経営コンサルタントへの道

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年5月4週 総集編 輸出支援コンサルティング

2014-05-26 06:58:09 | 知り得情報
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年5月4週 総集編 輸出支援コンサルティング



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
                                 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
                                 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
                                 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 21014年5月4週 輸出支援コンサルティング

■ クリテイカルシンキングの思考用具体系 14-5-4-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法が、今回のテーマである。


◇2-3 クリティカルシンキングの思考用具体系

 クリティカルシンキングは、先節までに紹介したような思考手法を使つて、目的を達成するために大きく3つに分類された、「思考用具」と呼ばれる3つに大別されますツールを使います。

  ヒエラルキー(階層的)ツール
  フレームワーク(枠組み)ツール
  フロー(過程)ツール


出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■ 
製造業の輸出に対するニーズ  14-5-4-2

 輸出支援コンサルティングを専門とするコンサルタントとしての方針が決まったものの、クライアント開拓の目処がついたわけではない。
                                 自分でも悶々としていることがわかるので、妻の目が厳しいように思えるようになって芝氏が経過している。別に妻は、何の不平も言うわけではないが、自分が自宅にいることが多いことは確かである。
                                 これでは、クライアントが見つかるはずもないこともわかっている。
                                 とにかく何かをやっていないと不安に押しつぶされそうになるので、明日、訪問予定の匠製本で、萩野専務に何を話そうか、パソコンに向かいながら考えた。顧客開拓をする、まてよその前に英文カタログが必要だ、等々、word文書に打ち込んだり、移動したり、言葉を変更したりしている内に、なんとなく、何をすべきかが見えてきた。
                                 明日、萩野専務と何を話したら良いのか、A4用紙にまとめ、印刷をした。印刷をしてから、細かい部分で変更を手書きで加えた。


■ 
匠製本の輸出支援  14-5-4-3

 約束の十四時に萩野専務を訪問すると、またやや童顔に笑顔を添えて、橋上社長が挨拶に顔を出してくれた。
                                 萩野専務に、昨日準備した中味を全部ぶつけてみた。始め、専務はまくし立てる私を見て、目を白黒させていたが、「竹根さん、ちょっとお待ちください」とややゆったり目の話方で、私の言葉を遮った。
                                 「竹根さんが、何ができるのか、何をしたいのかがわかります。でも、まず、内の現状をお話したいと思います」と切り出された。これまで何度かの訪問で、概況はわかっているつもりであったが、そういわれるとこれまでの輸出実積や、輸出上の問題点など、何もわかっていないことに気がついた。
                                 コンサルタントというのは、自分が何をしたいのかではなく、相手が何をして欲しいのかをキチンと掴む必要がある。それを萩野専務から無言の内に教えられた。
                                 萩野専務は、これまでの輸出実積として、国別の取引先一覧表を見せてくれた。一覧表といっても十件もない。国としては、韓国、台湾とイスラエルである。なぜ、イスラエルなのか、ちょっと奇異に思ったので訊いてみた。
                                 萩野専務の大学の友人が、イスラエル人が経営する商社に勤務していて、数年前に小型の紙折機を一台輸出したという。韓国も小型機が三台、台湾は小型機十五台、紙綴り機一台、ミシン機八台という内容である。
                                 いずれも専門商社経由で出ていて、売り先が何処なのかは定かでない。
                                 英文カタログはないものの、wordで自作したスペックだけの簡単な英文資料があるだけである。萩野専務としては、まずA4サイズで数機種分のカタログを作りたいという。そこで原稿があるので、それを英訳して欲しいという依頼である。

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