版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
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鯨って....

2011-05-25 11:25:22 | 食品 Food

最近珍しく近くのスーパーで「鯨のお刺身」が売っていました。
もちろん 私 大好きなので早速買ってきました。

今回は久し振りに食べ物のお話です。




近海のミンク鯨かイワシ鯨でしょうかね 私には区別は出来ませんが 
脂が少なく ねっとりとして柔らかく美味しい鯨でした。
鯨刺しは 近頃ではめったに食べられませんが 小さい頃から好きでしたね。

当時(1960年前後)の食料事情から タンパク源として 代用肉として
鯨カツとか 竜田揚げ 南蛮焼きなんかはよく食べさせられましたが
これらは 固くて筋っぽくて ぼそぼそで どちらかと云えば あまり好きではありませんでした。

お刺身が一番好きでしたが
鯨で他に好きだったのは こちら



ベーコン!です。
無駄にちょっとUP


これも たまたま先日相方が買ってきたものです。

私など 小学校4年頃に本当の豚ベーコンを初めて食べるまで ベーコンって 鯨だと思っていました。
豚肉なんかより よほど馴染み深い食品でしたね。
鯨カツなどは給食にも出ましたし 肝油ゼリー(鯨の肝臓から作られる)なんかも 栄養補助食品として食べました。
マーガリン・石けんも鯨油から作られて
我々世代の多くが 鯨は身近なものとして接していた時代でした。


この馴染み深い鯨が 今一層「反捕鯨」とかで騒がれています。

鯨を天然資源とみるか 保護対象の野生動物とみるか等の見解の違いを越えて
一部の「反捕鯨」行動の 強引でヒステリックな捕鯨全否定と 価値観の押し付けには 無性にムカっ腹が立ちます。
もちろん 鯨大好きの私は 細々でも鯨漁はつづけて欲しいのですが 
でも 積極的に「これからも捕鯨推進を」とも云えない思いです。

現代では 鯨の多くは「珍味」としてだけ食べられているようですし(実際私も酒のつまみ程度での執着です)
食の文化・伝統と言っても これからの世代が支持し その需要が無ければいづれ廃れるものかも知れません。
ただそれを決めるのは この伝統を持つ日本の次世代だ ということです。

でも これからの若い人 そんなに鯨 食べないだろうなぁ.....


で 今回の話題とは関係ありませんが <今日の花>は 蓮


城山公園の池に咲いていました。

ここ埼玉に 蓮の実を甘納豆にした和菓子を出しているお店があります。
「ふくさや」さんの「蓮の実甘納豆」 ちょっと苦みのある美味しいお菓子です。
我が家では 埼玉の数少ないお土産として使っています。




 


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