7月15日にミヤマモンキチョウを見てきました。
ミヤマモンキチョウは北アルプス北部と浅間山から四阿山にかけての浅間連山にのみ分布する高山蝶。
浅間連山のものは外縁の黒帯が広く、アサマモンキとも呼ばれています。
(DATA:ミヤマモンキチョウ 2008/7/15 長野県東御市 SONY DSC-R1)
標高2000m付近の生息地の様子です。
樹林帯を抜けた頂上近くの斜面には、丈の低いシャクナゲや笹や食草のクロマメノキなどが一面に生えています。
ちょうど最盛期だったこの日は、♂も♀もハクサンシャクナゲで蜜を吸う姿が良く見られました。
ミヤマモンキチョウの♂です。
翅の縁や首、触角、足などが濃く鮮やかなピンク色をしているのが特徴です。
ミヤマモンキチョウの♀です、モンキチョウの様に黄色型は無く白色型のみの様です。
翅を透かせて撮った画像です。黒い帯がずいぶん太いですね。
滅多に翅を広げてくれる事はありませんが、この個体は翅を半開きにしてくれました。
モンキチョウは黒い帯の中に黄色い窓が沢山開いていますが、ミヤマモンキは全部黒く塗りつぶされます。
飛び立つ瞬間に表が撮れないかと連射モードにして待ってみました。
1枚目はちょうど葉陰に入ってしまいましたが、2枚目はギリギリセーフ♪。
こうして見るとモンキチョウとイメージが違うのが解りますね。
8時~9時頃はのんびり吸蜜する個体が目立ちますが、日中はかなり活発に飛び回ります。
この♂は食草のクロマメノキの上を♀を探して飛んでいる様です。
食草のクロマメノキです。亜高山から高山に生えるツツジ科植物で、白い小さな花をまばらに付けます。
気候の厳しい山の上では背丈はせいぜい人の膝くらい、横に地を這う様に広がります。
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近くの高原で他の蝶も色々撮ってきました。
もうすぐアップします。
ミヤマモンキチョウは北アルプス北部と浅間山から四阿山にかけての浅間連山にのみ分布する高山蝶。
浅間連山のものは外縁の黒帯が広く、アサマモンキとも呼ばれています。
(DATA:ミヤマモンキチョウ 2008/7/15 長野県東御市 SONY DSC-R1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/99/23045a61bd511d040a605a1b24fd958b.jpg)
樹林帯を抜けた頂上近くの斜面には、丈の低いシャクナゲや笹や食草のクロマメノキなどが一面に生えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d7/394014eb2e601fd4e078b70d4085d8bb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/74/a5abad8b6f1930fea8c4cbe115783912.jpg)
翅の縁や首、触角、足などが濃く鮮やかなピンク色をしているのが特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/21/03e35c099312aa287c24ad63393152d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f0/be98a6c767300e12c6d9f681c0f92df9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/93/5e5e1f1c311f433ec534c025789ae115.jpg)
モンキチョウは黒い帯の中に黄色い窓が沢山開いていますが、ミヤマモンキは全部黒く塗りつぶされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ca/ff53e0df39cd17f30a0e8ebddc1c119b.jpg)
1枚目はちょうど葉陰に入ってしまいましたが、2枚目はギリギリセーフ♪。
こうして見るとモンキチョウとイメージが違うのが解りますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1b/075f14a9fe991c083115851aa5f4e4b4.jpg)
この♂は食草のクロマメノキの上を♀を探して飛んでいる様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/4a/5ca1ceee752f01865a0a9dd25ddadacf.jpg)
気候の厳しい山の上では背丈はせいぜい人の膝くらい、横に地を這う様に広がります。
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近くの高原で他の蝶も色々撮ってきました。
もうすぐアップします。
凄いですね。
目的の蝶を探しに出かけるのですね。
やはりKAZさんのはかなり本格的ですよ。
普通のモンキチョウとは違うようですね。
私にも何となく違うように見えます。
綺麗なましてエレガントな蝶ですね
こんな素敵な蝶はじめて見ました。
目標の蝶が見られるなどなんと幸せな
ことでしょう
惚れ惚れとはこのことを云うのでしょうね
ピンクの縁取りが可愛らしく。。。
そして、とってもお洒落です♪
こんなお洒落さんもいらっしゃるんですね。。。
ハクサンシャクナゲで蜜を吸う姿は、
花と翅との色のバランスが素晴らしく。。
とっても絵になりますね。
素敵な蝶を見せて頂き、ありがとうございます♪
ミヤマモンキチョウですか
クロマメの木に卵を産みつけるのですね
ピンクの部分が愛らしいです
メスの表側には黒い部分はないのですか?
この地域だけの、クロマメノキを食草とするミヤマモンキチョウですか。
モンキチョウの翅にひとつづつ見られる、ホクロのようなシミのような斑点はどんな意味があるのでしょう。
3枚目の写真なんか とってもきれいだわ
平地のモンキチョウより可愛いわね♪
触覚も手足も頭も 翅のふちもピンク
こんな蝶がいるのね
KAZさんのブログは見たこと無い蝶を見せてもらえて
嬉しいわ!
若い頃に行った想い出の場所を、年取ってひとつひとつ訪ね歩いてる様なもんです。
もっと年取ったら山に登るのはきついかなと思い、最近は高い山の蝶を優先的に訪ねているんですよ。
若い頃初めてこの蝶に会った時にはずいぶん感激しました。
ましてや棲んでいる所が雲の上のお花畑みたいな所ですから、今でも青春の良い思いでとして残っています。
普通のモンキチョウも少しピンクに縁取られるのですが、あまり目立ちません。
ミヤマモンキチョウの縁取りは色が濃いのでとっても印象的ですね。
ちょうどシャクナゲも満開でしたので、蜜を吸う姿がたくさん見られました。
不思議と翅を開いた内側の毛はピンクじゃないんですよ、翅をたたんだ時に見える所だけがピンクなんです。
どうしてなのかな?。
♀と♂は翅の地色が違うだけで、模様は全く一緒です。
モンキチョウの翅の真ん中の丸い紋は不思議ですね。
シロチョウ科の蝶には他に、ヤマキチョウ、沖縄のウスキシロチョウなどにも同じ様な紋がありますね。
意味は良く解らないんですよ。
日本の蝶の中でも、綺麗どころのひとつなんですよ。
ピンクの縁取りなんて、なかなかしゃれてますよね。
白や黒の縁取りの蝶はいますが、こんな派手な縁取りの蝶は他にはいませんね。
今回は他にも色々撮ってきましたよ。