■■【経済の読み方】何が起こった2017年8月後半を時系列にまるごと見る
世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。
※ 月により文字数が多くなりますと、分割掲載することがあります。
■ 不況は普況、富況にする布教を行う 2017/08/31
企業の経営者・管理職と話をしていますと「大企業は景気が良いといっていますが、世の中は不況で、うちの会社もちっとも儲かりません」というような言葉を耳にします。
私は、そのような経営者・管理職に「不況にも耐えられる企業作りをしませんか。不況をいつもの景気、すなわち普況と考えて、体質改善をすれば、不況に打ち勝てる企業に変身できます」とお返事をします。
不況時を、普況として耐えられれば、世間で普況になったときには、その会社は富況で笑みがこぼれるでしょう。
このような企業作りの伝導、すなわち布教をするのが、私達経営士・コンサルタントなのです。
こんな駄洒落を言っていますが、やることはまじめです。<笑い>
■ 文化財を汚(けが)す不逞(ふてい)な輩(やから) 2017/08/30
1950年8月29日に、「文化財保護法」が施行されました。
国宝や重要文化財等を保護するための法律です。
国宝だけでも2016年(平成28年)現在、1000件ほどが登録されています。
建造物 223件(282棟)
美術工芸品 878件
美術工芸品の中で最も点数が多いのは「工芸品」で、250点を超えます。
なんでも鑑定団の出番となることが多くなりますね。<笑い>
仏像などの彫刻は130余点です。
近年、国宝を始め日本の寺社などの建造物に薬品をかけるなど、信じられない愚行を行う人がいます。
彼らなりに、何らかの考えをもっているのでしょうが、それが誤っていることに気がついて欲しいです。
■ プロに依頼することは、それなりの価値があります 2017/08/29
バブルがはじけた頃は、日本の経営者の多くが自信喪失時代といっても良いほどで、日本式経営の見直しにも真剣に取り組みました。
失われた20年を経験し、一時的な景気回復があったものの、なかなか成果に結びつきません。
政治家は、得てして、自信過剰というか、強引さというか、国民目線のなさが、禍を引き起こしているように思えます。
振り回されているのは、日本国民です。
その中でも、中小企業の経営者は苦労をしています。
その苦労も、収益がなかなか改善せず、社員の財布が豊にならず・・・
かといってその中小企業の経営者の多くは、特段経営面での工夫をするのでもなく・・・
もちろん、そうでない経営者も多数いますが、まだ工夫がたりない経営者が大半ではないでしょうか。
独りでは限界があります。
外部ブレインを使ってみては如何でしょうか。
高額な費用???
費用対効果を考えると、プロに依頼するだけの価値はあります。
■ 「フーテンの寅」はジェームズ・ボンドよりさきに「二度死ぬ」 2017/08/28
山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズでおなじみの故渥美清が扮する「フーテンの寅」さんは、実は死んでしまいます。
ところが、ある事情から、寅さんが蘇ります。(詳しくはブログで)
寅さんの舞台である東京・葛飾柴又というのは、いまでこそ東京の住宅街ですが、寅さんが始まった頃は、まだまだ田園風景が残っていたといいます。
何度か訪れたことがありますが、2017年初春に訪れたときには、新しい寅さんの銅像の除幕式の日でした。
山田洋次監督や倍賞千恵子さんなど出演者数人も来られました。
帝釈天というのは、壁の彫り物が素晴らしく、一度訪れる価値はあります。
直ぐ近くに、細川たかしの歌で有名な矢切の渡しがあります。
素晴らしい歌ですが、ちあきなおみバージョンがあるのをご存知でしょうか。
彼女の哀愁帯びた歌唱は、矢切の渡しにぴったり!
