KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
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霧降高原秋便り

2005年09月07日 | 2005年のブログ
夏も終わりに近づき、山にはそろそろ秋の便りが届いている頃。
そんな秋を探しに、霧降高原に出かけてみました。


<オヤマリンドウ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
山の秋を代表する青紫色の花姿は、気高さと凛々しさを感じさせます。
てっぺんにだけ花をさかせるのがこのオヤマリンドウで、エゾリンドウは2~3段目にも花をつけることが多い様です。
お花屋さんで売っているリンドウは、エゾリンドウの栽培種です。


<タムラソウ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
実際に見るまでアザミと区別がつくか不安ですが、葉にとげが無く全く別物なのですぐわかります。
よく見ると、花も線香花火みたいですね。


<ウメバチソウ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
名前の様に梅に似た白くてかわいらしい花をつけます。
夏の終わりに湿原のそばなどで良く見かけます。


<アキノキリンソウ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
霧の中に佇むアキノキリンソウです。
さすが霧降高原ですね。時々晴れ間も見えましたが、ほとんど1日こんな感じでした。


<ノコンギク 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
淡い紫がかったやさしい感じの野菊ですね。
花の色は白から紫まで株によってまちまちの様です。ヨメナの花と似ています。


<オンタデ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
イタドリの高山型だとかで見かけも似ているのですが、花の少ない秋の山で見るとなぜかきれいな花に見えてきます。
富士山には花の赤いメイゲツソウがあります。


<クモマニガナ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
ニガナの仲間は変種も多く、同じ種類でも山ごとに花びらの数が違ったりするらしく区別が難しい様です。
一応クモマニガナとしておきました。


<シロバナクモマニガナ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
こちらもやはり区別がとっても微妙です。シロバナクモマニガナとしておきます。


<ヤマハハコとヨツスジハナカミキリ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
ヤマハハコは手で触れるとカシャカシャ音がして、生きている時からドライフラワーの様です。
ヨツスジハナカミキリが夢中でお食事中でした。


<ホソハナカミキリ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
ついでにハナカミキリをもうひとつ。セリ科の花でお食事中のホソハナカミキリです。

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ニッコウキスゲもいいですが、初秋の高原もなかなか良いものですね。


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