島市東区の少女(16)は6月下旬、元同級生の女子生徒とのラインでのやり取りに激高し、女子生徒を広島市中心部に呼び出そうと考えた。
だが、この少女は、自分が呼び出すと女子生徒に警戒されると思い、相談された接客業仲間で17日に逮捕された中区の少女が、ライン上などで知人だった2人に、女子生徒を呼び出すよう協力を依頼したという。この2人は、東区の少女とは面識がなかった。
車内や山中での女子生徒への暴行について、グループの7人のうち一部の者は暴行を否認しているが、最初に逮捕された少女は県警の調べに「みんなで暴行した」と供述しているという。【黄在龍、石川裕士、中里顕、吉村周平】
広島女性遺棄:出頭の3人 自らの不安供述 反省口にせず 毎日新聞 2013年07月19日
◇連絡役使って呼び出し「だまし討ち」
広島県呉市の灰ケ峰(はいがみね)に女性の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された7人のうち、17日に出頭した3人が事件の反省を口にせず、自らの将来の不安を供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。
また、最初に自首して14日に逮捕された少女(16)が呉市と同県安芸郡の16歳の少女2人を連絡役にして被害者とみられる女子生徒(16)を呼び出し、グループで山中に連れて行きだまし討ちにしていたことも判明。県警捜査本部は事件に至った経過などを調べている。
被害者は、少女と同じ広島市の高等専修学校に通っていた元同級生の女子生徒とみられている。また少女と女子生徒、17日に出頭した同市内の少女(16)は接客業の仕事仲間で、利益の分配を巡ってトラブルにもなっていたという。
捜査関係者によると、この仕事仲間の少女を含む17日出頭の3人は、捜査本部の調べに「これから自分はどうなるのか」などと供述。今後の自らの刑事処分などを気にする言葉を繰り返し、女子生徒への行為に関する後悔の言葉はないという。
また、14日に逮捕された少女は6月下旬、メッセージなどのやり取りができる無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、「死ね」などと書かれたことから激高、女子生徒を深夜、広島市内に呼び出すことにしたという。
少女は、女子生徒と直接面識のない呉市と安芸郡の少女2人を連絡役にして呼び出した。女子生徒は1人で待ち合わせ場所に来たが、同容疑で逮捕された鳥取県湯梨浜町別所、無職、瀬戸大平容疑者(21)運転の車に押し込まれ、車内や山中で暴行を受けたという。
捜査本部は、事前に警戒されないようにラインを通じて連絡役の2人に呼び出させ、女子生徒をだまし討ちにしたとみており、事件の計画性についても7人を追及する方針。
県警は19日、瀬戸容疑者ら6人を死体遺棄容疑で広島地検に送検した。