まだ、矢切の渡し船に乗ったことがありませんので、この次に行くときには乗ってみたいと思います。
■ ユースホステルを利用したことがありますか 2017/08/27
ユースホステルを知らない人が多くなってきている昨今です。
教師だったドイツ人シルマンが、児童を連れて遠足に行った折に大雨にあった時に、若者が安心して、安い料金で宿泊できる施設として、ユースホステルを創設しました。
私の学生時代は、一泊500円だったように記憶しています。
当時のやすい旅館代が2000円くらいだったと思いますが、大変やすく泊まれました。
近年は、素泊まりで3000円くらいになっているようです。
登録しなくても格安で宿泊できますので、お試しもよろしいのではないでしょうか。
日本ユースホステル協会
http://www.jyh.or.jp/index.html
会員登録をして、年会費を納め、当時は袋状になった特別なシーツを持参しなければならないという条件がありました。
ベッドは、二段ベッドで、一部屋に2人ではなく、数床ありました。
こじんまりとしたところが多く、夕食後などにベアレントと呼ばれるホストが若者を集めて、ゲームをしたり、談笑したりと、おもてなしをしてくれました。
今日の民宿のような雰囲気を持ちながら、若者の交流の場でした。
■ 身体障がい者用の運転補助装置を広め「移動格差」なくす 2017/08/27
◆交通事故で脊髄を損傷、車椅子生活を余儀なくされた自身のニーズに基づき起業したのがニコ・ドライブ(川崎市)の神村浩平社長だ。同社では『移動格差を解消する会社』を標榜して、格差解消のため、バリアフリー運転装置の開発、障がい者雇用の促進など六つの活動を推進中。「障害のある人たちが、行きたい時に行きたいところに行ける社会を創る」(神村社長)と、確たるビジョンを描き、ビジョン実現に向け突き進む。
◆同社が株式会社として立ち上がったのは2015年2月。その1年半前、神村社長は個人事業主として、同じニコ・ドライブの名称で、身体障がい者用の運転補助装置の通信販売を始めている。それは、大手自動車メーカーの技術者が定年退職後、考案・開発した、安価で簡便、高機能といいことずくめの装置で、「これは使える」と実感し、技術者と直談判のすえ販売を手がける。1年後、技術者は病に倒れ死去。技術者の遺志を継ごうと、法人化を図り、同装置の製造から販売まで一貫して携わるようになる。
◆手で踏めるアクセル、ブレーキ。ハンドコントロールと名付けた同装置は、下肢に障害を持つ人でも車を運転できるようにするもの。他社製の類似品が車両改造を要するなど手間暇、コストの負担が少なくないのに対し、3分で取り付けられ、価格は他社製の半値以下の10万円と大幅な負担軽減を実現。同社では個人向けと併せて、自動車教習所、カーディーラー、レンタカー店など事業者向け販売にも乗り出し、各業態での導入実績を少しずつだが積み上げている。「オーナー系企業が共感し導入してくれている」(神村社長)。
◆同社では、ハンドコントロールによる運転のバリアフリー化のほか、障がい者雇用の促進、パラスポーツの後援、障がい者差別解消法の啓蒙、開発途上国の支援、ユニバーサルツーリズムの推進の取り組みを同時並行的に進めている。例えば、雇用の促進では、ハンドコントロールの組み立てを障がい者施設に委託している。また、運転のバリアフリー化では、下肢だけでなく、さまざまな身体障害に対応する運転補助装置の開発にも力を入れている。
◆神村社長は16歳の時、交通事故で脊髄を損傷。その後、車椅子バスケ選手として米国に留学、半導体企業や外資系証券会社で働くなど多彩なキャリアの持ち主。キャリアを踏まえ、「大手では市場規模からして、この分野の事業化は難しい。社会起業家としてニコ・ドライブの取り組みを継続することに意義がある」と分析。その上で「2020東京オリンピック・パラリンピックまでに、海外でポピュラーな身体障がい者のレンタカー利用を日本でも自由に使えるようにする」と、目標を一つひとつクリアし、未来を切り開こうとしている。
出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成
■ 羽田空港の正式名称は? 2017/08/26
羽田空港は、1931(昭和6)年に開港しました。
1978年5月に成田空港ができた時に、成田は国際線、羽田は国内線と棲み分けをしました。
ところが、成田が東京から遠いと言うこともあり、海外への渡航が庶民化するに従い、不便さを感じる人が多くなりました。
今日では、羽田空港から海外に飛び立つ人も多くなってきました。
私が、初めてアメリカに赴任したのは1970年12月2日でした。
JAL002便でサンフランシスコまで、DC8という小さな飛行機で飛びました。
空港まで、家族や親戚はもちろん、当時は会社の同僚や先輩後輩数人もが羽田に見送りに来てくれました。
1ドル360円の時代でしたので、遠い昔の話です。
成田空港は、昔は「新東京国際空港」が正式名称でした。
では、羽田は?
