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ツマグロヒョウモン

2012年11月16日 | 2012年のブログ
めっきり蝶も少なくなったので、きょうは出しそびれていた写真からツマグロヒョウモンを。
日本に棲むヒョウモンの仲間は多くが年1化性の温帯~冷温帯のやや山地性の種ですが、
ツマグロヒョウモンはインドや東南アジアやオーストラリア沿岸などに棲む多化性の熱帯~暖帯の蝶。
繁殖力が強くパンジーやビオラなどスミレなら何でも食べてしまう為、温暖化に伴って一気に分布を広げた蝶です。
在来のヒョウモンの仲間の多くは野生のスミレしか食べませんから、山にでも行かないとなかなか出会いませんが、
ツマグロヒョウモンは街の花壇や民家の庭が主な発生地となっています。


(ツマグロヒョウモン♂ 2012/11/4 千葉市 α300/TAMRON SPAF90)


(ツマグロヒョウモン♀ 2012/10/27 千葉市 α300/TAMRON SPAF28-75)

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♀は毒を持つカバマダラに擬態していると考えられています。
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