事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

今村昌弘

2019-04-06 20:07:43 | 本と雑誌
魔眼の匣の殺人
前作(こちら)がいまいちだったので本屋でみかけてもスルーしてたのだがソニーが薦めてくれたのとまとめ買いボーナスポイントに乗せられのとでついダウンして一気読み
前作も本格ミステリでありながらゾンビという化け物は本物だった、今作も未来予知という超能力はガチで本物、というかむしろ予知した凶事を起こしちゃう能力(小松さんの作品にそんなんあったよね)なのかも、何せ絶対ハズレなしなのだ、脱出不可能な山荘で「2日のうちに男女各2人が死ぬ」という予告、さてたまたまここへ集まってしまった男女の運命は?

この結果は前と同じ、誰も怪しくないので誰が犯人だと言われても驚けない、タネ明かしされれば一応は納得するもののだけどそんな理由でヒトを殺すかとも思う、トリック(偶然の産物)も何だかなあ、その高さに時計かかってるか?(おっとこれだけだったらネタバレにならんよね)

と思ったらラストでやられた、**だと思われてた人物が実は・・・・でも後味はよくない、世の中にはヒドい男がいたもんんだ(作者のことだよ、念のため)言えることはそんだけ

追記-前作の事件が何だったかはかすかに記憶してるんだが「最初の被害者/ゾンビ」は明智恭介ってドふざけた名前の上級生だった?このヒト名前だけは今作でも忘れられてないのよな、さらに続編ありらしい、もしや無事とか、ありさうだからコワい、でも前作を読み直す元気はない、なんつーか再読が楽しみな作品とさうじゃない作品ってあるものなんだよ

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