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c6f7f93d78cb54c53fc04d29214e1e55
■ 家族をかばったままの姿で2000年 2017/08/25
桜島を訪れたことのある人は、神社の鳥居の頭部が地上に突き出ているのを見たのではないでしょうか。
火山国日本ならではの情景です。
でも、最も悲惨な火山災害は、イタリアのヴェスビアス火山によるポンペイではないでしょうか?
2000年近くも以前に、すでに上下水道が完備し、飽食をむさぼっている人達を突然襲い、市街に8mもの、火山灰で埋め尽くしました。
悲惨の跡地を訪れたときには、驚きの連続でした。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/1ec159a2d165dca8e6428f3f573b9b3b
■ 白虎隊自刃の日に思うクリティカル・シンキング 2017/08/24
飯盛山に立てこもった白虎隊の士中二番隊員達が、なぜ鶴ヶ城が炎上したと錯覚してしまったのでしょう。
この錯覚がなければ自刃にまで追い込まれなかったでしょうに、若さからの思い込みなのかも知れません。
我々は、思い込みで判断してしまうことがままあります。
経営コンサルタントという職業柄、そうあってはならないと思いつつも、先入観を振り払うことは難しいです。
「WHYを5回繰り返す」ということがよく言われますが、思い込みを排除するためには有効な方法の一つです。
クリティカル・シンキングでは、現状をそのまま容認せずに「Why so? や So what? を繰り返す」という原則があります。
これも併せて実践されるとよいのではないでしょうか?(今井信行著「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム)」参照)
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/03de455f6de53b1aa4b32c9db25163bd
■ チンチン電車の日 2017/08/23
1903年8月22日は「チンチン電車」の日です。
当時の東京電車鉄道が運行する路面電車が新橋~品川で営業をはじめました。
東京で初めて路面電車(チンチン電車)が走りました。
実は、営業運転ではないですが、1890(明治23)年5月4日に、上野公園で開催された内国勧業博覧会の会場で、すでに路面電車はお目見えしていました。
ご存知の方も多いと思いますが、日本で最初の路面電車は、京都で1895年2月1日に開業した小路東洞院~伏見京橋間です。
1号車両は、平安神宮の庭園に展示されています。
写真を撮ったのですが、まだ未整理でご紹介できません。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c8097a684d0204c091d6229edb607daa
■ 噴水の日制定は19世紀にまで遡る 2017/08/22
1877年8月21日に東京・上野公園で、第1回内国勧業博覧会が開催されました。
その時の中心的なモニュメントとして、会場中央の池に、日本最初の西洋式の噴水が作られました。
それを記念して8月21日は「噴水の日」と定められました。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c8097a684d0204c091d6229edb607daa
その噴水の正面奥の立派な石造りのクラシックな建物は、上野国立博物館です。
博物館裏の庭園に博覧会開催の記念碑が立っています。
ただし、この日本式庭園は、特別開放日にしか入れません。
どの様な庭園かは、上述の噴水とともに、サイトでご覧下さい。
http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/tokyo/taitouku-uenokouen.htm
■ 蚊の研究でノーベル賞を取った男 2017/08/21
蚊の最も古い化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されました。
恐竜映画「ジュラシック・パーク」の冒頭部分で、そのことが紹介されています。
蚊は、ハエと同じ「ハエ目」に属していますので、羽は2枚です。
正確には、「羽」ではなく「翅(はね)」という漢字を使います。
体長は大半が15mm以下ですので、飛行能力は低いそうです。
ですからエアコンや扇風機といったわずかな風によって飛行障害を起こしてしまうのです。
「扇風機をかけていると蚊に刺されない」という都市伝説は、まんざらウソではないようです。
世の中には、蚊に刺されやすい人とそうでない人がいるといわれています。
これも都市伝説かと思いましたが、そうではないのだそうです。
蚊は、炭酸ガス(二酸化炭素)のあるところに集まるというのは、科学的に証明されています。
二酸化炭素を多く出す人のところに、蚊が集まるので、蚊に刺されやすいかどうかは体質なので、蚊取り線香や虫除け薬を使う以外、方法はないのかと思っていました。
それは誤りではないのですが、それだけではないのです。
人間の足には、およそ500種の常在菌がいます。
蚊に刺されやすい人は、ある種の常在菌が、他の人よりも多いことがわかりました。
蚊は、その常在菌が発する臭気を感知して寄ってくるのです。
蚊に刺されやすい人が、丁寧に足を洗い続け、こまめに靴下を替え、靴を洗浄すると蚊に刺されなくなるそうです。
「足湯に浸かると、蚊に刺されない」という都市伝説が誕生しそうですね。
イギリス人ロナルド・ロスは、インドで蚊に興味を示し、研究を続けた結果、1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/9631b8888994ffde5fb97f13370dce58
■ 俳句は難しく奥が深い 2017/08/20
8月19日は「俳句の日」でした。
俳句は、日本の詩歌の伝統をひきついでいるといわれています。
そこには、ルールといいますか特徴があります。
韻律、季語、切れ、心象・客観写生という4つの特徴を持っています。
「韻律」は、三十一文字のことで、これを五・七・五の「拍(モーラ)」というそうです。
「季語」は、説明するまでもありませんが、季語があるから季節感を醸し出せます。
「切れ」は、最も説明が何回で、「言葉の歯切れが良い」というような「切れ」に繋がるのかもしれませんが、俳句の本を読みますと「発句、脇句、平句の完結性」というような説明があります。
「客観写生」は、短い詩という形の中で、心のなかの場景(心象)を大きくひろげることに俳句の良さがあるのだそうです。
旧暦に基づく季語は、太陽暦になれている私達には、なかなかピンと来ない言葉が多いです。
季語が、多岐にわたっていることにも、難解さに繋がっているようです。
季語を分類すると次のように9つに分けられるそうです。
時候、天文、地理、人の暮らし、
年中行事等、忌日(命日)、
動物、植物、食物
近年、俳句に関するTV番組が人気だそうですが、それを見ていますと、奥の深さを感じます。
一方で「韻律」が私のそれとは異なり、五・七・五で切れるということに固執する素人のわたくには、納得できない部分もあります。
無季語の俳句もあるといわれますので、俳句も時代とともに変化しているのですね。
俳句を試みたい人のために水原秋桜子の『俳句の作り方』の「注意六条」を紹介します。
1.詩因を捉える
2.分量をわきまえる
3.省略を巧みにする
4.配合を工夫する
5.わかる用語を使って
6.丁寧に詠む
詳しくは、同書をお読みください。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a152dc762ecffa86af7c7f2be231f659
■ 『時間軸ポートフォリオ』で創薬を目指す熊本大発VB 2017/08/20
◆「私たちの事業は時間と金がかかる。たいていはゴールに到達する前にサヨナラする」。熊本大学発ベンチャー、ブルームテクノロジー(熊本市)の齊藤英樹社長は、同社が取り組んでいる事業の難しさをそう説明する。その取り組みとは「創薬」、つまり医薬品の開発だ。難しさを熟知する齊藤社長が打ち出したのは多角化戦略。不妊の検査サービスや化粧品・健康食品の原料開発を手がけ、医薬品開発へとつなげる-そんな『時間軸ポートフォリオ』を機能させ、ゴールに向かって突き進む。
◆同社は2015年に発足した。齊藤社長は長年、製薬会社のMR(医薬情報担当者)を務め、その後、エリスロポエチン(赤血球の産出を促進する造血因子の一つ)のライフサイクルマネジメントに携わったキャリアの持ち主。製薬会社を退社し、今、大学発&創薬ベンチャーのトップとして掲げるメーンテーマが「AGE」。終末糖化産物と、どこか、おどろおどろしい日本語訳が付けられている、このAGEに関する知見をフル活用し、不妊検査、化粧品・健康食品づくり、そして抗体医薬品の開発まで展開するのが、齊藤社長の描く青写真である。
◆AGEとは、タンパク質と糖が加熱されてできる物質のことで、老化を進める原因物質とされる。さまざまなAGEの中で、非常に強い毒を持つ化合物「毒性AGE」を、金沢医科大学の竹内正義教授が発見。10年来、竹内教授と一緒に研究してきたという齊藤社長が、その成果を世に役立てようと、熊本大発ベンチャーの形態で事業化を進めているところだ。毒性AGEは不妊症や糖尿病・生活習慣病との相関が指摘されており、事業範囲は狭くない。
◆同社では、第1ステップとして、近く、不妊症患者、不妊治療実施者を対象とする毒性AGEの血中濃度測定に乗り出す。併せて、家畜の受胎率向上につなげる畜産業向け事業展開も図る。家畜受胎率は20年間で75%から45%に減少したとのデータもあり、家畜の毒性AGE管理ツールの意義は大きいと見ている。次いで、シミ・シワ取りの化粧品や健康食品の分野にも進出する。「パートーナーに理論と原料を提供する形をとっていきたい」(齊藤社長)と提携先を広く募っている。
◆目指す最終ゴールの抗体医薬品開発までの道のりは、抗体改良-非臨床-臨症フェーズ1、2、3…とフルマラソンのように長く険しい。それでも同社では、多くの患者が存在し、治療法がみつかっていないNASH(非アルコール性脂肪肝炎)や糖尿病性網膜症をターゲットに、マラソンコースを走り始めた。不妊症に関しても「原因不明の不妊症の約7割は毒性AGEの可能性が高い」(同)として、その治療につながる道筋を探っていく。毒性AGEとサヨナラする手立ての発見が、イコール、同社のゴール到達となるようだ。
出典: e-中小企業ネットマガジン
■ 江戸時代には大阪が米の取引の中心地、今は? 2017/08/19
8月18日は、米の日でした。
なぜ、その日が米の日かは、ブログをご覧下さい。
「株」は東京証券取引所などで扱われます。
では、お米は、どこで取引されるのでしょうか?
