経営コンサルタントへの道

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■■【心de経営】 采根譚01 前集147 精神は万古に新たなる 実践編30

2020-12-22 12:03:00 | 【心 de 経営】 菜根譚

■■【心de経営】 采根譚01 実践編30 前集147 精神は万古に新たなる


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。


 

■【第一連載】────────────────────────────■

     ■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一)  :  前集147 ■■

        精 神 は 万 古 に 新 た な る
 
           日本経営士協会理事長 経営士 藤原 久子

■──────────────────────────────────■

【筆者紹介】

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。平素、自社においては、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、「心で経営」を実践し、経営士・コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見や解決策の提案や業務改善案・経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

   現職:特定非営利活動法人日本経営士協会会長、経営士


『采根譚』の著者は洪自誠といわれ、日本に江戸時代中期に伝えられ、以来知識人の隠れた教養書として、明治以降も多くの人々に愛読されてきました。『采根譚』の書名は宋代の学者(思想家)汪信民の「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」によると言われています。
「菜根」すなわち、野菜の根は硬く筋が多いですが、これをよく咬みうる者のみが、物の真の味を味わうことが出来る、ということを意味しています。また「菜根」は貧しい生活、暮らしをいうことから、貧苦に十分耐え得るもののみが人生百般の事業を達成できることも意味しています。
『采根譚』が日本に紹介されたのは江戸時代中期、加賀前田藩の儒者、林瑜(はやしゆ)が紹介したのが初めとされています。以来おびただしい数の復刻本が出版され、中国よりも、日本で広く愛読されてきました。実業・ビジネスの世界で活躍されている多くの人々に、心の指南書として親しまれてきました。時が移り人が変わっても、変わる事のない哲理を今に活かそうとしているからだと思っています。
 この『采根譚』は前集、後集合わせて357編からなり前集の222編は現実を生きる処世の智恵を説き、後集134編は心豊かな閉居の楽しみを語ったものが多いとされています。
 それでは、解説者・井原隆一氏のプロフィールをご紹介します。1910年に埼玉県で生まれました。14歳で埼玉銀行(現りそな銀行)に入行し、18歳で夜間中学を卒業しました。父親の死亡に伴い20歳で莫大な借金を背負いながらも独力で完済したのです。その間、並はずれた向学心から、独学で、法律、経済、経営、哲学、歴史を修めた苦学力行の人といえます。
 最年少で課長に抜擢され、日本ではじめてコンピュータのオンライン化するなど、その先見性が広く注目され銀行の筆頭専務にまで上りつめました。60歳になって大赤字と労働紛争で危機に陥った会社の助っ人となり、40社に分社するなど、独自の再建策を打ち出し、数々の企業再建の名人として知られるようになったといわれています。

         参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社


 ■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一)  :  前集147 ■■ 

        精神は万古に新たなる
 
【読み下し文】

    精(せい) 神(しん)は 万(ばん) 古(こ) に
         新(あら) た な る

 事業文章は身に隋(したが)って銷毀(しょうき)すれども、精神は万古に新たなるが如し。

 功名富貴(こうみょうふうき)は世を遂(お)うて転移すれども、気節(きせつ)は千載(せんざい)に一日(いちじつ)なり。

 君子は信(まこと)に当(まさ)に彼を以て此れに易(か)うべからざるなり。


【口語訳】

 どんな事業・学問でも、死んでしまえば肉体と共に滅んでしまうが、人の精神は永遠で日々新たに生き続ける。

 地位・財産も時の流れにつれて人に移ったり、価値を失ったりしてしまうが、人の節操は千年の後になっても変わることはなく、尊いものである。したがって、人々はよくこれを自覚し、本末を誤ってはならない。


【解説に出てくるキーワード】

「創業は易く守成は難し」【『貞観政要』】唐の太宗から、「帝王の事業は、創業と守成といずれが難しいか」と問われたとき、側近の魏徴(ぎちょう)が答えた言葉。ちなみに宰相(さいそう)の房玄齢(ぼうげんれい)は「創業の方が困難です」と答えた。

 前集147につきましては、実は私の「座右の銘」として掲げ、雑誌・セミナー等でご紹介させていただいておりますが、私の創業時の心根でもあります。


【コメント】

 自分の生き方の模範や戒めのために、日頃から大切にしている言葉や信条を「座右の銘」として、私が起業した頃を振り返ってみますと、当初は純粋な気持ちで単に事業の継続を願いつつ5年先の姿を創造(単なる「想像」ではありません)しながら事業展開をして参りました。

