版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

第2作 The second work

2006-11-03 13:01:54 | 作品 Works
(読みずらい場合 ご面倒でもRecent Entry
または今日のタイトルをクリックして下さい)
(Please click Recent Entry or today's title
for better reading.)

このシリーズ2作目の 豊穣 です。
神話の始まり-豊穣ー
Beginning of Myth -Fertirity-
300×210mm

このシリーズではほぼ20~25色 
30~35刷りで制作しています。
(刷り あるいは 通し とは発色よくするため
2~3回同じ版で重ねて刷ることです。)
使用している紙は いずみ(国産中性紙)です。

In this series, I use 20 to 25 colores per work
and for this,I repeat the process of putting ink
and printing on the paper about 30 to 35 times.
Because some ink needs two or three times of
the process to make the color clearer.

The paper I use is Japanese make named IZUMI.



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
創世記あるいは「水落啓」という空間 (齋藤公一)
2006-11-07 23:06:20
ドラマの創出を予感させる、あるいは見る者にそれぞれのドラマを創出させる「青」の佇まい。青は宇宙であり、大洋であり、若さの代名詞であると言う。「豊穣」とはイメージの収穫を言い、イメージを産出する力を指すものであり、この版画空間の豊かさでもある。神話の始まりとは作品の醸し出す世界の創世の謂いである。
返信する

コメントを投稿