■■吉野ヶ里遺跡 【今日の写真】 周囲を囲む板壁
佐賀県の工業団地造成計画の中で、遺跡が見つかり、その価値が認識された結果、昭和61年に本格的な発掘調査が始められました。
弥生時代の優れた文化的資産を復元し、発掘物を展示しています。あたかも弥生時代にタイムスリップするがごとく再現されています。
弥生時代といえども、その中のいつ頃で、それがどのような時代だったのかを推測し、各建物の目的を考えての復元は至難の業ではなかったでしょうか。
■ 北内郭 ~神への祈り~
北内郭は、最も重要な場所であったようです。田植え・稲刈りやお祭り、「市」などの日どりを決めたり、儀礼的な話し合いと祖先への祀りをささげたりする場所といえます。
■ 周囲を囲む板壁
北内郭が極めて重要な場所であるとの想定から、中をのぞくことができないよう、隙間のない板壁で復元されています。(ウェブサイトより)
5メートルもあろうかと思われる塹壕があり、外部からの侵入を阻んでいました。
写真他 ←クリック