 

 たとえすべての物資がなくなっても自らの生き方、歩みは尊く後世に残るという、つまり人の精神は永遠に生き続けることになります。そこから道理を守って生きることによって出来る限り寛容の心で人に接し、不満の心を抱かない様にしたいと思いますし、また世をさった後にも、できるだけ恩恵を残して多くの人々に満足の心を持ってもらいたいと願うのです。

 

 一歩下がる事が、さらに前進するための土台になり、人のためを考えることが結果的に自分に利益をもたらす基礎となります。常に冷静な眼で他人を観察し、冷静な耳で言葉を傾聴し、冷静な感情で道理を考えるという意味においては「采根譚」の解説者である井原隆一氏に見る生き方そのものの様に感じます。それは本来の経営士・コンサルタントの鏡でもあるかと思います。

 

 一方で富貴の人に近づこうとしないのは、ある意味潔癖であると思いますが、私は近づいても、その影響に染まらないのが本当の潔癖というものと考えます。世の中の手練手管など知らないほうがよろしいのですが、知りながらも決して用いようとしないのが、本当の人格者だと思います。企業経営においても、同様の精神が求められ、本当の意味における経営者様の「心」を感じ取り、コンサルタントとして困難を乗り越えた先に、人間として磨かれると信じます。

 

 日本経営士協会の歴史には、先人の智恵からなる財産や素晴らしい格式と伝統があります。とりわけ直近の10年余に今井会長か蓄積して下さいました経営士・コンサルタントのノウハウは、日本経営士協会の財産、宝物として今後に活かしていかなければなりません。会員活動指針であります三共「共業・共用・共育」の精神を継承してゆく中で、共に成長してゆく事がやがて協会の発展にも繋がる事と確信致します。

 

 何事に於いても謙虚な心で傾聴、そして研鑽を重ね学んでゆく事こそが未来の輝く星となって成長してゆく事を期待しております。会員の皆々様の心がひとつになり、前進していくことを強く願っています。

 

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◆【話材】 昨日12/21のつぶやき クリスマスシーズンに思う遠距離恋愛

2020-12-22 07:29:00 | ブログ

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◆【話材】 昨日12/20のつぶやき 遠距離恋愛の日 スタイルも変遷

2020-12-21 07:45:23 | ブログ

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◆【話材】 昨日12/19のつぶやき 人の生き方は如何にあるべきか、それを経営に活かすには

2020-12-20 07:39:20 | ブログ

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◆【話材】 昨日12/18のつぶやき 四字熟語で経営が解るようになる

2020-12-19 07:22:58 | ブログ

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◆【話材】 昨日12/17のつぶやき またひとつ羽子板市で年の瀬を

2020-12-18 07:21:06 | ブログ

◆【話材】 昨日12/17のつぶやき またひとつ羽子板市で年の瀬を感じます

 

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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】世界情勢のメタを知ろう

2020-12-17 14:04:17 | 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】世界情勢のメタを知ろう

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

■      今日のおすすめ

 『地政学入門』(高橋 洋一著 あさ出版)

■      現代の世界情勢は「ハイブリッド時代」(はじめに)

 今回は、PEST(P:政治、E:経済、S:社会、T:技術)に関する本のご紹介です。それも、国際政治情勢を読み解く上での基礎的情報が書かれている本です。『それぞれの国が、どのような地理的・民族的条件のもと、どのような歴史(特に戦争の歴史)積み重ねてきたかを以って、それぞれの国が持つ「国家の思惑(野心)」を理解できる』と著者は言っています。さらに『政治学理論である「民主主義国家同士は戦争をしない」という「民主的平和論」』を著者は紹介しています。『「民主的平和論」は「自由主義的・資本主義的平和」とも言われており、「領土を奪い合うのではなく、お互いに持っているものを対等に交換する(自由貿易)」ことで平和が維持される』と著者は言います。

 この紹介本で面白いのは、「世界の『民主度』を示す地図」(WEBでも「民主主義指数」で同様の地図が検索可)です。G0(ジー・ゼロ)といわれる時代ですがG20の中に3つの「独裁政治体制国家(中国、ロシア、サウジアラビア)」が含まれているのも、まさに世界が国家資本主義社会と自由主義社会が共存するハイブリッド社会と言えます。地政学的に言い換えれば、混成・混迷的世界情勢といえるのかもしれません。

 紹介本は、世界の主要国・地域について解説しています。主要な論点をご紹介しましょう。

■      世界の主要国・地域の「国家の思惑」と「論点」

【アメリカは「世界の警察官」ではない】

 2013年アメリカのオバマ大統領は、「アメリカは世界の警察官ではない」と明言しました。『一見、アメリカは好戦的な国に見えるが、他国の領土に対する関心は高くない。アメリカは、建国の精神である「自由の理念」が発展し、「自由を広める宿命を負っている」と拡大解釈し、特に9.11以降はテロ・大量破壊兵器の根絶を掲げ、アフガニスタン紛争、イラク戦争に突入して行った。しかし、世界の警察官ではないと明言した事で、アメリカの関心は、太平洋と大西洋をきちっと押さえておくことになった』と著者は言います。これによる、世界情勢への影響・変化は大きなものが有ると思います。

【中国の野心は「広い海」】

 『「中華思想」を強く持ち、憲法にも「中国共産党の指導」を掲げる中国は、共産党トップの国家主席の一存で決まる独裁主義国家といっていい』『中国の思惑は「広い海」がメイン、つまり第一列島線(東シナ海・南シナ海全域)、第二列島線(フィリピン、グアム、サイパン、沖縄、日本の近畿地方沿岸を含む)を防衛ラインと意識した動きを続けるであろう』と著者が指摘します。

【昔も今も不凍港と肥沃な土地を求め「南」に野心を向けるロシア】

 『1989年ベルリンの壁が壊され、1991年にソ連が崩壊する。ソ連を構成していた15カ国は分裂・独立して行った。ロシアの西側(除く中央アジア)でEU・NATOに加盟しない独立国は、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバのみとなった。ウクライナはロシアへの西欧諸国の影響の最後の砦である。クリミヤ併合はいかなる非難を浴びようと確保しなければならない地政学的意味を持っていた。最近のシリアへの支援は、アフガニスタンでアメリカにくじかれた「中東」への野心の表れである』と著者は指摘します。

【大戦に懲り「共同体」を結成したヨーロッパ】

 『第二次世界大戦に懲り、EC(欧州諸共同体)等を経て1993年に設立された「欧州連合」の基本は、人、サービス、交易、資本の移動を自由にする「シェンゲン協定(EU加盟国ではイギリスは除外適用、クロアチア、ルーマニア、ブルガリアは将来加盟義務・現在未加盟。EU非加盟国ではスイス、ノルウエーが締結・加盟。)」が基本にある。しかし、中東の難民・移民問題から「協定」の根底を揺るがされている。ヨーロッパの火薬庫は、かつての「バルカン半島」から、今や、「中東」に移っている。「中東」が火薬庫になった遠因をたどれば、1916年にオスマン帝国の分割をめぐり、アラブ世界を民族・宗派に関係なく、イギリス、フランス、ロシア(1917年の革命で離脱)の間で勝手に結んだサイコス=ピコ協定にある。また、「イスラム国」の成立は、アメリカの2003年3月のイラク戦争の結果、フセイン政権の残党が作ったとされている。』『根深い憎しみの連鎖は、まだまだ終わりそうにない。』と著者は指摘します。

■      これからの世界情勢を読む(むすび)

 これからの世界情勢は、ここまで見て来ましたように、様々な要因が複雑に絡み合い、先を読むのがなかなか難しいと思います。かといって、無視できる事でもありません。

 今こそ、目の前に出てくる事象のメタ(事象の背景にある重要な事実)を見極め適切な判断していく事が、私たち企業関係者に求められているのではないでしょうか。

 グローバル化が益々進む時代であればこそ、今日ご紹介した「地政学」にも関心を向けたいですね。 

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

 

【バックナンバー】 経営コンサルタントの本棚

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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◆【話材】 昨日12/16のつぶやき 渋沢栄一翁の偉業のひとつが日本文化を支えている?

2020-12-17 06:55:29 | ブログ

◆【話材】 昨日12/16のつぶやき 渋沢栄一翁の偉業のひとつが日本文化を支えている?

 

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◆【きょうのおすすめ】 発展し続ける企業の”秘密”の道 これを知れば企業は成長する

2020-12-16 12:03:00 | 【話材】 きょうのおすすめ

◆【きょうのおすすめ】 発展し続ける企業の秘密の道 これを知れば企業は成長する

 「経営コンサルタントを使いこなせない社長は辞任せよ

 経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。

 このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。

 新興国の急速の発展には、社内だけの人材では追いつかなくなってきています。せかいじゅうの先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。

 そのような時代に経営を切り替えるための珠玉の一冊です。

 

 経営コンサルタントという職業に関心がありながら、あきらめたり、否定したりしていませんか?

「秘密の道」「第二の方法」をこっそり知ると、コロンブスの卵のようにするりと納得できます。

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【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
 
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
 
 
 
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 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
 
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■【心 de 経営】 連載 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 徒然草を経営に活かす

2020-12-16 10:22:47 | 【話材】 きょうのおすすめ

■【心 de 経営】 連載 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 徒然草を経営に活かす

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。

 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。

 序段を含めて244段から構成され、文体は和漢混淆文と、仮名文字が中心ですので、私のような凡人でもわかりやすく読めます。

 

 兼好の思索や雑感、逸話が順不同に語られ、長い段もあれば、短いのもあります。内容は多岐にわたっていますが、そこからは、兼好が歌人としての素養を持つこともうかがわれます。

 仁和寺がある双が丘(ならびがおか)に居を構えていたようで、仁和寺に関する説話が目につきます。平家物語の作者に関する記述もあり、同時代の事件や人物についても記され、歴史資料としても広く利用されています。

 執筆直後には、あまり注目されなかったようです。

 室町中期に僧・正徹が注目し、自ら書写した写本に、兼好法師の作品として、略歴と共に紹介しています。応仁の乱を体験してきた弟子達は、「無常観の文学」という観点から『徒然草』に共感をよせたようです。

 

 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。

 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。

 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

 

■ 吉田兼好 三代随筆「徒然草」の作者


 よしだけんこう
 弘安6年(1283年)頃?-文和元年/正平7年(1352年)以後?


 鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・遁世者・歌人・随筆家です。卜部氏は、神職の家柄で、父治部少輔・卜部兼顕も吉田神社の神職でした。本名は「卜部兼好(うらべ かねよし/うらべ の かねよし)」といいます。江戸時代以降は、吉田兼好と通称されるようになりました。

 出家しましたので「兼好法師(けんこうほうし)」とも呼ばれ、単に「兼好」と呼ばれることも多いです。

 清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび、日本三大随筆の一つとされる「徒然草」の作者であることはよく知られています。


 後二条天皇の生母である西華門院が、兼好が仕える堀川家の娘であったことから、兼好も六位蔵人という役人に任じられました。すなわち、兼好は、30歳前後で出家遁世するまでは、お役人だったのです。

 出家した後、修学院や比叡山横川などに籠って仏道修行に励んだり、和歌に精進したりしました。鎌倉にも二度ほど訪れたという記述もあります。

 軍記物『太平記』巻二十一の中で、艶書(ラブレター)を代筆したという逸話はよく知られています。

 

【Wikipedia】より

 

■ 発信

 当面は、毎週水曜日の「お昼休み号」を中心に発行いたします。

 ランチの待ち時間やランチ後に、ゆったりしたお気持ちで読んでくださると、経営管理や人生の送り方に何らかのヒントが得られると思います。

■ バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 


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◆【話材】 昨日12/15のつぶやき 采根譚02 前集一 万古の凄涼を取ることなかれ

2020-12-16 07:56:55 | ブログ

◆【話材】 昨日12/15のつぶやき 采根譚02 前集一 万古の凄涼を取ることなかれ

 

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■■【心de経営】 采根譚02 前集一 万古の凄涼を取ることなかれ 実践編31

2020-12-15 12:03:00 | 【心 de 経営】 菜根譚

■■【心de経営】 采根譚02  前集一 万古の凄涼を取ることなかれ 実践編31


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。


【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会会長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

 『采根譚』の著者は洪自誠といわれ、日本に江戸時代中期に伝えられ、以来知識人の隠れた教養書として、明治以降も多くの人々に愛読されてきました。『采根譚』の書名は宋代の学者(思想家)汪信民の「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」によると言われています。
 
「菜根」すなわち、「野菜の根は硬く筋が多いが、これをよく咬みうる者のみが、物の真の味を味わうことが出来る」ということを意味しています。また「菜根」は貧しい生活、暮らしをいうことから、貧苦に十分耐え得るもののみが人生百般の事業を達成できることも意味しています。
 
『采根譚』が日本に紹介されたのは江戸時代中期、加賀前田藩の儒者、林瑜(はやしゆ)が紹介したのが初めとされています。いらいおびただしい数の復刻本が出版され、中国よりも、日本で広く愛読されてきました。実業・ビジネスの世界で活躍されている多くの人々に、心の指南書として親しまれてきました。時が移り人が変わっても、変わる事のない哲理を今に活かそうとしているからだと思っています。
 
 この『采根譚』は前集、後集合わせて357編からなり前集の222編は現実を生きる処世の智恵を説き、後集134編は心豊かな閉居の楽しみを語ったものが多いとされています。
 
 それでは、解説者・井原隆一氏のプロフィールをご紹介します。
 
 1910年埼玉県生まれ。14歳で埼玉銀行(現りそな銀行)に入行。18歳で夜間中学を卒業。父親の死亡に伴い20歳で莫大な借金を背負いながらも独力で完済。その間、並はずれた向学心から、独学で、法律、経済、経営、哲学、歴史を修めた苦学力行の人。最年少で課長に抜擢され、日本ではじめてコンピュータオンライン化するなど、その先見性が広く注目され銀行の筆頭専務にまで上りつめました。60歳になって大赤字と労働紛争で危機に陥った会社の助っ人となり、40社に分社するなど、独自の再建策を打ち出し、数々の企業再建の名人として知られたといわれています。
 

         参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社
 

■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一)  :  前集 一 ■■ 
 
    万古の凄涼を取ることなかれ
 

【読み下し文】
 
  万古(ばんこ) の凄涼(せいりょう) を取ることなかれ
 
道徳を棲守(せいしゅ)する者は、一時の寂寞(せきばく)たり。権勢(けんせい)に依阿(いあ)する者は、万古に凄涼たり。達人は物外の物を観じ、身後の身を思う。寧ろ一時の寂寞(せきばく)を受くる藻、万古の凄涼をとることなかれ。
 
徳に従がって人間としての道を守り通そうとする者は、一時的には不遇で、苦境にたたされることもある。権力におもねりへつらう人間は、一時的には栄進しても名利も得られるし、虎の威を借りて居心地も良いが、やがては永遠の孤独に苦しむことになる。
 
 ・寂寞(せきばく) : ひっそりと寂しいさま。 
 ・依阿(いあ) : もたれ、おもねる。 
 ・万古 : 永遠に。
 ・凄涼(せいりょう) : ぞっとする程もの寂しいこと。 
 ・身後(しんご)の身: 死後に保たれるもの
 

【コメント】
 
 達人は常に真実を見つめ、死後の生命をも考えるといいます。そこで人間としては寧ろ一時的に不遇であっても永遠の孤立をまねく道を歩んではならないということです。
 
 (特)日本経営士協会の会員にとって最も必要とし、コンサルタントとしての道を卓越したものにするためには、何を極める事が大切なのかを熟慮しながら多くを学び、個人の目標確立のために全力を投入し、達人にみる「真理を守り抜く」こととして真のコンサルタントを目指すようにしたいと願うのです。
 
 人間としての人格の向上、品格・品性を身につけ、生涯を生きてゆくことで本当に大切なことは「今、この瞬間」の積み重ねだと思います。自分の決めた課題を毎日堅実にクリアしてゆくことは自信に繋がります。
 
 先の大地震・津波の際、整然とした日本人の生活態度とマナー等、世界中から絶賛の声が聴かれました。日本人が培ってきた辛抱強く美しい思い遣りの心なのです。
 
 

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◆【話材】 昨日12/14のつぶやき チーム力の重要性 ある会社の話

2020-12-15 07:38:56 | ブログ

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◆【話材】 昨日12/13のつぶやき 動物実験をなくすため…人の皮膚構造を再現 

2020-12-14 13:24:51 | ブログ

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曇り

 

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◆【話材】 昨日12/12のつぶやき  バッテリーが人間の命に関わる

2020-12-13 07:28:56 | ブログ

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