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■【きょうの人】 0704 義真(修善大師) 平安時代前期の天台宗の僧  独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介

2023-07-04 06:33:00 | 【話材】 きょうの人07月

 

  【きょうの人】 0704 ■太田哲三 公認会計制度の父 ■義真(修善大師) 平安時代前期の天台宗の僧

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 太田哲三 公認会計士・コンサルタントの草分け

 おおた てつぞう
 1889年(明治22年)5月8日-1970年(昭和45年)7月4日

 日本を代表する会計学者、公認会計士
 第二次大戦で荒廃してしまった経済や国土から、復興を果たすために、GHQ(米軍総司令部)のアドバイスを受け、日本政府は、アメリカの公認会計士のミッションを派遣しました。その時に、「直弟子」といえる黒澤清先生(当時横浜国立大学教授)を推薦しました。
 黒澤ミッション帰国報告を受け、太田先生は、公認会計士制度を構築すると共に、日本にも、アメリカで活躍している「経営コンサルタント」の制度が必要と政府に進言しました。並行して、「経営士」というコンサルタントの国家資格制度確立という動きを、日本経営士協会という日本で最初の経営コンサルタント資格付与団体として開設しました。
 伝聞によりますと、太田先生の影響力の大きい公認会計士制度の母体でありました団体の管轄官庁と、「コンサルタント」という職業の性格から、本来管轄すべき省庁との間で、管轄争いになってしまったそうです。
 その結果、経営士の国家資格化が延び延びとなり、最終的には、後者が中小企業診断士という、これまでに俎上に上がっていなかった資格を、他の国家資格のような職業独占権の付与なしでスタートさせることにしたそうです。
 太田先生をはじめ、多くの関係者が二つの資格を統合した、職業独占のある国家資格にする努力を続けました。しかし、省庁間の既得権争いは、面子の問題も絡み、難しかったようです。今日、経営コンサルタント資格が、経営士と中小企業診断士という二本立てになってしまったのは、このためであるそうです。

 太田先生は、商学博士(一橋大学)で、一橋大学名誉教授、中央大学教授等で教育に力を入れると共に、公認会計士・経営士の資格制度の定着にも努力されました。監査法人太田哲三事務所(EY新日本有限責任監査法人の前身)の創設者で、日本公認会計士協会の初代会長、日本経営士協会の名誉会長を務めました。
 実業界では、長浜ゴム工業(のちの三菱樹脂)社長を務めたり、三菱化成(三菱ケミカルホールディングスの前身)監査役を務めたりされました。従三位・勲二等瑞宝章。

 

 義真(修善大師) 平安時代前期の天台宗の僧

 ぎしん
 天応元年(781年)- 天長10年7月4日(833年8月26日)

 平安時代前期の天台宗の僧で、俗性は丸子連または丸子部、相模国の出身です。修禅大師とも称されます。

奈良興福寺で法相を学び、鑑真の弟子から授戒されて中国語にも通じていました。

 その後は、奈良・大安寺で最澄に師事し、804年(延暦23年)中国語の通訳(訳語)として最澄とともに唐へ渡り、最澄と同じく道邃から円頓戒を、順暁から密教の付法を承けて日本へ帰国しました。

 822年(弘仁13年)に、最澄が没した後には比叡山大乗戒壇初の授戒の伝戒師となり、戒壇院を建てました。

 824年(天長元年)初代の天台座主に就任し、832年(天長9年)には天台宗の僧として初めて維摩会の講師となりました。著書に『天台法華宗義集』があり、五十三才で歿しています。

 

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

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◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

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◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

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【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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