(ツチイナゴ(幼虫) 2012/9/9 千葉市 α300/TAMRON SPAF90)
この鮮やかな黄緑色のバッタはツチイナゴの幼虫です。
良く目立つ明るい黄緑色の体に、目元の黒いワンポイントがなかなかお洒落なバッタです。
普通バッタは草むらにいてイネ科植物を好んで食べますが、ツチイナゴはクズの茂みなどやや高い場所を好みます。
多くのバッタは今頃は長い羽の立派な成虫になっていて、秋になると卵を産んで一生を終えますが、
ツチイナゴはまだまだこんな可愛いらしい幼虫姿。
秋も深まり多くのバッタが姿を消す頃、ツチイナゴは枯葉色の成虫となりそのまま成虫で冬を越します。
(ツチイナゴ(成虫) 2010/10/16 千葉県君津市 α300/TAMRON SPAF90)
ハナさんからリクエストがあったので、以前撮った成虫の写真を載せました。
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越冬後は初夏まで生きて卵を産んで一生を終えるそうです。