経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月24日 家族をかばったままの姿で2000年 824

2023-08-25 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月24日 家族をかばったままの姿で2000年 824

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私の後任の竹根好助の部下コンサルタントから、彼の関係先への同行を依頼され出かけることになりました。

 時代の動向を見て、臨機応変に対応できる企業は、今後が楽しみです。

 

 遊園地や観光施設、大型商業施設、イベント会場などで子どもたちに大人気の遊具施設。なかでも空気を入れて膨らませるエアー注入式の大型遊具や迷路、プール、ウォータースライダーなどは、夏休みや年末年始といった限られた期間中でも、低コストに開設・運営・撤収することができるメリットを持つ。このエアー注入式遊具を主力商品に、業容を拡大してきたのがこの会社(宮崎市)である。

 創業は2000年。当時、宮崎大学大学院農学研究科の学生だった山元社長が、宮崎市中心街の空き店舗対策事業に応募し、4坪のスペースに雑貨店を出したことが始まりだ。冷蔵庫に貼るさまざまな形をしたアクセサリー磁石約160種類を店内に並べ、販売した。「当初は自分がどんな事業をしたいか、できるかが分からなかった」と振り返る。その後、中古車販売や車椅子の修理・販売なども手がけた。

 ある時、子ども向けのアトラクションがない観光施設から「場所を貸すから子どもたちが喜びそうなものを探して運営してみないか」と声がかかった。必死に考えた末、02年にエアー遊具にたどりついた。イベント遊具を扱う会社は全国でも数十社しかなく、ライバルが少ない「ニッチ市場」。工夫次第では十分に戦えると判断した。

 予想した通り、19年末までは順風満帆で推移した。しかしそれ以降、新型コロナウイルス感染症の影響によりイベントが相次いで自粛となり、業績は暗転。例年は書き入れ時である大型連休も振るわず、20年4~5月の売上高は前年同月比で9割減と激減した。夏場のイベントも軒並みキャンセルとなり、20年12月期の売上高は前期比7割減と大きく落ち込んだ。

 逆風を乗り越えるため、山元社長は「エアー遊具で培った空気でものを膨らませる技術を新型コロナ対策に応用できないか」と考えた。その結果、コロナ患者を隔離・検査するエアー注入式簡易陰圧室を大学や地元企業と共同開発。部屋の中の空気圧を外より低くなるよう設定して、患者が出すウイルスを部屋の外に漏らさない。中の空気はHEPAフィルター付き陰圧装置により、ウイルスを99.99%以上カットして排気するため、感染拡大防止に大きく貢献する。

 20年秋に発売。「たった5分で設置」「コンパクトに収納」「オーダーメードでサイズ・仕様変更」など優れた点が評価され、半年間で全国の病院・介護施設などに約110台を販売・納入した。このほかにも、災害時避難所向けパーテーション「ジョイントエアーパネル」や、熱中症対策向け「冷却ミストテント」、ワクチン接種会場向け「ゾーニング通路」「ドライブスルーエアテント」など、さまざまな防災・感染症関連商品をラインアップする。さまざまな遊具製品をアピールする自社ホームページとは独立した防災・感染症関連の専用サイトも開設、事業の柱の一つとして育成する方針で、かつて起業家だった山元社長は、若手社員が事業を引っ張っていくことを期待している。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 家族をかばったままの姿で2000年 824

 桜島を訪れたことのある人は、神社の鳥居の頭部が地上に突き出ているのを見たのではないでしょうか。

 火山国日本ならではの情景です。

 でも、最も悲惨な火山災害は、イタリアのヴェスビアス火山によるポンペイではないでしょうか?

 2000年近くも以前に、すでに上下水道が完備し、飽食をむさぼっている人達を突然襲い、市街に8mもの、火山灰で埋め尽くしました。

 悲惨の跡地を訪れたときには、驚きの連続でした。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 第1回は、エピローグから始まりました。
 通常、エピローグは、小説本文と何らかの関係があります。しかし、ここでのエピローグは、主人公である竹根好助がどの様な人間であるのかを知っていただくために挿入しました。
 従いまして、必ずしも本文と密接な関係があるわけではありません。竹根という男の人間性の一端を知っていただければ幸いです。
 これからのストーリー展開は、これからコンサルタントを目指す人だけではなく、すでにプロとして活躍している士業・コンサルタントの先生や、あるいはコンサルタントには直接関わりの少ない学生さんや主婦、ビジネスパーソンの方々にとっても、何か感じ取ることができると願っています。
 
 次回をお楽しみに!
 
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■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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