事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

久々の(でもないか)西尾維新

2014-11-07 16:53:06 | ミステリ
掟上今日子の備忘録 掟上今日子の備忘録
価格:¥ 1,350(税込)
発売日:2014-10-15

アニメでも人気の物語シリーズに(ほとんど)触れてないもんね、ハーレム小説の一種だということ以外は
で、これはオーソドックスにミステリと言いたいところだがこの探偵「眠る度に記憶がリセットされる」という普通なら(特に私みたいな居眠り名人には)「よくそれで生きてられるなあ」と言いたくなるトンデモ設定、セキュリティ完備の自宅兼事務所に住んでるというんだが自分が家に入れなくなるってことはないのかねとヒトゴトながら心配
さて事件の内容は
データの入ったSDカードはどうやって盗む?なるほどそういう方法が・・・ってあれこわれやすいんだがなあ
マンガ家の仕事場から札束が盗まれた、「犯人は誰?」はナゾじゃない、場所が場所だけに怪しいヤツは決まってる(そう貴方が今思いついたそのヒト)、問題はお金としてではないお札の使い方、これはちょっと思いつかないというかそらないのではというか・・・
作家の別荘で小説の原稿を探せ、これまたちょっと思いつかない・・・じゃなくてムリあり過ぎ、そこ(ネタバレ自粛)へ本1冊は入らんのじゃないかと思うけど(若いモノは知るまいが私は実際に使ってたのだ)
突然亡くなった作家は自殺だったのか?答えは作品の中にある-と全作読破にチャレンジする探偵だったがいかに何でもそらムリだよ・・・多くのシリーズを持つ作者、本のタイトル99冊と22のシリーズ名を考えるの絶対楽しんでやってたろうなと思う、解決のヒントが1つ足りないと思うんだが紙のウラオモテを使ったんだろか(わけわからんと思うけどネタバレ自粛)

名前すら本名じゃなさそうなナゾだらけのヒロイン、まだ続きがあるそうで楽しみである

11/8追記-と書いてから気がついたが彼女がホントは何者であるか推測するのにさほどスレッカラシである必要はないように思う、作中にヒントはいくらでも示されてるし、ただこのヒトはシリーズどうしをくっつけることがほとんどない(いーちゃんが零崎にチラと逢ったくらい)ので他人の空似なのかもしれないなと・・・


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