アメリカでは、シカゴに大がかりな穀物取引所があります。
日本でも、東京穀物商品取引所(TGE:The Tokyo Grain Exchange)というところが、商品取引所法に基づいて商品先物市場として、1952(昭和27)年10月10日に設立されました。
2009年11月に社団から株式会社へ組織変更され、お米は大阪堂島商品取引所で取引されることになりました。
一方、東京の取引所ですが、やはり株式会社として改組された東京商品取引所ができました。
こちらでは大豆や小豆、とうもろこしや粗糖などが取引されることになりました。
その背景には、既得権のドロドロしたものがあるように噂されましたが、真偽の程は存じません。
サラリーマンになりたての頃、小豆の相場で失敗して夜逃げをしたというようなことを聞き、商品取引というものが存在することを知りました。
公平な取引がなされないと、第二の大塩平八郎の乱が起こるかもしれませんゾ・・・<笑い>
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/28bf9890d3ba8b68611111ecd94059b0
■ プロ野球を語るに「ナイター」は不可欠 2017/08/18
「ナイター」という言葉は死語となってしまいました。
そもそもが和製英語ですので、「ナイトゲーム」とただされていることは素晴らしいことです。
ビールとポップコーンがつきもののようですが、昨今では、マクドナルドのホームランバーガーをかじっている人も多いようです。
ホームランバーガーというのは、東京ドーム近くのマクドナルド店で売られる、お腹いっぱいどころか食べきれなくなりそうなバーガーセットです。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/76fc8021ca6c19c7200d6ae810104618
■ おわら風の盆 女踊りと胡弓の音 2017/08/17
8月16日は月遅れの送り火で、ご先祖様をお送りしたご家庭が多いと思います。
日本伝統行事の一つとして「盆踊り」があります。
お盆に迎えた精霊を慰めるための踊りです。
阿波踊りや越中おわらの風の盆、よさこい祭等など挙げればきりがないほど各地で行われます。
富山県富山市八尾地区のおわら風の盆が、その一つですが、私は訪れたことがありません。
日本経営士協会事務局のベテラン職員が富山出身ですので、強く進めてくれます。
「越中おわらの風の盆」の胡弓の音色は、深編み笠とともになんとも言えない哀愁を漂わせてくれます。
石川さゆりの「風の盆恋歌」も哀調ある調べで歌われます。
毎年9月1日から3日にかけて夜を徹して街の中を踊り歩くと聞いています。
写真というより、私の素人感性で、映像に残したいと思いつつも、実現していません。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/0da740b5a3ad2fdefb3f41125ea205c7
■ 終戦記念日を知らない人が多い 2017/08/16
8月15日は「終戦記念日」です。
1945年8月14日にポツダム宣言が日本国政府により受諾され、15日には、よく知られている玉音放送が流された日です。
それまで外国との戦争で負けたことのない「神国日本」ですので、日本が負けるなどとは考えもしないひとにとってはショックを受けたのではないでしょうか。
当時の人達は、大変な経験をしてこられたと思います。
先般、NHKのニュースで、若い人の20%もが、終戦記念日がいつであったのか知らないという報道がなされていました。
さらに信じられないこととして、日本がアメリカと戦争をしたという史実を知らない人もいると言いますので、驚きですね。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/782a511ea4ba52d2e4e6ad49ed7f7c4a
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