版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
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版画家のお友達 歯科医師編(76) Special Column(76)その2

2011-07-18 10:20:19 | 作品 Works

なでしこジャパンが優勝しましたね。
震災後 最も素敵なニュースです。
スポーツって 素晴らしいなぁ! と改めて感じました。


さて NORIKO先生のコラムの続きです。


トラブルはほかにもある。
実際、入れ歯を使用してから、何らかのトラブルを経験したという人は各世代5人に1人おり、
「欠損歯が増えた」と答えた人も各世代1割強いる。
また、「入れ歯洗浄剤を使わず、入れ歯洗浄も1日1回未満」と答えた人における、
「欠損歯の数が増えた」との回答(13.9%)は、全体平均(12.2%)に比べて多い結果となっている。


photo by NORIKO
「ラベンダーといえば富良野ですが、日帰りはきついので、近場で札幌南区の東海大学の構内です  先生談』

DENTISTからのアドバイス
  ・入れ歯の材質に合った専用の歯ブラシを使用して下さい。
  ・洗浄剤は入れ歯に付着した細菌の除菌効果がありますので必ず使って下さい。
  ・入れ歯に細菌が繁殖すると、汚れや匂いだけでなく、
   高齢者の場合細菌が気管に入って生命の危険にさらされる事も少なくありません。




最後に先生の原稿後感です。

4人に一人が入れ歯はとても多いと思いましたが、自分の両親兄弟で考えてみると、6人に3人でした。
他の臓器でこれほどの割合で失っているものはないと思われます。
しかも年々増加しているとなると・・
癌や心臓病などと違って、自助努力で歯を抜かずに済むのに。
歯は「失って初めてわかるなが~い友達」なのです。
育毛剤の話ではなく、歯ははえてから、平均寿命まで、約85年の長い付き合いです。
あって当たり前、無くなって初めてその存在が認められるようです。大切にして下さい。



前回「生きた入れ歯」のお話しをしましたが
その後すぐ先生からメールが来ました。

「あくまで私的意見ですが
「実験的に歯を作り移植成功」ですが、学問としては素晴らしいと思いますが、
もともと立派な歯があったのですから、それを維持する方がずっと自然でエコだと思います。
歯と言えども、他の臓器移植同様拒否反応もあり得ますし、
その後のメンテ次第ではダメになってしまう事もあり得ますから。
それと、あまりこの様な技術が進み、「この治療をすればいいんだ」と思う人が多くなると、
残す意識がなくなり、ますます本来持って生まれた歯が無くなってしまうんじゃないだろうか?
それでいいのかな~? ・・難しい問題ですね。」


今回はいろいろ入れ歯について考えるチャンスになりました。
部分入れ歯から二十数年ベテラン入れ歯使用者の私としては.... やっぱり生きた入れ歯が魅力です....
インプラントより自然そうだし なにより痛く無さそうだし.....
生きているうちに 生きている入れ歯は間にあうか.....

と云う訳で NORIKO先生ありがとうございました。
またよろしくおねがいいたします。









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