KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

ナツアカネとアキアカネ

2005年10月03日 | 2005年のブログ
日本には20種類ぐらいの通称「赤とんぼ」と呼ばれるとんぼ達がいます。
~アカネというのがその仲間ですが、ショウジョウトンボなども一般的には「赤とんぼ」呼ばれます。
そのなかで、最もよく見かける代表的な「赤とんぼ」ががナツアカネとアキアカネ。
どちらも初夏に生まれて、初秋の頃から赤くなりますが、どうして夏と秋なのでしょう?。


<ナツアカネ 2005/9/17 撮影地:千葉市>
赤くなったナツアカネです。しっぽ(腹)だけでなく、胸も顔も真っ赤になります。
初夏に池や田んぼなどで羽化した成虫は、そのまま平地で秋まで暮らします。
どうやら、夏にも身近にいる「赤とんぼ」なので、ナツアカネと呼ばれる様ですね。


<アキアカネ 2005/8/27 撮影地:霧降高原>
こちらは高原で避暑中のアキアカネです。しっぽだけが赤くなります。
そうです。アキアカネは初夏に平地の池や田んぼで羽化して、その後山や高原に移動して、秋涼しくなるまで避暑地生活をするのです。
夏にいなくて秋にたくさん飛んでくる「赤とんぼ」だからアキアカネだったんですね。

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赤とんぼを見ると、子供の頃に田んぼで赤とんぼやイナゴを追いかけた事を思い出します。
そういえば、最近田んぼに行ったことないなぁ・・・・。

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