体罰事件で揺れた大阪府の桜宮高校では愚かな生徒の言動が目に余るようだ!記事のような生徒は即退学でいいでしょ!義務制ではないのだからね。
殴るしかのうのない教師も教師だが、それを挑発する生徒とは言えない愚か者を学校という温室から追い出すべきだ!
「しばけや」「体罰や」…生徒の教諭挑発、増長傾向 桜宮事件の余波
産経新聞 4月30日(水)15時45分配信
大阪市立桜宮高校の体罰事件が発覚して以降、同市立中学校の生徒指導担当教諭の約4割が生徒から「しばけや」「体罰や」などと言われる挑発・揶揄(やゆ)が増えたと感じていることが、市立中の校長らで作る研究班の調査で分かった。約6割が「生活指導をやりにくくなった」とも回答。桜宮事件をきっかけに全国的に体罰撲滅が進む水面下で、生徒の一部が増長し、教諭が萎縮している現状が浮かび上がった。
桜宮高校で平成24年12月、男子バスケットボール部の男性顧問=懲戒免職=から繰り返し体罰を受けていた2年生の主将が自殺。文部科学省が緊急の全国調査に乗り出し、各地で体罰を行った教諭の処分が相次ぐなど社会問題化した。
こうした中で市立学校の現場から生徒の挑発行為に悩む声が上がるようになった。生活指導の経験が長い市立弘済中学校の赤間英松校長を中心に現状把握のための研究班を発足。昨年11月に市立中にアンケートを行い、128校の生徒指導担当教諭から回答を得た。
桜宮の事件以降、挑発・揶揄があったと回答したのは約5割の62校。具体的には、生徒から殴るそぶりをされた際に手を振り払うと「体罰や」と言われた▽喫煙をした生徒から「何を言われても変わらない。変えたかったら、しばけや」と言われた-などがあった。
約4割の48校がこうした行為が「(桜宮事件の)以前よりも増えた」と回答。「以前は0回だったが月10回ぐらいに増えた」や「ほぼ毎日」「事あるごとに挑発行為が起こる」などの申告があった。
「生活指導がやりにくくなった」と答えたのは約6割の81校。「教諭が手出しできないという感覚で平気で物を壊したり、傷つけたりすることが増えた」という指摘や、「暴力や危険行為を防ぐための行為でも体罰と言われかねない」「状況や背景に関係なく体罰の言葉でくくられる」などの悩みも寄せられた。
赤間校長は「想像していた以上にひどい状況」としており、今後は研修会などを通じて挑発行為への毅然(きぜん)とした指導を求めていく。
大阪市立桜宮高校の体罰事件平成24年12月23日未明、男子バスケットボール部主将だった2年の男子生徒=当時(17)=が自宅で自殺。顧問の男性教諭から体罰を受けていたことが判明した。教諭は懲戒免職となった後、傷害などの罪で在宅起訴され、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決が確定。遺族は体罰が自殺の原因だったとして、大阪市を相手取り、総額約1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしている。