■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 七月二七日 良い感度のアンテナ
【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。
【 注 】
ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。
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七月二七日 良い感度のアンテナ
土曜日、朝食後のコーヒーを嗜みながらのひとときは、自分自身に人間性を取り戻すための時間でもあるように思える。
このひとときの後に、経営コンサルタントのバイブルを読むことが多くなった。
経営コンサルタントとは良い感度のアンテナを持って、調査・分析により問題を発見し、その原因を追及し、解決策を企画し、勧告します。
先日のブログでも情報収集についての生地が掲載されていた。このバイブルとは別の視点であった。
バイブルの「良い感度のアンテナ」というフレーズが気に入った。情報収集には、アンテナをたくさん持つべし、ということは良く聞くが、アンテナの数だけではなく、その質の重要性を「良い感度」という表現でまとめているのがにくい。
それにしても、うちの部長ときたら、「部下の声を良く聴く」と言いながら、左の耳で聞いて、右の耳からそれを流し出しているようで、いくら我々が提案をしても、その時の返事は良いが、それが実現したことがない。
そう思いながらも、先日来に詰めてきた「進捗管理のあり方」について、夜中まで提案書に取り組んだ。
七月二六日 社員研修の落とし穴
アベノミクスで景気が上向いていることもあり、うちの会社も社員研修が増えてきた。
私はかねてより社員研修に疑問を持っていた。部下が研修に出て、戻って来たときには高いモラールを持っている。ところが数日するとそれが急速に萎えてしまう。
その原因は、研修直後はひとりだけが張り切っていて、周りにいる同僚は依然と変わっていない。そのために、自分自身もそれに流されてしまうのである。
今日のブログは、社員研修担当者へのメッセージでもあり、経営士・コンサルタントが、社員研修をするときに注意すべきことというメッセージでもある。
七月二五日 サラリーマンと経営コンサルタント
ここのところ、経営士ブログ付いてしまっている。それだけこのブログの内容が濃いことの証左であろうか。このようなブログを無料で発行し続けている発行者に経緯を表したい。
今朝は、元気な会社・成功企業というヘッダーである。経営士・コンサルタントの視点から、元気な会社を紹介している。経営のポイントを掴むことができるので多いに勉強になる。
先週のユニクロを題材とした、永徳先生の講演のことを思い出した。彼はまだサラリーマンであり、経営コンサルタントとしての経験はないけれども、ニュースになるような企業を題材としても、実践的な経営コンサルタントの勉強はできるのだ、と自分に言い聞かせた。
七月二四日 カラフルなブログ
ブログというと、文字が中心で、その中に写真が混じったりした日記風のものが多い。
ところが経営士ブログはひと味違う。何処が違うかというとカラフルである。プレインテキスト編集ではなく、HTMLを使った編集のために、タイトル文字に背景色を入れるような芸当ができるのである。
今朝のブログは「経営コンサルタントとしての成功のポイント」というタイトルで、経営コンサルタント資格を取ろうという人達のへのメッセージである。
成功のポイントの中でも情報収集力についての記述であった。
七月二三日 5Sのすすめ方
今朝のブログは、経営コンサルタントのお勧め図書であった。今月は5Sのすすめ方である。
5Sというと製造業のものと考えていたが、製造業だけではなく、企業のどの部門でも活用できるし、活用すべきだと言うことがわかった。
5Sにも、間接的に通じるが、これまで検討してきている進捗管理システムについて、夕方係長や主任等と検討をした。
昨日のメールに、大関氏から返信が来た。事務局のメールアドレスを教えて欲しいというのである。もちろん私は事務局のメールアドレスを知っているが、「Webサイトの問合せメニューから問い合わせてはどうか」と返信した。
経営コンサルタントを目指すなら、その程度の方法は自分で見つけるべきだと、独り言を言ってみた。
七月二二日 頼りすぎ
通勤途上にメールチェックをすると、東京西部にある国分寺市の中小企業に勤務する大関氏からメールが入っていた。経営コンサルタントを目指すのに、自分でわからないことを人を頼りにしてくる。
その姿勢が気にくわないが、いずれ日本経営士協会の会員として仲間になることもあるので、邪険な扱いもできない。
今朝は、メールマガジンの登録がうまくできないというメールである。その様なことは、日本経営士協会の事務局なり、広報担当なりに問い合わせるべきではないだろうか。
「いい加減にしてくれ」とう気持ちが私のどこかにあったので「経営士補資格取得は、問い合わせたときから始まる」という先輩からのアドバイスを再び伝え、「メールマガジンの登録は、通常Webサイトから問題なくできるはずだから、それができないというのは事務局が広報担当に問い合わせるべきだ」と回答した。
七月二一日 中小企業診断士と経営士の違い
今日の「経営コンサルタント道場」というヘッダーのブログは、大変興味深かった。
私も日本経営士協会を知るまでは、経営コンサルタントの資格というと中小企業診断士と考えていた。ところが、経営士という資格があり、経営士の方が中小企業診断士より十年も先行してできた資格である。それどころか日本経営士協会の先生方は中小企業診断士の育成に大に協力してきたという。
今日のブログは、中小企業診断士と経営士がどのように違うのかという説明であった。中小企業診断士は、中小企業振興法に基づき、その支援をするための業務をするための資格であり、世の中で言っているような唯一の経営コンサルタント資格という表現は正確でないというのである。
税理士など、他の国家資格が職業独占を有するが、中小企業診断士にはそれがないのである。中小企業診断士を他の国家資格と同様に考えている人が多いが、中小企業診断士は、経産省登録を証するだけのことで、中小企業診断士資格を有さないとコンサルティング業務をできないというのではない。
この辺のことが、丁寧に説明されている。
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http://www.glomaconj.com/consultant_nyumon/jmca/chigai_keieishi-shindanshi.htm
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http://www.glomaconj.com/consultant/hitorigoto/keikon.htm#110510
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