■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 九月十七日 経営コンサルタントの適性

【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。
経営コンサルタント起業日記を読むポイント 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。
【 注 】
ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。
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九月十七日 経営コンサルタントの適性
三連休明けで、たまっていた仕事の処理に追われた一日であった。最近は、経営コンサルタント的視点と言うことを常に意識しているので、仕事の処理の方法も、取り組み姿勢も変わってきたように思える。自分の仕事ぶりが改善されてくると、会社のぬるま湯的な現状が気になる。自己改造の次は、会社の改造である。しかし、癌は部長の資質にあるように思える。
夕刻に竹之下経営に寄って欲しいという連絡を受けていたので、仕事が終わってから神田駅から向かった。相変わらず、喧噪とも言えるような活気に満ちた経営コンサルタント達の職場である。
高校の先輩が応接室に案内してくれるとまもなく副社長が顔を出してくれた。
先週受けた経営コンサルタント向けの職業適性検査の結果が、過去最高の値であると、嬉しそうに教えてくれた。副社長は、労務畑でのコンサルティングをしてきたために、人間関係でのご苦労が多かったようである。
ひとしきり、ご自身の体験談を話してくれた後、一日でも早く来て欲しいと、私が転職を決断したかのごとく話している。以前に訪問したときには、それが何となく嫌であったが、ふしぎと今日は抵抗感がなかった。抵抗感がないと言うより、心地よく聞こえる自分がふしぎであった。
帰宅の二時間弱の時間、副社長の顔がチラチラと浮かんだ。
今日のセミナー案内メールマガジンで、日本経営士協会から、めいじだいがくとの協賛としての経営講座の案内があった。経営に関する社会人向けの講座で、ケーススタディ形式で進められるということである。通常だと四万円近くになるが、協会会員だと二万五千円強で受講できるというので、申し込むことにした。
十月から毎月水曜日の夜に開講されるというので、スケジュールに入れた。

昨日の
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